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□Ending−1 / 「かつて」と「これから」  ScenePlayer/朽花 むくろ : 登場/不可

GM: 戦いも終わり、“レギン”こと三島涼子はUGN系の病院へと運ばれた。
GM: 身体も精神的にも疲労困憊な状態で、暫くの間は面会謝絶。
GM: ……その間。 UGNでは彼女の今後の対応について色々と話し合いが行われたとか何とかで。
GM: ――数日後。 君の元に、身元引受人でもある霧谷さんから連絡を貰った。
GM: そして、今。
GM: 何故か……何故か? 住処としている古教会の中で。 涼子と真正面から向き合って座っていた。
むくろ: 「やぁ」
涼子: 「…………」
むくろ: 七輪の上に肉を置いて焼きつつ。何時もの変わらぬ口調で。
涼子: 「これはUGNからの私に対する嫌がらせと受け取れば良いのかしら?」
GM: 良い匂いが立ち込める中、正座しつつ尋ねてみる。
むくろ: 「友人に対して実に横暴かつひどい言い方だね。其処の君」
むくろ: 半焼けの肉(カルビ)を口に咥えつつ。
涼子: 「何時から貴女と友人になったのか問い質したいわね、とても。」
GM: そう言いつつ、良い具合に焼けた肉をもぐもぐしつつ……(何
むくろ: 「君はそうも思って無くてもわたしはそう思ってるよ。其処の君」
むくろ: 肉を噛み切って。
涼子: 「……そう。」
むくろ: 「確認しておこうかな。一つ二つ」
涼子: 「……何、かしら。」
むくろ: 「返答次第ではこの話を反故にしていい」
むくろ: 「簡単な話さ」
むくろ: 「7年前の事件。君は全部覚えているかな」
涼子: 「…………」
涼子: 「……あの日、私はこーちゃんに誘われて、こーちゃんの部屋に遊びに行った。」
涼子: 「暫くしたら下で悲鳴が聞こえたのよ。 ……見に行ったわ、二人で。」
むくろ: ふむ。肉をかじり。
涼子: 「――こーちゃんのおばさんは私たちの姿を見るなり何かを言おうとした。 ……だけどその前に、赤く染まって……動かなくなった。」
むくろ: 「ふむ」
涼子: 「その後ろからは、まるでテレビの中でしか見たこと無かったような怪物が立ってたわ。」  其処まで言って、一度頭を軽く振るい。
むくろ: 「わたしは君が言うように。グラウンド・ノッカー。地にて墓を暴くもの。──真実を掘り返すもの」
むくろ: 「だからわたしの前では誰もが真実を返し見る。そう。まだ話は続けられるかな。其処の君」
むくろ: 肉ではなく。そう。グラスに入ったただの水をそっと前に。
涼子: 「真実、か。 ……今となっては嫌な言葉ね。」 視線を下に。
涼子: 「――ともかく。正直、その後の事は余り覚えていないわ。 ……気付いたら、私の両手は血に塗れて。怪物も倒れていた。」
むくろ: 「ふむ」
涼子: 「その後はまた気を失って。 ……気がついた時には全く見知らぬ場所に居た。」
むくろ: 「かの人はいった。”平凡な人生こそ真の人生だ。虚飾や特異から遠く離れたとことにのみ真実があるからだ”、と」
むくろ: 「うん。孝一君がその日君を誘わなかったなら。君の父がレネゲイドに関連した職についていなければ──今の君はここにいないだろうね」
涼子: 「……そう、でしょうね。」
むくろ: 「ニンゲンの人生は選択肢の集合だ。うん。よく言えた。だから。もう一度言っておこうか」
むくろ: 「君はよくやった。そして楽になっていい」
むくろ: 「単なる選択だ。もう一度UGNに話を通してもいい。君が戦わないようにと」
むくろ: 「それでも。孝一君を、君の失った思い出の為にも戦うというなら。もう言う事は無い」
むくろ: 「安らぎなら何れ血となる水を。闘争の日々なら己の血となる肉を。その身に入れたまえ」
むくろ: ほい、ともう一度水を差し出す。
涼子: 「――…………」
むくろ: 「君の苦しみはわたしが覚えておく。辛かった、だろうね。7年間も真実を抱えて来た訳だ」
むくろ: 「うん。これはあくまでわたしの客観的な意見に過ぎない」
むくろ: 「君の友人である、あろうとする事もわたしの単なる発作に過ぎないよ?──其処の君」
むくろ: 肉をぱくつき。はむはむ。
涼子: 「……私は、貴女の手を借りるつもりはない。 貴女を通して話を、とか。冗談じゃないわよ。」
涼子: 「……そもそも、こーちゃんにも会わせる顔なんて……ある訳無いじゃない……。」
GM: 両方とも手をつけず。 しょんぼりと。
むくろ: 「ふーん」
むくろ: 「君の過ちはだね」
むくろ: 「君だけが持っている思い出を人にただ押し付けて在りし日に帰ろうとした事だ」
むくろ: 「いいかい。今の君には何も無い。会わせる顔なんてある筈も無い」
むくろ: 「求めているのは選択だよ。意地か。安息か。それだけさ」
むくろ: 「力の持つ義務なんて無い。君の自由だ」
むくろ: ふふん。
むくろ: 「わたしは、ね。其処の君」
むくろ: 「君には。そう。幸せになってもらいたい」
GM: 顔をあげないまま、話を聞く体制。
むくろ: 「大人になったと自称する手向けとして。渡すものは言葉。受け取るのは意志。それだけだよ」
むくろ: ずぃと顔を寄せ。
涼子: 「…………そう。」 顔を寄せられればぷいす。
涼子: 「――分かってる、わよ。 癪だけど、奴も言っていた。 ……選択した結果は全て受け負わなければならない。」
むくろ: 「もう今の君の血の一片からその涙の意味まで。──もう墓から掘り返したわたしのもの(所有物)だ。無為にする事は許さない」
むくろ: 「それだけだ」
むくろ: 顔をもどし。
GM: それだけ言えば、無言で焼き肉をつつき始める。 ……それが返答だとでも言うように。
むくろ: 「ふぅ」
むくろ: 「其処の君はあいも変わらずツンツンだな。ちっとも懐いてくれない」しょんぼり。
涼子: 「いきなり態度が変わる方がおかしいでしょう、普通。」 ひょいぱくひょいぱく。
涼子: 「……一つだけ言っておくわ。」 ひょいぱく(ry
涼子: 「私は『其処の君』なんてのじゃない。 ……三島涼子と言う名前を持ってるの。」
むくろ: 「うーん」
むくろ: 「じゃあそう呼ぶことにしようかな。──涼子君?」
むくろ: 「うん。わたしの名前は知っているかな」
むくろ: 首をかしげ。
涼子: 「朽花むくろ、でしょう。 ……霧谷と言う人から教えられたわ。」
むくろ: 「じゃあ、むくろなりむっちゃんなりお花ちゃんなり好きに呼んでくれ。愛を込めて」
むくろ: 「親愛でよろしく」
涼子: 「冗談は貴女の存在だけにして欲しいわ。」
GM: ぷいす。
むくろ: 「ツンツン禁止。おねーさん寂しい」
むくろ: ぶーぶー、文句言いつつ。
むくろ: 「うん。ニンゲンの君はまだまだ悩み。喜び。苦しむべきだ」
むくろ: ずずいと。霧谷雄吾から預かった書類を差し出して。
むくろ: 「ほら。君の学生証とその他諸々。花の学生生活を謳歌するといい」
むくろ: 「失ったと思っている思い出と共に。だから今日は前祝だ」
むくろ: 肉を網に載せて。ふふんと笑う。
涼子: 「…………そう。」
むくろ: 「おめでとう。涼子君。君の選択に幸あらん事を」
GM: 一瞬、驚いたような表情を見せる。 ……直ぐにまた、逸らす訳だが。
GM: ただ、確かにその口は。 動いていた。
涼子: 「“     ”。」
むくろ: 血のように赤いワインコルクを噛んで抜き取り。
むくろ: 無造作にグラスに注ぎ込む。
むくろ: ──乾杯。



□Ending−2 / いつか来るべき日のために  ScenePlayer/浜宮 湊華・大野 琢磨・五十嵐 雅也 : 登場/不可

GM: 何とか、この街――と言うか。蓋を開ければ一人の少年に対する脅威を去らせることは出来た。
GM: と言う訳で、一段落がついたら報告ヨロね!とか樫村さんから頼まれていた為に。
GM: こうしてまた、コンビニの二階で3人と1人が机を挟んで座りあってるわけですよ。はい。
雅也: 「・・・・・・」珍しく、腕を組んで何か考え込んでいる
湊華: 「・・・・・・・」心なしか不機嫌そうな表情でノートPCに何かを打ち込んでいる
樫村: 「……え、えーっと。 ……とりあえず、チョコレートでも食べる……?」
琢磨: ピ、ピピ、ピ……。黙々とバーコードスキャナで商品チェックをしつつ、品物を積み上げる。。
GM: 何この超重い空気。 居た堪れなくなって、バレンタイン用のチョコをそっとテーブルの上に置くね……。
湊華: 「・・・・・結構よ。」データ入力しつつ
雅也: 「いらね」こちらもそっけなく
琢磨: 「…ああ、えっと。報告でしたな」死んだ魚の目のような顔を上げつつ。
湊華: 「・・・・そうね、取り合えず報告ね。」かたん、とデータ打ち終わり
樫村: 「う、うん。 して貰えると嬉しいかな、とか。」 どーしようかな、この感じと苦笑しつつ。
湊華: 「・・・・結論から言うと、”森の囁き”の始末には失敗、逃げられたわ・・・・被害が無かったのは不幸中の幸いというところね。」
雅也: 「手駒は奪ったが、たぶんすぐに次が補充されるだろうな。」
湊華: 「・・・・つまり、追い払っただけで、問題は何も解決していない。」<すぐに次が〜
琢磨: 「唯一の救いは、奴の、今回の企みは阻止できたーってくらいでしょうかね」商品リストを開く。
樫村: 「成る程ね。 ……まぁ、けど。うん。 浜宮君の言うとおり、被害が無かっただけでも上々だよ。」
湊華: 「・・・・今回は、ね。」<被害が無かっただけでも〜
琢磨: 「そして、データの蓄積と」
湊華: 「ええ・・・で、樫村さん。」
樫村: 「何かな。」
湊華: 「次は私はあいつ相手に前線張るのは辞めておくわ・・・・代わりに、このデータの人員が手漉きだったら、優先的に出張らせて頂戴。」
湊華: 先程打ち込んでいたノートPCを見せる、そこには
湊華: 今回で得た”森の囁き”のデータを元に、最も有効と見られる人員が優先順に並べられている
湊華: まあ、湊華以外のPCの名前はあるけどね(何)
GM: 自分のは入れないのか(何
湊華: 湊華自身は後方支援とか後方指揮の方が良いと判断している
湊華: 「勿論・・・私自身も無関係を決め込むつもりはない・・・、補給、支援、調査、全体指揮・・・得意な分野でフォローするわ。」
琢磨: 「ああ、俺の名が無いんだったら、後で勝手に付け加えておくから」
樫村: 「……うん、了解したよ。 今後、同様の事が起こった場合にはこのリストを参考にして選ばせて貰う。」 
湊華: 「勿論・・・貴方達の名前はあるわよ、対象との戦闘経験がある人は貴重だし。」>琢磨
琢磨: あいつチョーむかつく!と愚痴りつつ、抑揚を付けてキーを叩いた。
樫村: 「珍しいね、大野君。 君が自分から面倒事に突っ込もうとするなんて。」 そんなにコンビニのレジでDQNな人たちの対応が嫌なん?とほろりつつね……(何
GM: まぁ冗談は横に置いてだな(何
琢磨: 「俺、退院明け日なのにコンビニの仕事したくないっす…」(何)
樫村: 「バレンタイン的な意味で駆け込みチョコを買いに来る人とかマイチョコを(ry)の人が多いねん……」(何
雅也: 「そっちはまだ続いてたっけな。正直忘れてたぜ。」
琢磨: 「まー、売れ残ったチョコがあったら翌日に何個かくだせえ。頭の栄養にしますんで」(何)
湊華: 「まあ、とりあえず報告は以上かしら・・・・」
樫村: 「五十嵐君には朽花君からチョコレートの欠片を預かってるけど……」(何
雅也: 「んなやばそうなもん受け取れるか? それより支部長さんよ、俺も話がある。」
樫村: 「謹んで聞くよ。 何かな?」  ちぇーと五十嵐君の前に欠片置きつつ。
雅也: 「今回の依頼、依頼料はいらねえ。代わりに一つ頼みがある。」
雅也: 「あんたらのつてで、殴り合いの上手そうな奴、誰か紹介してくれ。」
樫村: 「殴り合い? ……肉弾戦が得意な人と言う意味かな。それ位なら容易い事だけど、一応理由を尋ねても良いかい?」
雅也: 「あんたらの依頼何度か受けて、それで動いて思い知らされたことがある。」
雅也: 「俺は・・・正面からガチでの殴り合いなら、OVでもそんじょそこらの奴には負けない自信はある。」
雅也: 「けどな・・・前回や今回は、黒幕の野郎に一発も入れられなかった。」
雅也: 「たぶん我流の喧嘩じゃ限界があるんだ。逃がさず仕留めるには。」
雅也: 「だから。その辺が出来る奴を紹介して欲しい。」
樫村: 「そうなると、同年代の子よりもある程度コーチしてあげられるタイプの方が良さそうだね。 分かった、善処するよ。」
GM: まぁ任せておいて、とゆるく笑いつつ。
雅也: 「早めに頼むぜ。」
琢磨: テーブルの上にあるチョコを何気なく手に取った。そういや、むくろがチョコ喰ってたよなーとぼんやり思い出す。
琢磨: 倒れて気を失った時に見た夢。──そこで見た者がアイツに似ていたかもしれない──どんな夢だったか、ついぞ思い出せないが。
琢磨: 「思い出す必要も無いか」小さく呟いてチョコをポケットに入れ、作業済みの山を見た。
樫村: 「あ、バックヤードにまたさっき新しいの届いてたから宜しく頼むよ。」(何
琢磨: まだ、暫くは終わりそうにない。溜息が自然と出てきた。
琢磨: 「エーー!」(何)



□Ending−3 / メッセージ・ソング  ScenePlayer/崎田 和 : 登場/不可

GM: 時間は少し戻り、激しい戦闘を行った次の日へ。
GM: あの後、突然に崎田家に押し込まれた孝一は、和君が家に帰っても素直に待っていた。
GM: と言うか、ちゃんと約束通り夕飯作ってもくれた……(何
: ありがとう……(何)
GM: そして、何か勢いと言うか。 気付いたらゲームやら話やらをしまくってて超遅い時間。
GM: もうそのまま泊まってけ?的な流れになったので、孝一は叔父夫妻に連絡後そのままお泊りし。
GM: ――次の日。
GM: 菊の花を片手に持った孝一と共に、街中を歩いていた。
: あれ、俺って意外とタフよねあんなことがあった後にとか。超寝不足な目で黄色く見える太陽に呟いてみた(何)
GM: 孝一が(ゲーム的な意味で)眠らせなかったとかでも良い(何
: 孝一君ったら大胆(何)
孝一: 「つーかお前、どうしたよ。 何時ものお前なら47時間耐久でもヨユーとか言ってる癖にさー。」
GM: 夕飯と朝食俺に任せて置いてお疲れとは良い御身分ね!的な……(何
: 「1時間はどこに消えた……いやほら、久々ガッコー行ってこれだから多分精神的疲労?」
孝一: 「意外と繊細だったんだな……」 ほろりと。
: 「俺ってばデリケートだしー。せんせーたちに問い詰められて疲れちゃったんじゃね?」超ぼー読みで言ってやるね(何)
: 「繊細とか、俺のこと解ってくれるのはお前だけだぜ孝一……!」軽く肩組んでむせび泣く。
孝一: 「つーかマジで辛いのなら、無理して付き合わんでも良いぜ……?」 余り面白い事でも無いしーと。
孝一: 「えぇい離せ離せよ、花ぽっきり折れるだろーが!?」 ぎゃーつくぎゃーつく。
: 「あに言ってんだよ。両親に紹介してくれつったの俺だろが」忘れたのかー。と言いつつ手は放し。
孝一: 「そう言う言葉は可愛い子に言って貰いたかった……バレンタインも近い的な意味で。」
GM: お前、昨年に続いて今年もおばさんのチョコ代わりに作ったと聞いたぜ……?と、憐み含んだ目でですね……(何
: 「ちゃんと付き合うから大丈夫だっての。……あ、ご挨拶の言葉とか何希望? 定型文的に『こーいちくんをぼくにください』でいい?」ぇー。
: 「うふふ言うなよ……」超遠い目した……(何) <チョコ作り
孝一: 「ンなこと言ってみろ、山の上から落としちゃる。」 丁度急斜面の竹やぶがある場所でしてね、と……(何
: 「孝一ったらカゲキ」キャーとか言いつつ。まぁそろそろ着こうぜ……?
GM: 落ちつけ、着くのはシーンが終わってからだ(何
GM: まぁ、そんな感じで街中をてふてふと歩いていると。
: (そうだったのかー)
GM: 家電量販店の店頭にあるテレビから、軽快な音楽が流れてくる。
孝一: 「――……ん? これって……」
GM: 足を止め、その画面を食い入るように。
: 「んぁ? どーしたよ」反応した様子に、此方も歩を止めて。
GM: テレビには、某教育テレビでこの時間になったら流される子供用の音楽番組が流されている。
孝一: 「……昨日のあれからな。 多少、考えたんだ。」
GM: ぽつりと。
: 「──ふーん」気のない素振りで長めの頷き。
孝一: 「んで、思い出した――と言えるのかどうか、分からんけどな。」
GM: つーかこの曲まだ流されてたんだなーとか呟きつつ。
: なんとなく高等部で手を組み、頭を支えつつ。
: 「なんか、気づいたことでもあんのか?」
孝一: 「小学生の頃な、俺。 ……ちょっとまだ、顔とか名前とか思い出せないままなのがもどかしいけど。確かに仲良くしてたような女の子がいた筈なんだ。」
孝一: 「その子はその時俺が住んでた場所の近所……アパートだったんだが、それの隣に住んでてな。」
: 「ほう」
: #高等部じゃなくて後頭部ですね……
孝一: 「だからまぁ、小学校上がる前から色々と仲良くしてたわけよ。 ……だけどほれ、小学生の年齢ってちょっとだけ悪ぶりたかったり、そう言う時期じゃね?」
: 「だぁな」
孝一: 「……他の奴にからかわれてなー。 ある日、とうとう俺はもう付きまとうな!とその子に言っちまった訳だ。」
孝一: 「勿論、その後でその子は泣いちまうし。家に帰れば耳が早いわ母親にどつかれるわで散々な目にあったなーと言うか。 ……ま、流石に俺もその時には後悔し始めてた訳で。」
: 「おま……最悪だなそれ。……まぁ若気の至りって奴だとは思うが」手を解き、かすかに非難の目で見るも、自分の当時を思い出し。続けて訂正して。
孝一: 「しゃーねーだろ、男子になら誰にだってある黒歴史だと思わね?」 な?と。
: 「残念ながら俺にゃそんな甘酸っぱい思いで作れる小学生時代を送ってなかったんです……」虚ろに答えつつ。まぁ先どうぞと。
孝一: 「ともかく、謝らないとなーとは思いつつも、なかなか素直になれなかってな。 ……結局散々と考え抜いた末、前にその子が可愛いーとか言ってたような気がした戦隊物のソフビキーホルダーを持ってその子の家に向かった訳だ。」
: ふむ。と頷く。
孝一: 「……で、その時に渡したのが――」
: 「ひっかかてるそれか」
孝一: 「いえーす。 ……これと同じ奴だ。」
: 台詞を先取って。示された人形を見た。
: 「んじゃその子……つぅか、あの子なんだろ。その持ち主」割とあっさり言ってみた。
孝一: 「……なの、かもな。」
孝一: 「ま、思い出せたのはその辺りまでだけどな。残念ながら。 ……ただ、そんな事があった後で直ぐに俺も両親亡くしちまったから……」
: 「あんだけ切羽詰って『捨てるな』とかさ。本気で大事にしてたんじゃね?」憎いね色男ー。とか肘でうりりつつ。
GM: 多分そのごたごたで忘れちまったのかな、と。苦笑して。
孝一: 「……かねぇ。」 はふり、と息を吐き。ポケットの中にまた突っ込んで。
: 「……かもしんねぇな。ま、そんなごたごたがあった中、それだけ思い出せればまだ上出来って奴だろ」
: 「もやもや解消するいい方法があるぜ。孝一」聞くか? と軽く首かしげ。
孝一: 「そう言って貰えると助かるわー……って、何だ?」
: 「その娘、三島と会って、彼女の持ってる思い出を共有してもらうこった」
: 「案外。話を聞いて想像するだけで、自分で経験したことなら思い出すっつぅか、自分の記憶になったりするもんだ」
孝一: 「もう一度、か。 ……まぁ、そうか。それも……ありかもな。」 昨日の事を思い出すと迫力的な意味で少し怖い気がするが、とか付け加えつつ。
: 「話を聞いたりしたりするだけで、あの三島ちゃんとの共通の時間を戻せるだろうし、何よりも──」
孝一: 「何よりも?」
: 「それだけの思いがある相手なら、“これから”も作っていけんじゃね? おまえにその気があるならだけどよ」
: それ以上はシラネ。と軽く肩すくめ。に。と笑う。
孝一: 「――そっか。」 顔を綻ばせ。
: 「向こうは勿論“その気”はあるだろうからな?」茶化すでなく断言する。
孝一: 「そうだな。 ……あれからあの子が何処に行ったかは分からないけど。」
: 「“これから”が増えていくなら、“これまで”の空白は何とかならぁな」
: バシッと背を叩き。
孝一: 「俺とあの子は、きっと“必ず逢える”。」
孝一: 「“思い出した”んだしな、それが欠片でも。」 ってちょ、力込め過ぎだっつーの!?と背さすり。
: 「上等」その答えに満足げに笑って見せて。
GM: そして、もう一度テレビの画面を見て。
孝一: 「……そうか、そう言えば――そうだったな。」
: んー。と。呟きに声をかけるでなく、問いかけの視線。
孝一: 「男の子と女の子の曲なのかな、とか言ってたのも。 あの子だったのかもしれないな。」
GM: 一人、何かを納得し。
孝一: 「――っと、やべっ!? 次の電車の時間に間に合わなくなる!?」
GM: 唐突に時間に気付いて焦りだす。
: 「おいおい、案内役がそれじゃ困るでしょー?」
: ほれ行くぜ! と、再度背を叩き、駅へと走り出す。
孝一: 「お、おう!」
GM: 花が折れぬよう、後について走り出す。

GM: ――その“メッセージ”は確かに伝わったよ、と。
GM: 軽快で、暖かな詞に乗せて。
GM: 冬の街を駆け巡る。




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