□EndingPhase / OnStage

◇Ending-1 / ご依頼の品はこちらです
ScenePlayer/“名伏せの住人” 北条 一真 : 場所/神城グループ黒巣市支社・朝方  : 登場/不可


GM: さて。キミは守り刀を持って支社ビルの一室にやってきています。
GM: 向かい合うのは、神城早月です。
GM/早月: 「早いわね。もう入手できたんだ」
一真: 「俺を舐めて貰っては困る。 情報を抑えればある程度の時間は短縮可能なんだよ。」
一真: 守り刀と、簡単な今回の経歴が記してある紙を差し出して。
GM/早月: 「言うわねぇ・・・それじゃ、さっそく依頼の品を見せてもらおうかしら」
GM/早月: 「ふうん、これがFHの秘密兵器・・・・って、なにこれ」
GM: 罅だらけのぼろんぼろんな守り刀を見て
一真: 「何、と言われてもな。 かなりの骨董品らしかったからな。」
一真: 「相手さんが使っている内にひび割れたりしたんだろうよ。」
一真: 肩をすくめつつ。
GM/早月: 「・・・あなた達が壊した、の間違いではないの?」
GM: じとーっとした視線で、キミを見る
一真: 「さてさて。 俺達がコイツと対峙する前まで本当に壊れていたのかなんて……流石の俺でもさっぱり。」
一真: 「それを証明しろと言うのは"悪魔の証明"になるんじゃないか?」
GM/早月: 「へぇ・・・情報さえ抑えれば、とかなんとか偉そうなことを言っていた人のセリフとは思えないわね」
GM: やっぱりじとーっとした目で見やる
一真: 冗談っぽい口調は崩さずに。
一真: 「ある程度ってちゃんと先に言ったろ? 完全に、ってーのは流石にな。」
GM/早月: 「・・・ま、いいけどね。依頼は依頼。偽物を持ってきた訳じゃないんだし、ミッションコンプリートなのは認めるわ」
GM: 不満そうだが、一応納得はしてくれたらしい。一応。
一真: 「俺達は神でも何でも無いもんだからな。 認定感謝。」
GM/早月: 「あーあ。こうなっちゃうと、調べてもどこまで技術解析できるか疑問よね・・・ま、でもないよりマシか」
GM: ぶつくさい言いながらも、規定の報酬額が書かれた小切手を渡してくれる。
一真: 「ま、期待してるぜ。俺としても一応、そう言うのには興味がある方なんでな。」 小切手受け取り。
GM/早月: 「た・だ・し。ミッションコンプリートとはいえ、予想されうる最低限の達成度だからね。報酬上乗せは無しってことで」
GM/早月: 「次に依頼する機会があれば、もうちょっと頑張ってくれると嬉しいわね」
GM: 小さく笑みを浮かべて、挑発するような口調でそう言う
一真: 「それに関する評価は甘んじて受けよう。 せいぜい努力するぜ。」
一真: 参った、とでも言うかのように両手を軽く挙げ。
GM: では、シーンエンドOK?
一真: 「そいじゃ、俺はこの辺りで失礼させてもらうか。 色々と此方からも期待させてもらうぜ。」
一真: それだけを言い残し、軽く手を挙げて偽りの従者は去っていく。
一真: さてと。 次は何を調べるかな?



◇Ending-2 / 任務完了
ScenePlayer/“静かなる猟犬” 風見 高人: 場所/UGN黒巣市支部・午前  : 登場/不可


GM/美鈴: 「報告書は読みました。昨夜は大変だったようですね」
GM: というわけで、ここは支部長の部屋。
高人: 「……ええ。自分一人じゃ厳しかったでしょうね」微妙に疲れた顔で。
GM: 宮仕えな任務をうけたキミは、事件終了後に簡易な報告書を提出。そして今、口頭で報告をしたというところだ。
GM/美鈴: 「そんなことははじめからわかっていたわ。だからこそ、仲間を集めるところ込みで貴方には期待していたの」
GM/美鈴: 「所詮、OVの・・・人の力には限界があるわ。だからこそ力を合わせることが大切」
GM/美鈴: 「たった一人で・・・いえ、一振りで最強を目指した“Blade Eater”に足りなかったものこそが、私たちの武器よ」
GM: くすり、と笑って。そう答える。
高人: 「そうですね……一人の力じゃたかが知れてる……自分だけじゃどうにもならないこともある」
高人: 過去の思い出を少し思い出しつつ呟く。
高人: 「……俺も一人だったら、今はもうこの世界にいなかったでしょう。そして、今回も」
高人: 「津嶋や"アノニマス"さんがいたから、この事件を解決できた」
高人: こちらも、つられて笑う。
GM/美鈴: 「そういうこと。・・・だから、これからもイリーガルとして協力よろしくね。」
GM/美鈴: 「ついでに、将来はエージェントになってくれることも視野に入れてもらえると助かるわ」
GM: そういって、彼女はいたずらっぽく笑うのだった。
高人: 「……面倒事は勘弁願いたいんですが……まあ、自分や周りを護るためなら、悪くはないか……考えておきます」苦笑いで返す。
高人: 「それじゃあ、また何かあったら呼んでください。できる限りで協力しますので」そう言って、市部長室から退室します。



◇Ending-3 / 戻ってきた日常
ScenePlayer/“正位置の太陽” 津嶋 皓: 場所/教室・朝方  : 登場/不可


GM: ここは、教室。登校してくる生徒達がお互いに挨拶をかけあっている。
GM: 最後の《ワーディング》の影響もあってか、双香は事件の結末部分は覚えていなかった。
GM: ゆえに
GM/双香: 「おはよう、津嶋くん!」
GM: 元気にこちらに笑いかけてくる。通り魔は警察につきだした、と知らせてあるためだ。
: いつもと同じ、少々早めの登校。自分の席を抱え込むようにまどろみつつ、その矢先に声。
: 「ん? あ、おはよう」声に、顔を上げて返す。
GM: ちなみに、双香の部屋で切られたのは、実は大した怪我じゃなかった、ということになっている。
GM: 彼女の部屋の血糊を綺麗に消したので、それを見て納得したようだ。
: 「今日は何も無かった?」身を起こし、軽く伸び。
: うい。了解。
GM/双香: 「うん、何もなかったよ。もう変な視線も感じないし」
GM: にっこりと笑う
: 「そっか。良かった」言葉にはこちらも笑い。
GM/双香: 「津嶋くんには、何度お礼をいっても言い足りないね・・・」
GM/双香: 「津嶋くんが守ってくれたから私は助かったし、通り魔も警察に捕まえてもらうことができたし」
GM: そういってから、軽く居住まいを正して
: 「変なのに絡まれて、大変だったよね……」本当、ごめん。と続けようとして、寸で言葉を飲み込む。
GM/双香: 「ありがとう、津嶋くん」 きちんと頭を下げて、お礼を言う
: 「……」
: 「あ、うん。どういたしまして?」
GM/双香: 「・・・あれ? どうしたの、津嶋くん。なんか、ちょっとぼうっとしてたみたいだけど」
: 思わず間抜けな返答。
: 「いや、何か畏まって言われると、うん……」眼を逸らし、むしろ申し訳なさそうに。
GM/双香: 「くす、照れちゃってるんだ。・・・本当に凄いな、津嶋くんは。」
GM/双香: 「強くて、でも驕ったりしないで。きっと正義のヒーローって、津嶋くんみたいな人なんだろうね」
GM: やさしそうに、嬉しそうに。笑ってそう言った。
: 「……それは、違うよ」
GM/双香: 「え?」
: 「ヒーローなんかじゃない……御免。紋枷さん、本当、御免」
: 眼を逸らして。後半の言葉は聞こえないよう、届かないよう。押し殺す声。
GM/双香: 「津嶋くん・・・?」
: 「……ともあれ、終わって良かった」無理に顔を上げ、何とか笑い。
GM/双香: 「えっと・・・うん、そうだね。何はともあれ、終わって良かったよね」
GM: 皓の態度をいぶかしみながらも、そう答える
GM: そこで、丁度朝のベルが鳴る
: 「もう、こんなこと無いといいよね、本当に……チャイム、鳴ったよ」
GM/双香: 「うん、席につかなくちゃね。・・・それじゃね、津嶋くん」
GM: そうして、彼女は自分の席へ戻っていく。自分の居場所(にちじょう)へ。
: 頷き、軽く手を振ってその背を見送りつつ。
: 「──嘘はつかない。って」呟き、再度机に伏せる。
: 「……そう言う僕が……」面と向かって謝れないこと。それがこの日常を守る事だって解っていても、尚。
: ──一番嘘吐きじゃないか。
: 自責の言葉は、声にならない声。





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DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
      「Blade Eater」
         - End -
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