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□EndingPhase / OnStage

◇Ending-1 / 淋しき胡蝶の見た夢は
ScenePlayer/津嶋 皓 : 場所/黒羽高校跡地 : 時間/2026 : 登場/All


GM: ――かくて“世界”はこれまで通りのものへ。
GM: 鈍色の雲は相変わらず空に居座り続け、建物は古び煤けたものへと。
GM: 数刻前までは立派だった“此処”も、最早形が残っているのが奇跡と呼べるだろう。
GM: その様な場所に、先ずは六つの人影が……


: 「──…………」薄い覚醒。目に映るのは、廃墟となった校舎。
: 「……戻った、か」ふぅ。と息をつき。片手を先ずは顔の前に上げ、灰色の空を指の間から見た。
GM: 皓君の近くには、見覚えのある“明るい色の髪を持つ青年”が共に倒れている。
: そのまま、両手で一瞬顔を覆い隠し……ほんの一瞬だけ、微かに肩を震わせ──直ぐに顔をぬぐった。
GM: そして少し距離を取ったところで“茶色の長髪を後ろで縛る子供”と。
: 「…………イブ?」息を吐き、腹筋で半身を起こし。傍らの少年へと声を。
GM: 先ほどの戦闘で色々と煤けたり汚れたりしたのであろう白スーツを着込んだ“マスター・ディアボロス”の姿が。
: まぁそれは無視(何)
GM: おういえ(何
SubM/イブ: 「………」気絶したままだ。でももうぐったりとはしていない。
: イブには近寄り、軽く頬を叩き……うん。生きてはいる。そのことに安堵しつつ。
GM: ――まぁ、とは言え。 どうやら向こうさんの方はそこそこ耐久性もあるらしく――(何
: 「夢から醒めれば・・・・・」崩れかけた校舎跡に背を預け、一瞬失くした腕で煙草を取ろうとし、改めて右腕で煙草を取り出し咥える。
: 「……それと、あれは……睦月、とかいった子だったか?」呟きつつ、もう一人の少女の様子も確認。
: 「やれやれ──戻れたようですね」視界を遮る長い髪の毛を指で掬い、耳にかけて。
“M.ディア”: 「……ぐ、ぐぐ……。 き、さまら、よくもやってくれたな……!」   根性で何か起き上がった(何
: 「邪魔しないでくれないかな、良い処なんだから」起き上がったその場を目掛けて、落雷(何)
: 「・・・・そこにあるのは”現実”さ。」火をつけ、ぱちん、とジッポーの蓋を閉じつつ
GM: (ぎゃー(何
: 「操、加賀津さん」落雷に気がつき、軽く手を振って合図。
: 膝に付いた泥を手で払い、倒れている昴の処へと。掛けられた声には同じように軽く手を上げて。
: 「よお、無事だったようだな〜」軽く手を上げて、答えつつ
: 「其方こそ。無事に帰れたようで何より」
“M.ディア”: 「く、そぉっ!! まだ、まだ私は――!」
: 「睦月は君に任せるよ」彼女に操が近寄れば、此方は再度イブの方へと戻り。
: 「まあ・・・・あそこで死んだら、命日がおかしくなるしな〜」ついでに、手榴弾をぽーいとMでぃあぽんに投げてふっとばしつつ(何
GM: 其処まで吠えたところで。 唐突にその背後から何やら細長いものが伸びたと思えば――“マスター・ディアボロス”の頭にクリーンヒット。
GM: 更に、手榴弾の攻撃も浴びて吹っ飛んだ(何
: 「…………」二重攻撃に騒がしく喚く白スーツにこの時初めて視線を投げ
GM/**: 「――ったく。オージョーギワが悪いとでも言うのか何と言うのか。 負けちまったラスボスはさっさと退場しろっつー話だろ、常識的に考えて。」
: 「……何を遊んでるんだ、アレは」はぁ。と軽くため息ひとつ。
GM: 煙の奥より新たな声が一つ。
: 「誰だ?」
GM: 煙が薄まれば、其処には鉄パイプのような物を持った全身黒づくめの人影。
: 「(ぷふ〜と紫煙を吐きつつ視線だけ向ける)」
GM: 鉄パイプにはもしかしたら達筆な字で何か書いてあるかもしれないけど気にすんな!(何<どっかで拾tt(ry(何
: 起きない“友人”を背に担ぎ上げつつ、その人物を見て。
GM: んで、その姿に先ず皓君は見覚えがある。
GM: 序でにイブさんも見覚えあるんだけど・・・起きてないんだよね(何
SubM: ああ(何)
: 誰だろう……藤堂?
SubM: ここは寝ておいた方がいいかな(何)
GM: まぁ、皓君に取っては。 『イブさんがこの辺りに出没している』って噂を持ってきた人物。
: ふむ。
GM: んで、イブさんに取っては『“マスター・ディアボロス”の捕縛、もしくは追い払いを依頼した』人物。
: 「貴方か……まぁ、情報は正しかった。それについては礼を言うが……」胡乱げに見て。
SubM: ほむ。
: 「それと同時に、今回の件を起こしたのも、貴方か?」
GM/**: 「そら、正しいに決まってるだろ。 実際にこの目で見てからお前に噂流したんだしなぁ。」
GM/**: 「あー……その辺り微妙なんだが、まぁ。“仕掛け人”側の一端であるには違いねぇな、困った事に。」
: 「それはどうも。……で、本来の目的は何だったんだ?」返答次第では。と。片手に握った得物を軽く示し。
GM: 鉄パイプを地面に置いて、溜息漏らしつつ。
: 「(煙草を地面に吐き捨て)」
GM/**: 「ちょ、まぁ待てよ。 俺は非力なんだ、攻撃されたら一発で死ぬっつーの!?」 両手を上に上げつつも。
: 一瞬、その人物の声に不審な視線を投げ……心当たりに目を細め。
: 「…………ああ、なるほど。──まぁ、多分敵じゃないだろうね、貴方は」
: 一人得心して頷いて。「……では、“知人の誼”でタネ明かしをしてくれないかな」
GM/**: 「おお、これでも自分で胡散臭いだろうなーとは思ってたが、一応は認めてはくれるんか。」 はっは、と何か軽い笑い。
: 「充分胡散臭いよ。いいから、どういうことかさっさと説明してくれないかな?」
GM/**: 「まぁ、種明かしってか本来の目的ってーとアレだ。」
GM/**: 「其処の“鉄衣の剣舞”に依頼持ってってー、んで正……違った、“逆位置の太陽”に噂持ってってー。」
: 「一度信用した相手はなるべく疑わないようにしているのでね」
: 言い直さなくていいのに。と思いつつ、まぁ黙っていよう(何) <CN
GM/**: 「此処に埋まってたタイムカプセルを掘りだしてー、“創造された氷”にそれ手渡してー。」
: 「(姿勢を変えること無く、二本目の煙草を咥える)」
GM/**: 「んで、後は“マスター・ディアボロス”が簡単に捕まらないようにちとかく乱してみたって辺りか?」
GM: 指折り数えて確認しつつ。
: 「ふぅん……それで、君へのメリットは?」
: 静かに、魔眼が展開される。
: 「邪魔をしてくれた、相応の礼はしなければいかないからね。その前に話したい事があったら聞いてあげるよ」
GM/**: 「有るように見えるか? ――あ、いや。一応はあるな。“この街に再び入ることが出来た”。」
: 「止めとけ、操」はぁ。と軽く息をつき制する声を上げるも、あまり本気ではなく。
GM/**: 「ま、期間限定の“訪問者”みたいなもんだがな……ってちょ!?」
: 「もう一度聞くよ。何故、“マスター・ディアボロス”が簡単に捕まらないよう攪乱する必要があったのか」
: 「(火をつけ、紫煙を吐きつつ)この街から出たがる奴は多いが・・・・入りてえ奴たあ珍しいな。」
GM/**: 「だってアイツ捕まえちまったら、其処でそのまま連れてこの辺りから離れるだろ?」
GM: あっけらかんと。
: 静かに腕を組み、黒ずくめの人物を見据える。「ふぅん。………で?」
GM/**: 「まぁ、そう言うなって。 ――情報ってーのは何よりも重要なものだからなぁ?」
GM/**: 「それも、閉鎖されている辺りの情報なら尚更特別なものとなる。」
: 「そうだね。僕に取っては邪魔者を排斥するのと同等に重要なものだよ」
: 周囲の光を吸収し、闇がより一層深まる。
GM/**: 「んでま、後は――先ほどまで通りの展開って訳だ。」
GM/**: 「しかしま、本気で過去を再び見るだなんて正直信じちゃなかったがなぁ。」
: 「……」
GM/**: 「なかなか怖い奴がいる模様だねぇ。」
GM/**: 「一応言っておくが、俺だって今回のは正直そこまで進んでやりたいものじゃなかったんだぜ?」
GM: 信じて貰えるとは思ってないが、と付け加えつつも。
: 「誰に依頼されたんだい?」
GM/**: 「――偽名って可能性は正直ある。と言うか、俺自身は“本人”だと思っていないって前提での答えだが。」
: 「・・・・・・・・(煙草をぴくっと肩眉と共に上げる)」
: 「──正直に話せば、炭化した水溜まりの跡になるくらいは避けられるかもしれないよ。…言って御覧?」
GM/**: 「昔に世話になり、そしてある日唐突に居なくなった元顧客の一人。 “神無月”だとよ。」
: 「神無月……ああ」
: 「きのこ先生か」
GM/**: 「――ま、今回の“物”が“物”だし? そも、今言ったとおり教授先生にゃ世話になってたからな。」
GM/**: 「名前出されると断り難いんだ、あれが。」
GM: はー、と。息漏らして。
: 「……その認識はどうかと思うが。神無月だって?」微かに眉を潜め。
: 「教授先生………ね」小さく首を竦めて、頭を振って髪を払う。
GM/**: 「どっちの“神無月”かは知らんがな?」
GM/**: 「教授先生だけでなく、気付けば“蒼茫たる世界”の方ともそれなりに関わり出来てたし。」
: 「なるほど、きのこ先生の知り合いね・・・・・なら、聞いてねえのか?」
: 煙草をぷっと吐きつつ
GM/**: 「あン?何がさ。」
: 「裸眼でモノを見ているときの俺の前で、あんま調子くれると・・・・死なすぞ?クソガキ?」
: シーン初めから眼鏡なんてかけてないよ(何
: あーぁ(何)
GM: 怖い人しか居ないな、もう(何
GM/**: 「餓鬼たぁ何だ、失礼な奴だな。 これでも俺ぁお前より6つ近く年上じゃ、気持ち的にゃ若くいたいが!」(何
: 「・・・・・・なるほど、そいつは結構。」にい、と笑い、眼鏡をかける
: 「そうですよ。ロートルと言ってあげないと失礼でしょう」
: 「……まぁ、年齢とかその辺はどうでもいい」面倒になったらしく。口を挟み。
: 「で、だ。あんたはあの……箱をこれからどうするつもりだ?」
GM/**: 「ま、そもそもだな。」
GM/**: 「どーして行方不明になったままの教授先生的家系からの連絡が今更あったのかってーのがまた微妙なんだが――っとと。」
: 「(俺より6つ近く年上できのこ先生と接触があったやつか・・・)」
: 「(・・・まあ、探るまで二日だな、”外”の駒じゃそれ以上は無理だろうしな・・・)」
: ちら。と。記憶にあるそれに視線を向けた。瞳には、複雑な思いを乗せて見遣り。
GM/**: 「箱は如何するか聞いてねぇな。」
GM/**: 「一応、依頼としてはそれを“渡せ”ってのが最たるものだと思うし、本来の関係者が持ってきゃ良いんじゃね?」
: 「………………そうか」その答えには、只それだけの言葉で反応して。
: 「……………」魔眼から放たれた雷撃が、黒ずくめの男の真横を擦過する。
: 「──すまない、暴発した」すっきりとした笑顔で謝罪の言葉を投げる(何)
GM/**: 「――おいおい、危ねぇじゃねぇか。気をつけろよ。」  真横を雷が奔っても涼しい顔で。
: 「どうでも良いが・・・・・”此処”だけで無く”外”での居場所もなくしたろうか?、あんま調子くれて跳ねてっと・・・・」
: 「此処にいる二人の若いのが黙ってなさそうだぜ?」(何
: 自分は動く気無いけどね(何
GM/**: 「お前はやらねぇのかよ。」(何
: 「俺はもう爺なんだよ、老人は大切にしやがれ。」(何
GM/**: 「だからそれを言ったr(ry」(何
: 「酷いですよ加賀津さん。年上の前でそんな自分を卑下するなんて」(何)
: 「ばっか、俺が爺なら、こいつは化石だ。」(何
GM/**: 「――さて、まぁ定型文的な感じで一応聞くかね。 他でげろって欲しい事は?」
: 「神無月きの………冴先生の居場所は知っています?」
: 「そこの彼女……どうやら何らかの因縁があるみたいなんですけどね」昴を顎で指し示す。
GM/**: 「さあ? さっきも云ったとおり、多分親御っぽい教授先生の行方も含めてさっぱりさ。」  きのこはまぁスルー・・・(何
GM/**: 「とは言え、俺も多分そいつが何か知ってるとは思うがな――あぁ、いや。」
: 「では、もう一つ──」
GM/**: 「もう一人くらい可能性もあるか。」
GM/**: 「“蒼茫たる世界”と他人の空似で片付けられないほどそっくりな顔持つ“ネペンテス”かどっちかの隠し子なんじゃね?」
GM/**: 「……とはぶっちゃけ思ってるがな、その嬢ちゃん。」
: 「───…」問い掛けようとしていた事柄より先に、返ってきた言葉に口を噤む。
GM/**: 「時間無くて裏付け情報取れてねぇし、子供のころの写真は“蒼茫たる世界”のしか見つからねーしでアレだったんだが。」
GM: 肩竦め。
GM/**: 「……で? もう一つってーのは何さ。」
: 「いや、もういい。……還ってもいいですよ」
GM/**: 「そーかい。そんじゃ、失礼させて貰うよ。」
GM/**: 「……あぁ、後ろからずどんとかはやめてくれよ?端末っても、これ壊されると何気に痛ぇし。」
: 天へと指先をかざす。暗雲の中から蠢く閃光が、轟音と共に男目掛けて落下する。
: 「────」聞こえたその“知人”の回答に、無言のまま背を向けた。俯き加減のまま、転がる箱へと歩みより。
: 「あーあ。」南無〜としつつ(何
: 「上からですまないね──」
GM/**: 「それにそろそろ、さっき連絡しといたUGNの連中も来るだろうし。」
GM/**: 「――ってお前、言った直後にやるかよ普通。」
: どうせ相手は従者だと見極めた。容赦なく落雷を撃ち込む(何)
GM: 雷が当たった瞬間に、それは赤い液体となり爆ぜる――が、直ぐにまた人の形へと戻り。
GM/**: 「ま、これ以上やられる前に退散っと。」
GM/**: 「それじゃ、なるべくならば出会わない事を祈った方が良さそうだな?俺の命的に考えて。」
GM: そのまま、悠々と崩れた門を越えて、街中へと消えていく。
: 「…短い余生なんだから、大切にするのがいいよ」
: 髪をかきあげて、踵を返す。
: 「・・・・・・あ〜、そっちに行かない方が良いz・・・(門の向こうから何かが落ちる音が聞こえてきた)」(何
GM: 何この酷い人たち・・・(何
: 安心したまえ
: ただの盥だ(何
GM: 何時設置したんだよおい!?(何
: 中にぎっしり瓦礫が入ってるけど気にしないで(何
GM: するわぁぁぁぁぁっ!?(何
: 「──皓さん。その箱、どうしますか?」
: 「・・・・・此処、俺の倉庫の一つだから、盗人避けトラップが結構あるんだよな。」(ぁ
: 「…………」雷の音も、奇妙な重い音も気にせず、ただ、じ。と足元の箱を見つめ。
GM: 学校を勝手に倉庫に使わないで下さいよもー(何
: 目を覚まそうとしない後輩の肩を、手でゆさゆさと揺さぶる。
GM: 後輩は全く持って目覚める様子を見せませんの。
: 「……これを掘り返すのは、手に入れるのは、俺一人の権利じゃないよ」
: 「これは、本来5年前に……友人達みんなで開かれるべきはずのもの。」
: 「……時期を失った宝箱は、無いものも同然だ」
: 「あ゛〜・・・・・なあ、津嶋よ〜」
: 「何ですか」
: 目線は箱に注がれたまま、応え。
: 「まあ、掘り出されなかった宝物ってのは、そのままずっと埋まっとくべきじゃねえのか?」
: 「・・・いつか、開けれる日が来ると信じてな・・・後・・・」
: 「思い出ってのは、良い事も悪い事も含めて、それはやっぱり大切なんだぜ?」
: 其処まで言って、ん〜柄じゃねえな〜と言って笑う
SubM/イブ: 「………ぅ…」笑い声に反応したのか、ぴく、と背中から振動が伝わる。
: 「…………」其れには応えず、只下を見て。
: 「…………イブ?」
: 「開かれるべきはずのものが、開かれなかった。」
: 「──それを、貴方の一存で“無かったこと”にするのは、僕は反対ですね」
SubM/イブ: 「……せ…る……楽しみ、…な……」寝言らしい。
: 「…………イブ?」再度、呼びかけて。
SubM/イブ: 「…よう、な……、絶対…」どこか楽しそうに呟いて、また眠りに落ちた。
: 「────」
: 一瞬、目を閉じ、顔を上げ。
: 「……操、こいつ見ててくれ」
: 「どうするつもりなんですか?」怪訝に。
: そっと肩に担いだ少年を下ろし、着ていたオーバーでその身を包み。
: そのまま足元の箱を取り上げた。
: 「…………コイツのあった場所は此処じゃないんでね」
: ただ、取り上げた箱を表情無く見て。
: 「………まだ、市内に居る関係者くらいには、連絡を入れましょうか?」
: 皓を見ず、衣服に包まれた者に視線を落として言う。
: 「……直ぐ戻る」
: 「(にっと笑って)・・・・この倉庫にゃ工具もあるんだぜ?、例えば地面を掘るスコップとかな。」
: 貸そうか?と
: 「知ってます」
: まあ、任せますよ──とばかりに、大きく溜息をついた。
: そっけなく応え。後は無言で二人に背を向けた。
: 「(ぬっはっは、と笑い)ま、手伝ってやるよ。」てほてほと後を着いて行く
: 通信機を手に、UGNに連絡を。負傷者の数だけを伝えて。
: 「楽になりたい 泣き出したい いつか今を軽く笑い飛ばしたい なんとかなるよ・・・・・」そう口ずさみながら
: 「──やれやれ」通信を終えてもう一度、小さく溜息をついて、着ていたジャケットを昴に被せた。

GM: やがて、門の付近が再び騒がしくなる。
GM: 在家さんを筆頭にUGNの支部員が集い、そして――



◇Ending-2 / 支える者、支えられた者
ScenePlayer/加賀津 進 : 場所/UGN黒巣市支部 : 登場/不可


GM: ――あの長いようで実際には短かった時間から二日が経った。
GM: あの後、タイムカプセルを埋めに行く皓君を後ろから暖かい眼で見守っていた……のだが。
GM: 何故か気付けばUGNの支部員に働き手として捕まって、一時的に借り出され。
GM: 今日になってようやく解放された――ところで思い出す。
GM: ……そう言えば、確か今回のは『手伝いを依頼された』事から始まったなと。
GM: ……あの子供に約束した手前もあるしで。 まぁ、寄ってみるかと言う事になり。


: 「つーか、何で依頼以外の部分も手伝う羽目になってんだ俺。」(何
皓/輔: 「人手不足は過去以上に深刻なのです。つべこべ言わずお願いします」
: 目線も向けず、さらっと当然のように応えるかつての同僚(何)
: 「あ゛〜・・・・、まあ、良いんだが・・・」
: もそもそとPCを起動させる
: 此処にはあんま戻りたくないんだがな〜とぼやきつつ
: かつて、自分達が覚えている“支部長代理”のデスクは空いたまま、その傍らに用意されている別のデスクにつきつつ。
: かつての同僚は顔を上げずに書類瀬いるに勤しむ……も。
皓/輔: 「──とはいえ、そろそろ休憩としましょうか、加賀津さん」
: ぐー。と伸びをして、声をかけてくる。それは、かつてと同じ仕草、口調で。
: 「んあ・・・そうしてもらえるとありがたいわな〜、なんせ爺だから長時間の仕事をするのはきつくてな〜」
: かつてと同じ口調で、肩をこきこきとしつつ
: 立ち上がり、傍らのポットよりコーヒーを注ぎ、モニタ向こうより差し出してくる。
: いつも、そうしていたように、それを受け取り一口
皓/輔: 「爺だなんて。私よりよっぽどお若いでしょうに」
: 苦笑しつつ、自分はそこに立ったまま、貴方を見て。
: 「引退してる俺と現役のとっつぁんじゃ、体のなまり方が違うさね。」肩をすくめ
皓/輔: 「……加賀津さん、やはり、お戻りになる気はありませんか?」
: 一瞬、視線を送り、そして伏せ、首を横に振る
: 言っても無駄でしょうが。とは言葉には出さないけれど。そんな諦めもも入り混じった、そんな口調。
: 「・・・・・・ここに居ると、色んな事を思い出しちまうんでな。」
皓/輔: 「──そうですか」
: 「なあ、とっつぁん・・・・一つ聞きたいんだが・・・・」
: はぁ。と軽く息をつき。微かに首を振って。それだけを返答とした。
皓/輔: 「何でしょうか?」
: くしゃくしゃの煙草を咥えつつ
: 「・・・・・あんたも、その気になればこの”街”から出れる立場だろうに、」
: 「なんだって”此処”に未だにいるんだい?」
皓/輔: 「────」
: それには声にならない笑いを発し。
皓/輔: 「……私は、この場所を、天城支部長よりお預かりした身ですから」
: ちらり。と。部屋の中心。彼女のデスクを見て。
: 「・・・・そうかい。」それだけ答え、進もまたかつての上司のデスクに視線を送る
皓/輔: 「──天城支部長の意志……それが叶うまでは、私はどこに行く場所もありません」
: 「ま、とっつぁんに預けて正解だろうな・・・・生憎俺は代理の胃痛を促進させてた覚えしかねえからな〜」
: 火をつけるでもない煙草をぴこぴこさせ
皓/輔: 「そんなことはありませんよ」
: 軽く首を振り、何かを思いついたかのように微かに笑顔をひらめかせ
皓/輔: 「天城支部長だけでなく、私のも、と付け加えさせていただきますがね」
: 胃薬、と言う言葉に。冗談めかして言ってきた。
: 「・・・・・まあ、否定はしねえわな(苦笑しつつ)」
: まったく。と苦笑を混ぜて憤慨したように呟きつつも
: 「まあ、俺以外にも大勢胃痛の種がいたがな〜」冗談めかした口調で語りつつ
皓/輔: 「……加賀津さんだけではなく、最近、別な方にも振られてしまいましてね」
: その言葉に、微かに腹を片手で押さえる。
: 「まあ、一度離れていった奴を戻らせるのは難しいもんさ・・・・最も・・・・」ポケットをもそもそとやり
: ことん、と何かの装置をデスクの上に置く
: 無言のまま、視線だけでそれを追う。
: そして、ぽちっとスイッチを入れると、宙に無数のディスプレイのホログラフが浮かぶ
: UGNやFHだけでは無く、各務等と言った企業のデータがそれには映し出されている
: 「・・・・・こういった情報は、組織に居ると中々探れねえしな。」
: これは? と、言葉には出さす、貴方を見て。
皓/輔: 「……適材適所。と、貴方もおっしゃいますか」苦笑して、再度映し出されたデータを眺めみる。
: 「(装置を操作する)」そうすると六会の前には”鎖の夜”に関する無数の資料が写されたディスプレイが浮かび
: 恐らくは部外秘であろうものまで含めれば100を越えるだろう
皓/輔: 「────お忘れに、なってはいないのですね。貴方も……」
: ぽつり。映されたデータを眺め。それだけを呟いた。
: 「・・・・・生憎、俺の脳味噌は”忘れる”という事を忘れちまってるんでな。」
: 面倒なもんさ、とため息をつく
: ……そうですか。と。それには同情の言葉も何もなく、ただ、頷き。
皓/輔: 「……それでも、加賀津さん」振り向いて。
皓/輔: 「支部員としての……“サポート・デバイス”ではなく。かつての“友人”の、加賀津 進さんとして。」
皓/輔: 「……私は今後も貴方を頼るでしょう。──それくらいは、許していただけますか?
: その言葉に、一瞬きょとんとして
: それから小さく笑い
: 「・・・・・”かつての友人”ってな、酷いわな。」
: 「それに・・・・とっつぁんの胃痛を促進させる役の人間も大分減っちまったし、」
: 「俺位は変わらずにいてやらにゃ、人生つまらんぜ?」そしてにっと笑う
皓/輔: 「──そうですね」応え、此方も笑った。かつてと同じ、困ったような笑みを以って。
皓/輔: 「……さて。それでは後一分張り。お願いします」
: 「へいへい、んじゃ始っかね・・・・・と、そうだとっつぁん。」
: PC操る手を止めつつ
皓/輔: 「何でしょうか?」席に戻る途中、呼び止められれば振り向き。応え。
: 「この頃家に帰ってねえだろ?、この前有希さんが心配してたぜ?」
皓/輔: 「ああ、はい。先日の“九頭竜”の件では少々ごたつきが……って何故それをご存知で」胡乱げに見て。
: 「・・・・いや、電話が来たからな。」(何
皓/輔: 「……何故貴方に」半眼(何)
: 「・・・・・・・・(目を逸らす)」(何
皓/輔: 「…………」
皓/輔: 「加賀津さん、貴方とは少々お話をつけたほうがよろしいと思うのですが」
: えがお。ただひたすらえがお。
: 「・・・・・・・ちょ、待て待て」
: 「別に俺は「あ゛〜、とっつぁんなら今、痴情のもつれって奴で9人程ととらぶってるぜ」とか伝えてn・・・・(ぎゃー(何))」
: その言葉はぽちの攻撃の前に途絶えた(何
: そして、倒れ臥してぴくぴくしつつ
: やっぱりUGNに来ない方が良かったかもしれないと
: 頭の片隅で思う進であった(何



◇Ending-3 / 天へ届け、我が想い
ScenePlayer/草野 操 : 場所/UGN黒巣市支部 : 登場/不可


GM: ――あれから20年が経ち。街の様子は本当に様変わりしてしまった。
GM: それは支部内も同じ事で。
GM: 部屋の入れ替え等が行われた結果、あのホワイトボードのあった一室は医務室へと変わっていた。
GM: そしてそこで寝かされるのは、一昨日より目を覚まさない少女。
: 「………」パトロールの合間を縫っては、この部屋へと足を運び。
: そして今。紫煙を燻らせながら、ぼんやりと室内から灰色の空を眺めていた。
: 「──天の蒼々たるは、其れ正色なるや……其れ遠くして、至極する所無きや………」
GM: 少女は寝返りを打つ事もなく静かに横たわっていた――が。
: 誰に聞かせるでもなく、ただ自分に向けて。気のない言葉を諳んじた。
GM/**: 「……ん……、――。」
: リネンの擦れる音に、はたと気づく。煙草を擦り消して、椅子ごと其方に体を向ける。
GM: 声でも聞こえたのだろうか、と思われるタイミングで。 小さくうめき声をあげればゆっくりとその目を開き。
GM/昴: 「――ぁ、……。 ……ぇ、どこ……。」
: 「おはよう。ご機嫌は如何かな?」素っ気ない物言いで目覚めの挨拶を。
: 「“未来”の黒巣支部。鎖の街の中の…ね」
GM/昴: 「……くさ、の……副支部長……? え、何で、副支部長代理が……?」
GM/昴: 「……“未来”……? あ、の。どう言う……?」
: 「別に。たまたま此処で一服している時に君が目を覚ましただけ」
: 問われて出てきた言葉は、気持ちとは裏腹なもの。
GM: ゆっくりと起き上がり、辺りを見返し。ようやく何かを思いつき。
GM/昴: 「え?あ、あれ? 何で、僕……確か、加賀津さんのところに居た……」
: その辺のテーブルに肘を付き、片方に頬杖を。
GM: 如何見ても見覚えのある医務室で。 状況理解出来ずに少しあたふた。
: ちらり。過去にメモ書きを記した、薄汚れたホワイトボードを一瞥する。
GM/昴: 「い、一服って……医務室で、煙草は駄目だって聞いてたんですけど、その……。」
: 溜息で遮って。
: 「支部長代理からのお使いを受けるのはいいんだけど──」
: 「迷子になった挙げ句、不審者から荷物を受け取るっていうのはどういう事か説明してくれるかい?」
GM/昴: 「へ? あ、いや、あの、その――……。」
: ホワイトボードに書かれているのは、いくつかのスケジュールとたわいもない落書きのみ。
: あの後に消され、別の何かを書き記され、そして消され…そんなことがあったのかもしれないし、無かったのかもしれない。
GM: しどろもどろになりながらも、観念してあの時の様子を伝える。
GM: ――どうも途中で詳細の地図を落としたらしく、
GM: そして道を教えて貰った人から話を聞き出すにはコレ持ってけみたいなことを言われたので受け取っただの何だのと。
: 「………やれやれ」
: 「じゃあ、箱を開いた後の事は?」
GM/昴: 「開いた後って――……」 一瞬、口ごもり目線を下に。
GM/昴: 「……開いたあとの事は、全く。 次に気付いたらもう此処でした。」
: 「覚えていないのかい? それとも、言いたくないのかい?」首を傾げてやんわりと問う。
: 「──まあ、正直な事を言えば。僕もあまり言いたくはない事なんだけれどね」
GM/昴: 「……覚えてない、です。 けど――……夢は見てた、気がします。」 小さくぽつりと。
: 「先生、と呼ばれる存在になっていた…とか?」
GM/昴: 「……?何か、あったんですか……?」 言いたくない事、と聞いて。首を傾げ。
GM/昴: 「? いえ、そんな夢では無いですけど……」
: 「……」視線を窓の外へとずらす。
: 「どんな、夢?」
GM/昴: 「――――」
GM/昴: 「……大切だった筈の“何か”を。 どれ一つとして、護ることが……助けることが出来なかった。 全てが赫くなった。」
GM/昴: 「……そんな夢、です。 ……何なんでしょうかね、もう……一体、本当に。」
GM: 力無く笑い。 視線は未だ下より動く事無く。
: 「──じゃあ」
: 椅子を引いて立ち上がる。ポケットに手を突っこんで…カードの代わりに煙草を取り出しながら。
: 「これから大切な“何か”を護っていけばいい。そのために必要な事は、遠慮無く先輩達に学べ」
: 「…私達だって、何時までも面倒を見きれる訳じゃない」ライターを何度か擦って、火の付いた煙草を咥える。
: 「回復したら、地図作成の続きだよ」
: 「それまで暫く休むといい。じゃあね」
GM/昴: 「出来る――いや。 ……資格があるのでしょうかね、この僕に。……何かを護る、その資格が……。」
GM/昴: 「……了解しました。 お言葉に甘えて、もう少しだけ……休ませて貰います。」
: 背に受けた言葉に一瞬立ち止まるも、返答などできず。扉を開く。
: 穏やかにたゆたう一筋の紫煙を残して、部屋を出た。
: 「……其の下を視るや、かくのごとくならんのみ……」
: ──無かった過去。
: 曖昧な記憶を繋ぎ合わせた其処は、過去に感じたものと同じ想いでは受け入れられなかった。
: 地上から見上げた空の蒼。果てしなく遠いから、そのように見えるのだろうか。
: だとしたら──空のその高さから地上を見れば、同じ色に見えるのだろうか?
: 昔、感じていた疑問の一つ。
: むかしむかし、感じていた疑問の一つ。
: 過去と未来。時の流れも…同じなのだろうかと呟いて
: もう一度、窓から見える鈍色の空を見上げた。

GM: 一人、部屋に残される少女はベッドの上で膝を抱え。
GM: 声を押し殺し、静かに泣いた。
GM: その理由も分からぬまま、ただただ衝動に任せて――



◇Ending-4 / 輝く心、持ち得る“子”へ
ScenePlayer/津嶋 皓 : 場所/市内 : 登場/不可


GM: 今日は本当に長い一日だった。
GM: ――そう、“一日”。 驚いた事に、此方の日付は巻き込まれた日と同じものであった。
GM: こうして見ると、やはりあの五日間は“夢”のようなもので違いないのだろうと思う。
GM: ……果たして“良い”夢だったのか、“悪い”夢だったのか。 ――いや、考えるまでも無いものだろうか。
GM: まぁ、今はその辺りの事は後回しにしよう。 その身体を――心を。 ゆっくりと休める時間がともかく欲しい。


: 寝室の隣の部屋のベッドに“友人”を放り込み、一息ついて。
: 冷蔵庫前のダンボール。
: 何故かそれに入ってるはずのたい焼きの量が、覚えているそれよりも少ない事をいぶかりつつ、
: いくつかを取り出し、レンジへと投げ込んだ。
: 「……はぁ」
: 声に出してため息ひとつ。──合図の鳴ったそれを取り出し、ひとつを加え、いくつかを皿に。
: トレイにはコーヒーと……それを抱え、足でさっき入ったドアを軽く蹴り開けた。
: 「──いい加減起きろ、そこのねぼすけ」
: 些か大きな声を出して。戸口に立つ。
SubM/イブ: 「……ん」相変わらず静かな寝息を立てていたのが、声に身じろぐ。
: 「目が覚めたか?」
SubM/イブ: 「……腹、減った…」もぞもぞと寝返りを打つと目を開け、君を見た。
: 大またでベッドへ近づき、そのまま枕元に用意したたい焼きのいくつかを置き。
SubM/イブ: 「たいやき………」
: 自分も、傍の椅子に腰掛け、ひとつを取り上げた。
SubM: まずたい焼きを見て。
SubM/イブ: 「……皓?」それから視線を上げて。漸く君を認識したらしい。
: 「おまえさんに送られてきた奴だろ。──アレだけの量、置いて行くな」
SubM/イブ: 「俺…」戻らないつもりだったのに、と口の中で呟く。
: 「イブ」
: 「昼間の話、覚えてるか?」
SubM/イブ: 「……」視線だけで君を見る。
: ひとつを平らげ、一口、コーヒーで喉を湿し。
SubM/イブ: 「昼間……」多少記憶が混乱しているのか、いつだったか分からないような顔をして少し考える。
: 「……おまえさんに言いたいことがある。だから探してた、ってやつな」
SubM/イブ: 「あ…」
: 一瞬口ごもり、微かに視線を逸らすも。声だけははっきりと。
SubM: 言われてやっと繋がったのか、少し表情が曇る。
: 「先に。真っ先に。これだけ言わせてくれ。──済まなかった」言って、只深く頭を下げた。
SubM/イブ: 「皓?」さすがに驚き、身を起こす。
: 「……俺は……おまえの話を聞きもしないで、自分自身の追う景色だけを見てた。」
: 「ただ、──それしか出来なくて」
SubM: 気まずいのか、君の姿から目を逸らす。
: 「此方の話を伝えることもしないで、おまえに妥協を強いた。……そりゃ、愛想もつかされるはずだよ」
: 「……俺の知ってるお前のこと。お前の知らない俺のこと。もっときちんと伝えていれば」
: 「……おまえに、寂しい思いをさせなかったのにな。だから……済まなかった」
SubM/イブ: 「……」
SubM: 目を背けたまま少し黙って。
SubM/イブ: 「…夢で」
SubM/イブ: 「夢で、皓を見た気がする…」
: その言葉には、顔を上げて、只、見た。
SubM/イブ: 「年が違ったけど…俺と変わらないくらいの。でも、多分皓だと思う」
: 「──、そ、うか」
SubM/イブ: 「…俺、皓の友達だった。夢で」
: 「その俺は……どんなだった? 何を、言っていた?」
SubM/イブ: 「よく覚えてないけど…笑ってたよ。………俺を、蒼太って呼んでた」
: 「……そ、か」
SubM/イブ: 「…俺、皓の友達だったのかな」君に視線を戻す。
: 頷き、ただ、膝の上で拳を作り、俯き。
: 「友達だよ……俺の一番大事な……親友と呼べる存在だった」
SubM/イブ: 「…そっか」
: 「いつまでも……そう、20年後も、それ以上も……ずっと、そのままでいたいって。」
: 「……あの夢の時間ですら、そう思った。そう信じた相手だった」
SubM/イブ: 「皓には大事なものがたくさんあるんだな」
: 「……今はもう無い。俺自身の理由で、失くしたんだ、それらを」
: ただ首を振り、顔を上げ、少年を見て。
SubM/イブ: 「…皓は、大事なものを追いかけているんじゃないのか?」
: 「それもある。……いや、あった、と言うべきだろうな」
SubM/イブ: 「取り戻したいって。だから、どこまでも前ばっかり見てどっか行っちゃうんだろ」
: 「……そう……なんだろうな、きっと」その言葉には反論できず、ただ頷き。
SubM/イブ: 「俺の覚えてることは、あまり多くないから。」
SubM/イブ: 「だから、オヤジが居なくなって……なんか、どうしたらいいんだろって思ってて」
SubM/イブ: 「それで…」
SubM: どうやって君の謝罪に答えたらいいのか、分からないといった顔。黙り込んで。
: 「なぁ、イブ」
: ひた。とその顔を見て。今度こそ、目を逸らすまいと。
: 「確かに、おまえさんの言う通りだ。俺は、ただひとつだけを見ただけで……その周囲の全てを失くして。」
: 「それに気づかないままに……今になった」
: 「そんな自分が満たされないまま、それも仕方ないと諦めて……そんな頃、おまえさんに会ったんだ」
: 「正直な話。初めは、ただの同僚の忘れ形見として、おまえさんの境遇に同情するだけだった」
: 「でも……違ったんだ。」
: 「おまえさんは……おまえは、俺が本来ずっと探すべき相手だって……本当に、この間、気づいて……」
: 目を逸らしかけ、それでも、堪え、見たままに。
: 「……その事実に、俺自身が動揺して……逃げ出しかけたんだ。きっと」
: 「そして……また離しかけた……おまえと言う友人を……でも、もう、そんなことはしない」
SubM/イブ: 「俺は、皓の友達だった。…でも、その時の…皓の友達と同じじゃないよ。 今の俺は」
SubM: それでいいのか、と言いたいらしい。
: 「イブ」
: 「敢えて、言う。イブ。……俺を許して、今のままのおまえで……俺の友人のままでいてくれるか? おまえは」
SubM/イブ: 「俺は、蒼太じゃないけど…」
SubM/イブ: 「皓といるのは、嫌じゃないよ」
: 「解ってるそんなこと、初めから解ってるべきだったんだ」
SubM: ゆっくりと、独り言のように。一言ずつ確かめて。
: 「おまえは、イブ、と言うだけの存在だって。……もう、見間違えないよ」
: 言って。初めて会ったあのときのように、手を伸ばし。その髪をかき混ぜた。
SubM/イブ: 「まだ、ここに来ていいのかな…」撫でられつつ。鳥越のことを言っているらしい。
: 「馬鹿」笑う。多分、夢で見せただろう笑顔を以って。「おまえの家だろ。ここがさ」
SubM/イブ: 「……うん」
SubM: 迷子のような、泣き出しそうな顔を堪えて、苦笑いした。
GM: ――そんな様子を、窓の外から覗いているのは一匹の茶猫。
GM: 一段落済んだように見えれば、にゃーと鳴いて。ついでに窓カリカリ引っ掻いてみる。
SubM/イブ: 「……猫?」音に窓を見やり。…ここ何階だ(何)
: 「……うん?」
: 手を放し、立ち上がり、見て。
GM: OVの力さえあれば高さなんt(ry(待
: 「何でこんなところに……迷子か?」言って、窓を開け、小さなそれを取り上げる。
SubM/イブ: 「ここ、……まんしょんなのに?」
GM: 抱え上げられればうにゃーと鳴いて。 そのままするりと抜け出、床へと着地。
SubM: 一瞬『マンション』って呼称を忘れたらしい(何)
: 「別にペット規定は無いからな……何か飼いたければ連れてきても……」
GM/**: 「……ふー、ようやく入れたぜ。 ったく、一月の風は寒くて敵わん。」
GM/**: 「これだけ毛皮があっても肉球覆われて無いってのが一番辛いな。」
: すり抜けられたそれを、目で追いつつ。気も無く答える。
SubM/イブ: 「喋った!」
: 「…………」
: 「何しに来た?」
: ふぅ。とため息、今度は自分の髪をかき回し。尋ね訊く。
SubM/イブ: 「しかもオッサン声じゃん」かわいくない! と呟いて観察(何) >猫
GM: 流暢に人語を喋る猫はかるーく伸び伸び。
GM/**: 「しゃーねーだろ、ヘリウムでも吸って声変えろとか言うんか。 ……ま、それは良いとしてだ。」
GM/**: 「逢わないように祈っときながらも先ほどぶりって事で挨拶は良いよな。 此処までお邪魔に来た目的の一つはっと。」
GM/**: 「先ずは“鉄衣の剣舞”。 ――俺の依頼した事はどうなった?」 
SubM/イブ: 「どっかで聞いたような………え?」
SubM: 猫をもっかい見た。
GM/**: 「……ま、聞いときながらも一応顛末は知ってるがな。 捕縛は無理でも、追い払いには成功したって事で。」
GM: 何処からか、無地の茶色封筒を取り出し。
SubM/イブ: 「…あー! 俺にあの白いの追いかけさせたヤツだ!!」
SubM: 思い出して指差す。猫を(何)
GM/**: 「漸く気付いたか、修行が足りねぇ奴だ。」 はっは、と笑いつつ。
SubM: まあ封筒は受け取る(何)
: 何をやってるんだか。とは言葉に出さず腕を組んでシュールな絵面を傍観中。 <猫に報酬受け取る賞金稼ぎ
GM/**: 「とまれ、ほれ。 捕縛よりも多少少ないが、成功報酬だ。」
GM/**: 「いくら俺がこんなんだからって、流石に踏み倒すほど人でなし……猫でなしじゃないんでな。」
: 「くだらない軽口叩くな。……用件はそれだけか?」
GM/**: 「んにゃ? もう一個は“逆位置の太陽”への忘れ物だ。」
: 「……俺に?」
GM: そう言って、もう一個茶封筒を取り出し差し出し。
: 無言で受け取り、中身を確認。
GM/**: 「とは言え、さっきの様子見てるとソレもどーすんのか正直想像が怖いとこでもあるんだがなー?」
GM/**: 「ま、そんな“重い”の、少なくとも俺が持ち続ける訳にゃいかねーし。」
GM: はらりと紙切れが一枚。
: 取り上げ、見ます。何が書かれているので?
GM: ひっくり返せば、其処には――“何時かに見た、あの日の風景”。
GM: 晴天の下、見慣れた場所で見慣れた顔が並んでいる。
GM: “タイムカプセルを埋めた後に、皆で撮ったあの一枚。”
: 「──……」
: ただ無言のまま、それを凝視。……思い出す。鮮やかな過去。そして……夢。
SubM: イブは封筒の中身を確認していたが、君が紙を眺めているのをきょとんと見た。
GM: そして封筒の裏側には「神無月冴」との署名が控えめに書かれている。
: 「…………神無月、先生……」
: ──小さく。……本当に小さく。その名前を呟く。
GM/**: 「お前らに送り損ねてた奴だとよ。」 肩を竦め。
: 「…………確かに受け取った。──ありがとう」
SubM/イブ: 「…?」また自分に分からないことか、と難しい顔。
: 目線を伏せたまま、それだけをやっと告げ。
GM/**: 「そうか。ま、俺からの用件は一応以上だな。」
: 「大事にする」今度ははっきりと顔を上げ、笑った。昔のそれのまま。
GM/**: 「そいつぁ重畳。」 もう一度伸びて、窓の方へと。
: 「──話してやるよ、おまえが聞きたいなら、な。イブ」
: 立ち去る猫の影。それには興味が失せた様に傍らの“友人”に振り返り。
GM: そのまま、窓から外へと。 ――そしてその姿は、途中でふいとかき消えた。
SubM/イブ: 「長くなる昔話じゃなきゃ、聞こうかな」久しぶりに、以前のように笑う。
: 「ああ。──おまえの知らない“僕たち”の話を。いくらでもな」
: 笑顔を返し、見た。……時間が許す限り。今度こそ──
: 得た友。それが、例え本来のそれでなくとも。……ならば、新しい友人として、この先を過ごすため。
: そして──本来の、共有すべき自分達の時間を、取り戻すために、と。
SubM: その時間に。どこか深いところで誰かが、懐かしそうに笑った。





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