□MiddlePhase / OnStage

◇Middle-1
ScenePlayer/北条 亮 : 登場/指定まで不可


GM: 登場どうぞ。
: #1d10+37
dice - 亮: 1d10+37=1(1)+37= 38
GM:  
GM: 別室に通された貴方は、やや憔悴した印象の霧谷と対面します。
: 「……失礼します…。」
GM/霧谷: 「ようこそ、お越しくださいました。とりあえず、楽にしてください」
: 「あ、はい。」とはいえいくらか緊張を残しつつ。
GM/霧谷: 「貴方は、“シルクスパイダー”…玉野 椿というチルドレンを御存知ですか?」
: 「ええ。知っています。」頷く。
: 先ほど話したばかりだ、と内心で続け。
GM/霧谷: 「それなら話が早いですね。貴方には今度しばらく、彼女と行動を共にしていただきたいのです」
: 「……は、はあ。」急な申し出に目を瞬き。
GM/霧谷: 「彼女には、“ダインスレイフ”の捜索という任務が与えられています。正確には、彼女が志願しました」
GM/霧谷: 「貴方には、そのサポートという形で任務に就いていただきます」
: 「“ダインスレイフ”…。」知ってるのかな。
GM/霧谷: 「“ダインフレイス”とは、簡単に言えば、戦闘用に制御された人格です」
GM/霧谷: 「いまさら隠すことではないので言ってしまいますが、かつてUGNとFHが共同で研究していたものの一部です」
: 「そんなものが…。」
GM/霧谷: 「ただ、今回の場合、その研究を完成させようとしている者を、便宜的に“ダインスレイフ”と呼びます。」
GM/霧谷: 「本人も、そう名乗っていますしね…」
GM/霧谷: 「詳しいとこは、こちらの資料にまとめてあります」そう言って、資料を差し出す
: 「その、研究を完成させようとしている人物の捜索、ということですね。」資料を受け取り。
GM/霧谷: 「はい。現在、“ダインスレイフ”を名乗る者は二人います。」
GM/霧谷: 「とは言っても、その二人は組んで行動しているので、探すのはどちらでも構いませんが」
: 「分かりました…。……あの。」少し迷ってから、遠慮がちに。
GM/霧谷: 「なんでしょうか?」
: 「玉野さんと一緒に行動しろ、というのは…その…彼女に何か不安要素でも?」
GM/霧谷: 「そうですね…それも一緒に説明しましょうか」
GM/霧谷: 「“ダインスレイフ”を名乗る者は二人。片方は、真神 修夜。元FHチルドレンです。」
GM/霧谷: 「今は、FHと袂を分かち、独自の行動を取っています」
GM/霧谷: 「もう一人は、高崎 隼人。元UGチルドレンであり、玉野さんのパートナーとして、共に行動していました」
GM/霧谷: 「彼は、とある任務の途中に真神と出会い、己の過去を知り、そして彼の手を取りました」
: 「つまり、元パートナーがターゲットであるが故に、一人で向かわせるのは危ない。と?」
GM/霧谷: 「玉野さんは、もとより任務に忠実で、どちらかといえば人付き合いが苦手なタイプでした」
GM/霧谷: 「しかし、彼と行動するようになってから、段々と変わってきていたのですが…その矢先に、そのようなことが起きてしまいました」
GM/霧谷: 「その少し前から、任務でも失敗が続いていた彼女は、現在やや不安定な状態にあります」
GM/霧谷: 「本来、あまり任務に就かせるべき状態でもないのですが…放って置けば、彼女は今回の件に関わろうとするでしょう。たとえ、独断ででも」
GM/霧谷: 「それならば、まだこちらがフォローできる形で、と判断しました」
: 「でしょうね…。」そういった経緯ならば、関わりたがるのは当然だろう。
: 「分かりました。どうにかフォロー出来るように、やってみます。」
GM/霧谷: 「お願いします。私はもう…“プロジェクト・アダムカドモン”の犠牲者を増やしたくありませんから…」
: 「了解、しました。“Rook”、任務に入ります。」形式的に言って。一礼すると部屋を後にする。
GM: 部屋の外では、事前に話を聞かされていたのだろう、椿が待機していました。
GM: 貴方の姿を見ると、少し驚いたようでしたが、すぐに冷徹な表情に戻ります。
: 「あ、玉野さん。今探しに行こうと思ってたんだよ。」
: 対して、意識的に柔和な表情で。
GM/椿: 「…貴方が“rook”。話は聞いているわ。よろしく」
GM: 事務的に言うと、壁から背を離します。
: 「うん。よろしく。…それと、呼ぶときは亮でいいよ。」
GM/椿: 「あまり、時間は無いわ…。早速、始めましょう」
: さっさと歩き出す彼女の後に続きながら。
: (フォローか、監視か。…なんだかんだ言って、割り切れていないのは僕だな…。)
: 雑念を振り払うように、軽く頭を振った。




◇Middle-2
ScenePlayer/神無月 冴 : 登場/可


GM: 登場どうぞ。
: #1d10+39
dice - 冴: 1d10+39=3(3)+39= 42
: ついでにシナリオロイス提示を。 辰巳さんに□有為/■不信感で。
GM: では、まず隠密を振るとよい。
GM: 失敗すると、楽しいことになります。GMが(マテ)
: #2r10  それでは隠密を……ってこえぇぇぇ(何
dice - 冴: 2r10=6(6(6,4))= 6
: ギリギリ!

GM: 貴方は、まず接触すべき相手を調べるということから始めねばなりませんでした。
GM: 幸い(?)名前と似顔絵は事前に渡されていましたので、足掛かりにできるだろう。なんとか。
: 「……と言うか、そもそも助けると言っても何を助けるんだ?」
: 何か肝心なところをかなり聞き忘れた気がする。 溜息漏らしつつ。
GM: 玉野 椿に関しては、情報:UGNを振るべし。
: 了解です。 あと、渡された端末についても調べられます?<変な機能がついてたりついてなかったりだとか辺りで
GM: 直通専用なのと、呼び出し音が『空手バカ一代』なのを除けば、普通に入手可能な端末です。
: りょうk……呼び出し音……
: #11r10 ま、まぁ振ります。 地獄耳使用、コネは無し。44%で。
dice - 冴: 11r10=15(10(1,1,2,4,10,5,9,2,4,6,2)+5(5))= 15
: 15ですの。
GM: では、
GM: 玉野 椿。コードネーム“シルクスパイダー”。エグザイル/エグザイル。
GM: 現状については、ミドル1で霧谷が話した通りの事がわかります。
GM: また、現在では“ダインスレイフ”を追う任務についている事がわかりました。
GM: 狛江とは、隼人と別れる直前の任務で知り合い、わりと仲良くしていたようです。
GM: 以上で。

: 「……助けろ、と言うのはこの任務の事についてなのかな……?」
: 彼女の現状を大体把握し終われば、深く息吐き。暫し目を閉じ。
: ついでに狛江さんの事についても調べとこうかな……出来ます?
GM: どうぞ。情報:FHです。
: #9r10 了解、今度はコネありの素振りで。
dice - 冴: 9r10=15(10(10,4,5,6,7,5,7,1,2)+5(5))= 15
: 同じく15で。
GM: では、
GM: 辰巳 狛江。コードネーム“真円の狼”。キュマイラ/バロール。
GM: 最も成功した、“FHチルドレンの最高峰”と呼ばれる少女。
GM: FHとしての任務より、オーヴァード空手の創立者にして、チャンピオンとしての活動の方が活発。
GM: ただ、望みを叶えた今、FHと現在の世界の在り方に疑問を持っている様子。
GM: また、“プロジェクト・アダムカドモン”の被験者の生き残りの一人として、密かに監視されている節がある。
GM: 以上です。

: 了解です、更にで“ダインスレイフ”・“P・アダムカドモン”も調べたいですが……!
GM: “プロジェクト・アダムカドモン”に関しては、リプレイの通りで。
: ふむ、プロジェクトに関しては知ってて良いのですね。了解です。
GM: リプレイに書いてあることは、すべて分かって構いません。
GM: “ダインスレイフ”は情報:UGNかFHですね。まずは目標値は低め。
: #9r7 まずはってのが怖いな……コネとMハン使用の47%で。
dice - 冴: 9r7=12(10(4,2,5,4,1,5,9,7,2)+2(1,2))= 12
: む、12で。
GM: では、
GM: “ダインスレイフ”。レネゲイドを最も効果的に使用できる人格のことであり、また、それを植えつけられたものを指す。
GM: 研究は中断されていたが、最近“ダインスレイフ”を名乗る者にて密かに再開されている模様。
GM: 名は、真神 修夜。かつての“プロジェクト・アダムカドモン”の生き残りであり、“ダインスレイフ”の被検体の生き残りでもある。
GM: 以上です。

: もう情報収集と開きなおろう! 修夜君と隼人君もあるなら調べたいと。
GM: 真神は情報:FH、隼人は情報:UGNで。
: #9r10 了解です、まずは修夜君を。 コネあり素振り。
dice - 冴: 9r10=12(10(5,8,3,3,7,10,1,9,3)+2(2))= 12
: #11r10 隼人君、地獄耳使用の49%。
dice - 冴: 11r10=13(10(5,8,4,6,5,10,1,4,6,8,8)+3(3))= 13
: 12と13で。
GM: では、
GM: 真神 修夜。“ダインスレイフ”を名乗り、その研究を再開した少年。
GM: 元FHチルドレンであり、現在はフリー。ハヌマーン/モルフェウス。
GM: 研究を完成させ、それを世間に公表することをも目的としている模様。
GM: 同じ“ダインスレイフ”の被検体であった高崎 隼人他数名と徒党を組んで活動している。
GM: 以上。

GM: 高崎 隼人。もう一人の“ダインスレイフ”。元UGチルドレン。ハヌマーン/モルフェウス。
GM: ある事件より、真神 修夜と行動を共にする。
GM: そのしばらく前の任務で失敗が続き、UGNから目を付けられていた節がある。
GM: 以上。まあ、椿や狛江と知り合いで、仲が良かったことも分かります。

: 恐らく最後、ある事件と言うのは?
GM: オリジン3巻の“破滅の剣”ですね。あれの、真神に誘われるところまではおおむね一致しています。
: ふむ、了解です。
GM: 相違点は、『データは一部奪われたものの、霧谷は毒を打ち込まれなかったこと』と、
GM: 『真神の協力者は確認されていないこと』ですね。
: PL知識の方だと伊織さんは協力者ではなく、現在もUGチルドレンって事ですかね?
GM: まあ、ぶっちゃければ、“伊織は現れませんでした”ということです。
: 了解です。
: 「…………。」 ある程度、情報を集め終わったところで眼鏡を外し目を揉んで。
: 「……本心からだと、信じても……良いのですかね。」
: 敵味方であっても、彼女たちは友達になる事が出来たのかと思えば無意識に笑みを浮かべる。直ぐに、振り払うが。
: ともあれ、どうにかして接触しなければ――とは言っても、流石に本体で会うのは気が引ける。 特に、彼が一緒に行動すると言うのであれば。
: 「……最初は何時もの様に。 行くとしましょうかね。」
: そんなこんなで、付近の動物にコンタクトを取り始めた。  ……てぇ事で適当な動物ハントしておきます、ハンドリングの為に!(何




◇Middle-3
ScenePlayer/鬼部 鎖希 : 登場/可


GM: 登場どうぞ。
鎖希: #1d10+40
dice - 鎖希: 1d10+40=2(2)+40= 42
鎖希: 42%

GM: 再び、夜。
GM: 街を彷徨う貴方は、不意に声をかけられました。
GM/???: 「オヤ? これはこれは、お嬢さん。お久しぶりデスね」
鎖希: ──ゆぅらり。
GM: 禿げ上がった頭に、嫌らしい目付き。
GM: その目を細め、男は楽しげに哂う。
GM/???: 「私をお忘れですか? いや、あの時は、“違う顔”をしていたカナ?」
鎖希: ただ足を留める。
鎖希: 「”誰”、だったかな」
GM/???: 「デモ、こう言えばわかるデショウ? あなたの“家族”を殺し、あなたに“殺された”男デスよ」
鎖希: 目を細め。──見て。そして瞑り。見開く。
鎖希: 明確な敵意と共に。
GM/???: 「いや、愉快。いやいや、滑稽。そして、こんな所で遭う。いやいやいや、面白い。なんとも、面白い」
鎖希: 「何の用だ」
GM/???: 「改めて、名乗りまショウ。堂島 幹也と申しマス」大仰に一礼。
鎖希: どろどろと胸奥が煮えくり返るようなモノを改めて得る。ああ。わたしは冷静だ。至極冷静だ。
GM/堂島: 「いやいやいやいや、たまたまお顔を見かけたので、御挨拶をしたまでデス。正直、今あなたは“どうでもいい”」
鎖希: 「────そう」
GM/堂島: 「ただ、“あなたのようなモノ”なら、“引き合う事があるかも”と思いまして…。“ダインスレイフ”、御存知デスか?」
鎖希: 「もう出遭った」
鎖希: 「だが至極お前には関係のない事だ」
GM/堂島: 「今、私の興味は、彼に向いていマス。まあ、お仕事デスが」
鎖希: はん、と息を吐く。
GM/堂島: 「oh! さすが、鬼姫様デス! まあ、その様子では、何も話してもらえそうにありませんネィ…」
鎖希: 「いや」
GM/堂島: 「デスが、“この辺りで遭った”。そうでショウ?」
鎖希: 「お前を”一つ”殺すたびに一つずつ語ってあげるよ」
鎖希: くすり、と笑って。口元を隠す。
GM/堂島: 「それは、困りますネィ。死ぬのは、痛い。大変大変、痛い」
鎖希: 「どうした。仕事なんだろう?」
鎖希: 「引きちぎってあげようか。自分の目に見えるように」
鎖希: くすり、と笑って。目元を隠す。
GM/堂島: 「oh…姫様は殺る気満々デスか…。デモ、私は残業届けを出し忘れました」
鎖希: 「『本当はお前が言わなければ黙って見過ごしておくつもりだったんだ』」
GM/堂島: 「次の機会にしまショウ。その時は、装備を充実させておきマス。もちろん、残業届けを出して」
鎖希: 「だからその時に。殺しあおう」
鎖希: 「お前の墓前には一つずつ語ってやる。約束だからな」
GM/堂島: 「怖いこと言いマスね…。私、殺し合いは好きでないのデスよ」
GM/堂島: 「殺しは、一方的な虐殺に限りマス。まあ、では、その時に」
鎖希: 「”お前達がダインスレイフを探している事がわかった”」
鎖希: 「だから探してみるとしようか」
GM/堂島: 「ハイ。何かわかったら、私に知らせてくれるとナイスデスね」
GM/堂島: 「では、今宵はさよならデス」
鎖希: ゆらり──。ぽんと傘を肩に載せ。
鎖希: 「────」
鎖希: 「三秒やる。失せろ」
GM: そう言うと、大仰に礼をし、そのまま解け崩れ、消える。
鎖希: もう一度目を瞑る。包帯に包まれていない片方の目より涙。
鎖希: 自分に関わったから。自分という家族を守る為に。彼らは”死んだ”。だから──生き残った自分の力に怯え屈してはならない。
鎖希: もう何も残って無くても。”鬼”にならなければならないのだ。
鎖希: 目を擦り。涙を拭う。この涙は悲しさか嬉しさか。
鎖希: 破滅の剣の手がかりを求め。街に。





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