□OpeningPhase / OnStage

◇Opening Phase 0
Scene Player None Place - Entry 不可

ひた、ひた。と。
冷たくなったアスファルトに、自分だけに響く素足の足跡すら、今は遠く。

──何故、自分はこんな姿になったのだろうか。
──何時、自分はここに来ることが出来たのだろうか。

そんな疑問が、ほんの少し残った理性の中、呼びかける。……も。

「……どうでもいい、よね」

呟く言葉は自嘲を含み。
そして視線は……遥か下の人物へと届く。

「……ねぇ、──」
遠く、暗く。見えないはずの親友の顔は、それでも近くへと感じて。
──そう。彼女がこちらを見上げ、自分に向かい叫ぶ声すらも、良く判る。

それにただ……本当に。ただ純粋に微笑んで。

──飛び込んだ。

シルエットとなった校舎の陰。その淡い暗黒へ。
 
 

◇Opening Phase 1 『慟哭』
Scene Player 晃野満月 Place/Time 黒羽学園校庭/5日前 Entry 不可

GM: 登場どうぞ。
満月: #1d10+34
dice - 満月:1d10=(4)=4+34=38
満月: (ぐっ

GM: それを見かけたのは、ほんの偶然が重なった結果だった。

GM: たまたま、休日であるこの日に部活があって。
GM: たまたま、最後の片付け当番がかち合って。
GM: たまたま、同じ当番であるはずの後輩が、急な体調不良で休むことになって。
GM: たまたま──その忙しさに、部室に忘れ物をしたのに気づいたのが、帰路の半ば。

GM: 思わぬ遅さに、ただ学校へと走り。
GM: ……何人か、学校より出て行く影とすれ違い。
GM: ……学校へと戻る道の先。誰か、夕暮れも深い校門を潜る自分以外の影も見た、気もする。

満月: 「ったく、そろそろ自分の迂闊さ加減を呪いたくなるな、もう……!」
満月: こう言う時に限って学校に居るはずの上の者はいないし。と、文句ぶつぶつ。 物を置き忘れた自分が一番悪いが。
GM: 置き忘れた私物は、確かに覚えていた場所にあった。
満月: がらりと扉開け、確認。 回収して今度こそしっかりと鞄にしまい込めば一度盛大な溜息。
GM: 用を済ませ、部室を出て。校庭を横切り──本当にたまたま……校舎を仰ぎ見た。その瞬間。
GM: 小さなひとつの影が、屋上より、校舎裏へと落ちていく……そんな様が、はっきりと視界に入ってきた。
満月: 「ったく、やっぱ自転車で今日は来るべ……なっ!?」
GM: 瞬後、確かに耳に届く重い音。──そして、人の叫び声。
満月: 息を飲み、次の瞬間には其方の方へと走り出し。
GM: それは恐らく、落下地点から。
GM: 現場に走り行けば。
GM: ……そこには、想像していた……しかし、決して想像はしたくなかった惨状が。
満月: 「…………!?」
GM: ひとつの、確かに『人だった』と思しきモノ。それは生々しい赤で彩られ。地に潰れ落ち。
満月: 頭が真っ白になる。 あまりにも“何時も”とはかけ離れたその風景に。  吐き気を感じつつも。
GM: その傍ら。呆然と同じ赤に染まり、膝をついているのは、クラスメイトである平瀬智香の姿。
GM: 彼女は、声を発することなく、ただその塊を凝視して。
GM: 「────冬……子」と。小さく。呆然と呟いた。
満月: 「……な、何があったんだよ? なぁ、一体どうしたんだよ、平瀬さん!?」
満月: 片手で平瀬さんの肩を掴もうと動かし。 完全に思考は混乱中。
GM: かけついた貴方に気づいた風もなく、智香はその塊に寄って。膝をついて。
満月: それでも何処かで如何すべきかと思えば、もう片方の手で携帯を掴み。 平瀬さん追いながらも119へと。
GM/智香: 「……冬子……や、いやぁぁぁぁぁっ!!!」頭を抱え、彼女はただ慟哭した。
満月: 「お……落ち着け、落ち着いてっ!?いや、こう、ともかく落ち着いて!」
GM: 智香が呟いた『冬子』と言う名前は、満月さんにも何となく覚えがある。
GM: 確か隣のクラスの女生徒で、智香とは1年の頃からの親友だったと認識していますね。
満月: 彼女の様子からようやく此方も少しずつ落ち着いて行く。
満月: コールを続けながらも、彼女を“それ”からともかく離そうと片手で引っ張り。
GM/智香: 「いや……なんで、何で……冬子が……あああああ!」
GM: 半狂乱のまま、彼女は貴方の制止に構うことなく泣き叫び。
GM: かけている電話は直ぐに通じます。警察でしたっけか。
満月: いや、先に救急車ですな。 無理だろうけd(ターン
GM: 諦めてはる(何)
満月: はっはっは(待
GM: まぁその辺は事情を聞けば直ぐに駆けつけると約束してくれますが。
GM: ……正直、素人目から見ても目の前のそれは生きているとは思えない。
満月: とまれ、救急車にコールし終わったら続けて警察にも。 似たような内容で人が落ちたからともかく早く学校に来てくれと。
GM: 受領の返事と共に、両方への報告を終え。
GM: 智香は、冬子だったものへと縋り、未だ混乱したように泣き叫んでます。
満月: 「……あぁ、もう……こう言う時は如何すれば良いんだ……!」
満月: ともかく自由になった両手で平瀬さんを今度こそ力尽くで少し離れた所へと引っ張ってみますよ。
GM: 力を入れれば智香も動きますな。酷い抵抗っぷりですが。
GM/智香: 「放して……っ! 冬子、冬子が──っ!?」
満月: 「お願いだから落ち着いて! 今、警察と救急車呼んだから……来たら、きっと何とかなるから!」
GM: 引き離される手を引き剥がそうと、ただもがく。
満月: 此方もどんどん生傷が増えていけども。 とまれこの場所にとどまらせるのだけは確実に良くない・・・!
GM/智香: 「何とかなるって……なんでそんなことが解るの、晃野、貴方に!?」
GM: 八つ当たり気味にがなり、睨みつけてくる。
満月: 「けど、この場で泣いていただけでは何もならないでしょう!」
GM: その言葉には、一瞬びくりとして。
GM/智香: 「…………っ、ぅああああああああぁああぁ──!」今度は逆に、支えを欲するよう、貴方の腕に縋り、泣き出した。
満月: 「…………。」
満月: ぎゅ、と空いているもう片方の腕で抱き、そのまま昇降口が見える&見つけられやすい場所へと動く。
満月: そして到着するまで、ただ静かに唇を噛み締めて目の前を見つめていた。
満月: ――此処で私まで泣いたら、きっとお互いに止まらなくなると分かっていたから。
GM: 遠く。サイレンの音が此方へと近づき。
GM: あたりは不自然な“朱”に彩られた。秋の夜。

GM: シナリオロイスは平瀬智香へ。どぞ。
満月: ■同情/□不安にて。 友人が自ら命を絶つ現場を目撃なんて――もしもこっちが彼女の立場だったら、きっと私も。
GM: おういえ。




◇Opening Phase 2 『疑惑』
Scene Player 相模明良 Place UGN黒巣支部 Entry 不可

GM: 登場どうぞ。
明良: #1d10+31
dice - 明良:1d10=(5)=5+31=36
明良: 36%へ。

GM: 多分、自分が呼ばれたその理由というのは、大したものではなかったのだろう。

GM: たまたま、最近は事件に巻き込まれることも無く。
GM: たまたま、手持ち無沙汰な時間があって。
GM: たまたま、支部長代理の部屋の前を通ったときに。
GM: たまたま、ドアの開いていたことと。不意に顔を上げた彼女の視線とかち合った。

GM: ──チルドレンという立場としては致し方ない。が。
GM: その支部長代理の視線での自分への呼びかけは
GM: 普通に呼び出しを食らうより、正直厄介と思わなくも無かった。

GM/美鈴: 「いいところに、相模さん。少々お時間頂手宜しいでしょうか」
GM: 立ち上がり、無駄ににこやかに手招きをしてくる、扉向こうの支部長代理。
明良: 「むん。しぶちょ相手だと「駄目ぷー」とはいえませんな」諦め。ほてほて近づく。(何)
明良: 「よいですよ。何かありましたかー」半開き扉を開けて閉めて、彼女の正面にある柔らかいソファへと、ぽすんと腰掛ける。
GM: ありがとうございます。と、何か心得ているものか、
GM: 応接のティーテーブル上に紅茶と、お茶請けにかっぱえびせんの小袋を出しつつ、自分の正面のソファにつき。
明良: ほふーん。一気に上機嫌になりつつ、お話を伺うよ!
GM/美鈴: 「少々貴方の立場からはずれますが。ひとつ任務申請をお願いします。宜しいでしょうか」
明良: 「かもんかもん」
GM: ぺら。と手にしていた資料を軽くめくり。
明良: 優雅にお紅茶とかっぱえびせんのハーモニーを楽しみつつ、ぺらりと捲られていく資料に視線をやる。
明良: どんなハーモニーなのかはしらんけど。(何)<紅茶とかっぱえびせん
GM: あきらんを釣るための最強の撒き餌です(何)
GM/美鈴: 「ここ数日ですが、黒羽学園高等部に所属する生徒の飛び降り自殺が目立っておりまして。」
GM/美鈴: 「それだけでしたら、不謹慎ながら単なる事件と片付けられることなのですが」
明良: 「黒羽学園ですからなー」しんみり。(何)
GM/美鈴: 「問題なのは、その自殺者が、死後も普通に目撃されている、と言うところにあります。……しかも、自殺する前の人物と共に」
明良: 「ミステリーですな」にゃーん。
GM/美鈴: 「死亡したはずの人物が、次に自殺する相手の前に現れ、直後、その人物も自殺、と。」
GM/美鈴: 「普通では考えられない事実がある以上、これは“普通”の事件とは扱えないことでして」
明良: 「これ以上連鎖され続けても困りますしな。ただでさえアレな噂がいっぱいな我が校、潰れちゃいますー」ふるふる。
GM/美鈴: 「先ほども、同様の件が発生したばかりです。」
GM/美鈴: 「しかも関係者が全て黒羽学園の生徒……となれば、やはり内部調査が大事になってきますからね」
明良: 「ともあれ、現時点までで分かっている自殺者と概要の資料をくださいー」かっぱえびせん幸せそうに食べつつ。こくんと頷く。
GM/美鈴: 「中等部に通う相模さんには、少々お門違いと取られるかもしれませんが、一歩ひいた客観的な目線で調査をお願いしたいと」
GM: はい。と渡されるのは、数枚の資料
明良: 「いいえー。同じ敷地内ですし、大丈夫ですよ。おまかせあれー」どーん。
明良: 資料をぱらぱらめくる。
GM/美鈴: 「直接的に高等部に関与するチルドレンより、少々目くらましも利くでしょうしね」
GM: 資料からは。
GM: 男女あわせ数人の名前と、その死因……まぁほとんど飛び降りなのですが。が簡潔に書かれています。
明良: 最初は誰だろう(何)
GM: ここ5日で間をおかずひとりづつ。一番初めの自殺者は、黒羽学園で発生した「梶間冬子」とされています。
明良: その次に自殺したのは友人とか親しい人?それともあんまり関係なさげなのだろうか。共通点を探そうとしてみる。
GM: ただ、この際は目撃者たる「平瀬智香」および「晃野満月」という二人の女生徒がいますが、其方は未だ健在。
GM: 2番目の自殺者は、冬子とはクラスメイトですが、さほど仲良くは無かったとはあります。
GM: ので、1番目の自殺は無関係とも思えますが……、連続自殺が始まったのが彼女からではあるので、資料には名前が挙がっているようす。
明良: 「ほむー」ぱたんと資料を閉じる。とりあえず、これ以上のことは学校で調査しつつかんがえよう。
明良: うむりと頷き、ざらざらかっぱえびせんをすべて食する。
明良: 「ごちそうさまでしたー。このかっぱえびせんは…北陸工場で作られたものですな。わたしのかっぱテイスティングによると」
明良: しりやーす!(何)
明良: 「というわけでいいかっぱえびせんをごちそうになったからには、がんばってきますー!」ごごご。
GM/美鈴: 「宜しくお願いします。……ああ、宜しければこれもどうぞ」
GM: と、どうやら余りらしい小袋がもう2、3個差し出され(何)
明良: 「とりあえず、晃野さんはイリーガルっぽい感じの人だったような気がするので、彼女にお話おうかがいしてきますかな」
明良: わーい。きゃっきゃうふふー。
GM: そうですね。と頷き。
GM/美鈴: 「それでは宜しくお願いします」
GM: と。立ち上がり、一礼してきた。
明良: 「いえすさー。おしごとがんばってきますー!」びしっ。敬礼で返し、足取りかるーく、退出した。

GM: シナリオロイスは連続自殺事件へどぞ。
明良: 【感情/P:■同情 N:□憐憫】でお願いします。
GM: ういさ。




◇Opening Phase 3 『目撃』
Scene Player スタンレー=ダムズルズ 天照司 Place/Time 黒巣市街 Entry 不可

GM: 登場どうぞ。
: #1d10+35 登場
dice - 司:1d10=(4)=4+35=39
スタンレー: #1d10+32
dice - スタンレー:1d10=(7)=7+32=39

GM: 結局、RVというものと絡む。ということは、OVという『病』を抱える身としては避けられないことなのだろうか。

GM: たまたま、何をするでなく、自分は道を歩いていた。
GM: たまたま、そんな中、付近に《ワーディング》の気配が立った。
GM: たまたま、そんな同類の所作に、好奇心とも義務感ともつかない感情が傾いて。
GM: たまたま、自分と同じように“それ”に気づいた相手と目が合った。

GM: 一般人を寄せ付けない空間の中。響いた悲鳴は頭上より降り注ぎ。
GM: ふと、顔を上げた。そこに見えたのは加速度的に大きくなる人の影。

GM: それは、自分の場所より数メートルという近いところに、鈍い音を立てて落下し。
GM: 普通ではありえない形にひしゃげ。ありえない痙攣を数度起こし──動きを止めた。

: 取り敢えずお仲間はさておいて、頭上確認
スタンレー: 「――……」どこにでもいる、と言うには少々埃っぽい衣服の男が一人。
スタンレー: その様子を見上げ。落下する物体を、視線が追う。……そして、ぐしゃり。
GM: “塊”を良く見れば、それは黒羽学園高等部の制服を着ているもの。
GM: 頭上を見るか……なら司さんは気づく。多分それが落ちてきたと思しき場所には、二体の人影が見える。
GM: そしてその顔も解る。最近新聞で見た、飛び降り自殺者二人の顔。
: 「(………二体…突き落した?)」
スタンレー: 「……」“お仲間”が上を見たのを見かけ、自分もそれに習い、彼らを見やる。
: 険しい顔でそれを見上げながら
GM: 多分、其方がこっちを見ていることに気づいたのだろう。その人影は暫く貴方方を見ていたが
GM: 直ぐに興味を失ったように、貴方達の視界から消える。
: 「《ワーディング》に死んだ筈の人間…またレネゲイド関係か」
: そう呟いてから落ちてきた人の身元確認しつつ、UGNに連絡入れます
スタンレー: 「(………新聞で見た顔…はて。)」《無限の……いや待て、まあ早…いや、《ワーディング》がかかってたな。
スタンレー: うん、《無限の瞳》でそれを追おうとする。
GM: 同時に、《ワーディング》の気配も切れて。あたりは普通の喧騒に包まれる。
GM: んじゃ、判定してもいいすよ。 <無限の瞳
スタンレー: まぁ、振るだけだね。侵食率41%。
スタンレー: #7r10+2
dice - スタンレー:7r10=(2,10,10,9,10,6,10)=Critical!!
dice - スタンレー:4r10=(4,3,1,2)=14+2=16
GM: たっかいな。
スタンレー: ちょっと頑張ったらしい(何)
明良: ゴイス
GM: では、視界から消え去る瞬間の消え方が、ちょっと不自然だと思った。確実に何かしらのエフェクトが使われた感じ。
GM: しかも、退場エフェクトではなかったなと推測できた。
: 「お互い変な所に出くわすものだな」
: 既に上を見ていない状態で話しかける
スタンレー: 「……《ワーディング》下で動いてたから当然ですが……“同族”ですか……」じっと、屋上の上を見据えたまま。
スタンレー: 「ん……まぁ、我々はそういう星の下に生まれた生物ですから。」ふぅ、と視線をそちらに向けて。
GM: UGNに連絡したのなら、正直、意外な速さで一台の車が駆けつけてきます。
GM: 半ば、この件を予測していたようなタイミングで。
GM: 車から出てきた一人の男性は、些か慌てたようなしぐさで眼鏡の位置を直し、
GM: 再度《ワーディング》で周辺の一般の視線をくらましながら、二人に近づいてくる。
GM/六会: 「ご連絡をいただきまして」ぺこ。と二人に頭をさげ。
スタンレー: 「……お勤めご苦労様です。」
: 「あまり嬉しいものでは無いな…またこれは随分と早いおつきで」
GM/六会: 「ええ、実は少々予想されていたことでして……あの、何かお気づきの点とかありましたか、今回の件で」
スタンレー: 「……はてさて、何件目でしたっけ。」ノイマン的には覚えてはいるが、それでも聞いてみたり。
GM/六会: 「これで5件目です」
: 「処理班でも無い人間がこうも早く…成程、そう言う事か」
: 「その死体が落ちてきた所に二つ、人影があった、ダムズルズが暫く見て居た様だから、詳しい事は彼に聞いてくれ」
スタンレー: 「お疲れ様です……はてさて、事情をお話しするのでしたら立ち話よりも、」
スタンレー: 「手元の仕事を済ませたあとで飲み物でも飲みながらにしたいですね。」
スタンレー: 先ほどの死体の処理はまぁ、別の人がしてるんだろうけどそれを見やって。
GM/六会: 「なるほど……もしかして、“死人”ですか?」
GM: 天照の言葉に、眼鏡の奥の視線を向け。
スタンレー: 「ええ、それもエフェクトを使う器用な“死人”さんでした……しかしまぁ、何ですか。」頷いてから、ふと。
: 「私の記憶に間違いがなければ、飛び降り自殺をした筈の顔だった」
GM: はぁ。と彼は軽くため息をつき。
GM/六会: 「やはり此方の懸念事と完全にかち合ったようですね……申し訳ありませんが、お二人にこの件でのご協力をお願いできませんか」
GM: 言い様、二人を先ほどまでの車へと誘導し、後部座席を示し。
スタンレー: 「『立ち会ってしまった以上、僕らも手を貸さないわけには行かない』と言う展開が見えるようで――嗚呼、やはりですか。」
スタンレー: 「いやはや、まったく持って奇妙な星の下、ですねぇ天照さん。」
スタンレー: 自分の予想を述べる前に、予想通りの言葉が来て……苦笑交じりの笑み。
: 「嬉しくはないが、仕方ない」
GM/六会: 「申し訳ありません……直接の目撃者がいらっしゃる以上、やはり其方の方が楽でして……」
GM: 言い様、二人が席に着けば、シート越しに資料を差し出してくる。
: 資料には目を通しつつ
スタンレー: 「ま、そうでしょうね……では、ご同行いたしましょうか。」
スタンレー: トラブルを純粋に楽しめるような人種ではないが、それでも非日常の気配には多少の期待が湧き出るのは抑えれない。
GM: 資料は、前のシーンで明良さんが貰ったそれと同じ内容。
: 「で、この件の調査をしているのは“P.P.P.”貴方だけか?」
スタンレー: そんな困った性分の男は、頷いて言われたとおりに資料を眺め。
GM/六会: 「いえ、内部調査としてひとり、天城支部長よりチルドレンを指定すると言うことですが……」
GM: ぱか。と助手席に置かれていたモバイルPCを開き、メールを確認して。
: 「そうか…」
スタンレー: 「ふむ……まぁ、どちらにしろ5人も死人も出てる事件への割り当てとしては頭数から不足でしょうねぇ…」
スタンレー: 「ま、人材不足が深刻な職場ですから致し方なしですか。」
: 「で、結局何を見ていたのか私にも聞かせてもらえるか?ダムズルズ」
GM/六会: 「……ああ、“魔弾の射手”。彼女が黒羽学園の内部調査を行う様子です」
GM/六会: 「貴方方お二人は、学園の外での対処をお願いしたく……ああ、それは私もお聞かせいただけると助かります」
GM: シート向こうで、六会も顔を向け。
スタンレー: 「ああ、そうでしたね……まぁ、正直あまり面白いものが視れたわけではありませんが……」
スタンレー: まぁ、かくかくしかじか。
: 「“魔弾の射手”………」
: どんな人だったか思いだそうと言う努力
GM/六会: 「…………『かっぱえびせんの子』で解りますか?」
GM: 真面目に天照さんに言ってくる(何)
: 「ふむ…退場じゃない、消失エフェクト、か」
: 「かっぱえびせん?…あぁなるほど理解した」
スタンレー: 「……ああ。」ノイマン脳に該当チルドレンがいた(何)<かっぱえびせんの子
: 深くは追求しない(何
明良: 理解すんのかよ。(何)
GM/六会: 「……理解していただけた様で何よりです」いささか遠い目をしつつ。
スタンレー: 「タイプとしてはあまり多くはないエフェクトですよね……まぁ、とはいえどこまで絞り込めたかも怪しいですが。」
: 「シンドロームが絞れた所で事件は解決しないしな」
GM/六会: 「とまれ、お二人には、その“死人”達の追跡と、これ以上の被害者の阻止を、学園の外でお願い出来ればと。」
GM/六会: 「後方サポートは私、六会が担当致します」
GM/六会: 「何か変化や問題がありましたら、こちらまでご連絡ください」
: 「了解した、かっぱえびせんの彼女の連絡先も教えてもらえると有難い」
スタンレー: 「了解しました……それと、いつもの口座に規定の金額。手配お願いしますね。」
GM: 解りました。と頷き、『相模明良』と書かれた名刺サイズの紙片に、携帯番号が書かれたものを渡される。
: それを受け取りポケットにしまう
スタンレー: 「……かくて、一部の人間以外は与り知らぬ場所で、既に世界は変貌していた。」
スタンレー: 背もたれに深く寄りかかりながら、薄く笑ってつぶやいて。
: 「足が必要になるか……」
スタンレー: 「ですねぇ…さてどうしたものか。」
GM: ……
GM/六会: 「運転手が必要でしたら、私が動きましょうか?」
GM: と、言ってきますがどうしますね、天照さん(何)
スタンレー: 「あぁ、でもそちらはそちらでバックアップの仕事が詰まってません?」
: 「私一人ならどうとでもなるんだがな」
GM: まぁそうですけど。とそれには呟き。
: 「それに」
GM/六会: 「運転が出来るなら、此方を使ってくれるのは構わないのですが」と、ぽん。とハンドルを叩き。
: 「“また”車が壊れたとなっては悪いしな」
: 「私は自動二輪の免許しか持っていないんだ」
: とそっちは?と言う目でスタンレーさんを見る
スタンレー: 「……運転に関する知識はありますけど、実際に運転するとなるとノイマン能力をフル回転させないと」肩をすくめて
GM/六会: 「…………」
GM/六会: 「………………お気遣いありがとうございます」ぐったりとした様にハンドルに突っ伏すエージェント(何)
GM/六会: 「ま、まぁ、別行動でご連絡し合う、と言うのでも一向に構いませんし」気を取り直したように起き上がり。
GM/六会: 「何かありましたら、とりあえず情報を交換し合うと言った形で参りましょう」
スタンレー: 「まぁ、やれというのなら普通の運転なら拙くてよければ……別の方法考えたほうが穏やかですが。」免許はない。
スタンレー: 「……そうですね、現状そうしておいておいたほうが色々と皆の為の気がしてきました。」
: 「こちらに異存はない」
GM: ではその様に。と、エージェントは頷き。
GM/六会: 「私はこの後も少々情報収集などに回ります。お二人は明日より宜しくお願いいたします」
GM: 一礼し。
スタンレー: 「ん、おねがいしますね。」
GM/六会: 「何でしたら今晩はこのまま家までお送りしますが。如何でしょうか?」
スタンレー: 「では……えーと、今日は図書館まで」(何)
: 「大丈夫だ、気遣いは無用」
: 「適当に降ろしてくれ」
GM: 解りました。と頷き。六会はエンジンを起動、発進する。

GM: シナリオロイスは“死人”へどぞ。
: え〜と
: 消えて行った方の、死人ですよね?
GM: 指定は特にしてませんな。消えていった方でも、自殺者でもどちらでもどうぞ。
: □同情/■不快感 で
スタンレー: ……あー
スタンレー: ■好奇心/□猜疑心にしときましょう(何
GM: はい。





←return □Introduction   menu   OP BackStage■   next □MD-A OnStage→