□EndingPhase / OnStage

◇Ending-1
ScenePlayer/"幻の如き" 比奈川 恵那 : 強制/"天からの歌声"晃野 満月


GM: UGN黒巣支部“Elysion”内
GM: 事件の報告に二人はやって来ていた
GM: 報告書に目を通した美鈴が口を開く
GM/美鈴: 「お疲れ様でした。“欺く光”を止めて下さり有難うございます」
恵那: 「どういたしまして。お金はいつものとこに振り込んでおいて」
満月: 「い、いえ。そんな……まぁ、私の方は成り行き上みたいな形でしたし。」
満月: 慣れない場所にて苦笑漏らし。
GM/美鈴: 「はい、拘束した二人に関しては私の方で責任を持って処理いたします」
満月: 「……お、お願いします?」 どんな処理なのかは聞かない方が幸せなのだろう……多分。
GM/美鈴: 「それと、今回一般の人間に被害は無かったようです。」
GM/美鈴: 「“Three minutes”の報告にある、一般市民のジャーム化と言う事実は確認できませんでした………他の市の人間と言うならわかりませんが」
GM/美鈴: 「勿論、貴方のお兄さんも」
GM: と満月に向かって柔らかく笑む
満月: 「"病気の子供は居なかった"……私等に関して言えば、そう言う事ですかな。」 まぁ、良かった。釣られて笑い。
恵那: 「よかったわね」満月を横目でみて、僅かに笑顔を浮かべる
満月: 「あ、ありがとうございます。」ぺこりと。
恵那: 「まあ、わたしは赤の他人がどうなろうが、知ったことじゃなかったけど」さらりと酷いことを言う
GM/美鈴: 「“欺く光”が何を考えていたのかはこれから詳しく調べますが、実質的な被害は貴女方の体力位なものの様ですね。」
GM/美鈴: 「有働晶と言う青年の記憶も消されていましたし」
GM/美鈴: 「特に瑞穂さんと満月さんは無断外泊ですからね、上手く言い訳して下さいね」
GM: いつもの笑顔でそう言い
満月: 「…………ありましたね、そんな問題。」 遠くを見つめ。
GM/美鈴: 「大変お疲れ様でした。報告は承りましたので、お帰り下さって構いませんよ」
恵那: 「ん、じゃあね」ひらひらと手を振って、部屋を出ましょう
満月: 「了解ですよ、それじゃ私も。」 軽く一礼。 比奈川さんの後に続き部屋を退出。

恵那: 「あ、無断外泊の話だけど」廊下に出て、歩きながら満月に話しかける
満月: 「……言い訳、考えないと行けませんよなぁ。」 面倒だ、と返答と共にボヤキツツ。
恵那: 「じゃあ、私のところに泊まったことにする? 同性の大人の所で寝泊りしてたって聞けば、親御さんもそれなりに安心すると思うし」
満月: 「……え、良いんですか? いや、まー……事情知らない友人にアリバイ頼むかよりは、確かに此方も都合が良いですけども。」
満月: 意外な申し出に目を瞬かせ。
恵那: 「迷惑かしら?」くすりと笑う
満月: 「い、いえ!そんな、願ったり叶ったり………い、いやいや。」咳払い。
満月: 「と、ともかく。 ……迷惑でなければ、お願いしても宜しいですか?」 真面目な表情で向き合い。
恵那: 「私から言ったことだもの。いいに決まってるでしょ」ウインクして微笑み
満月: 「す、すいません。有難うございますのお願いします。」
満月: 「……ま、まぁ流石に親も確認の電話やらはいれないとは思いますから。」 ぺこりと頭を下げて。
恵那: 「それに親御さんに挨拶に行かないといけないしね。満月さんをくださいって
恵那: それはそれは爽やかな笑顔でのたまうわたし。(ぇ
満月: 「…………えーっと、うん。ちょい待って下さい比奈川さん? うん、何をのたまってますか其処?」 笑みを浮かべ挙手。
恵那: 「え? 無断でわたしの所に泊まったって、そういうことでしょ?」 その手が妖しく動き、みつきちのあごをつつーっと撫でる(何)
満月: 「……………。」
恵那: 「……………」笑顔
満月: 「……た、助けて天城さーんっ!?」 来た道を逃げようと(何
恵那: じゃあ、がしっと後ろから捕まえて、ふうっと耳に息を吹きかけてあげやう。
恵那: 「わたしのこと、きらい……?」
満月: 「え、い、いや、ちょ、そ、そう言う意味じゃってちょ近い近い近い……!?」
恵那: 「大丈夫。既成事実は後で作ればいいから」ふふっと、妖しく艶やかに笑い、引き摺って行く

GM: あぁ、晃野 満月の運命や如何に



◇Ending-2
ScenePlayer/"天からの歌声"晃野 満月


GM: 報告をした日の夜
GM: 酷く疲れた顔をして帰ってきた満月
GM: 家に帰ると電気が灯っていない
満月: 「…………え、ちょ、精も魂も使い果たしてるってーのに家誰もいねぇっ!?」
GM/星夜: 「満月かぁ?お帰り何処行ってたんだぁお前」
GM: 暗い中でモニターの電気だけがついている…ゲームをしているようだ
満月: 「どあぁっ!? ど、何処から湧いて出てきた!?……じゃなくて、何で部屋真っ暗なんだよ!?視力落ちても知らんぞ其処っ!?」
満月: 自分の事は棚の上に置き。 まずは真っ先に指差して突っ込んだ。
GM/星夜: 「うっさいなぁ、いいじゃねぇか、教え子にもチョコ貰えねぇし、俺は世間に絶望してるんだよ」
満月: 「知るかよ!? てーか自分の行動を見返ってからバレンタインを口にしやがれ!?」 世間が正しいよねソレとか胸中。電気をつけつつ。
GM/星夜: 「そんな事よりも飯作ってくれよぉ、父さんも母さんも旅行行っちまってるし、お前は帰ってこねぇし、ここ2日くらいまともに食ってないんだよぉ」
GM/星夜: 「って、なんだとぉ?この完璧なお兄様に向ってそんな事言うのかぁ?この、不良娘!鬼!鬼畜!外道!悪魔!味噌…は言い過ぎか」
満月: 「はぁっ!?母さん達旅行行ってんの!? ……あぁ、どおりで台所が変な具合に荒らされてる感がしたと思ったら……!」 頭を抱え。
満月: 「何処がだ、何処がっ!? 兄さん程度で完璧ってーなら、世の中の80%近くは完璧超人だっ!」
GM/星夜: 「うぅぅ、怒鳴ったら余計に腹減ったよぅ、もういいから何か作ってくれよぅ」
満月: 「……まぁ、連絡も無しには流石に悪かったとは思ってるけどさ。」 不良娘、に反応。視線を外し。
満月: 「……ったく。 わーったよ、ちょい待ってろ。適当に簡単なの作るからさ。」 手をヒラリと振ると、背中を向けて。
GM/星夜: 「偶にはいんじゃね?連絡はした方が良いけどな」
GM: 少しだけ教師っぽく言って
GM/星夜: 「早くしてぇ、お兄ちゃんが死んだら満月のせいだからなぁ、化けて出るからなぁ」
GM: とその場に転がりながら駄々っ子の様に暴れて言う
満月: 「……そっかな。 ……ったく、何時もどおりだなぁ。」 時折見える教師の顔。小さく笑い。
満月: 「りょーかい了解。 あと、化けて出るならせめて昼間にしてくれな?」 部屋を閉め、台所へと向かい。
満月: ……何時もと同じ風景。 呆れつつも、安心している自分。
満月: ……あー、こう言うのが大切な一時って言うんだろうなと。 小さく呟いた。
GM/星夜: 「なぁ、ところでお前の相手ってどんな奴?なぁなぁ教えろって、クラスの奴か?」
GM: 後ろからいきなり現われて興味本位で聞いてきた(何
満月: 「いーから大人しく待っていろ!」
満月: しゃもじが、空間を飛び交った(何



◇Ending-3
ScenePlayer/"Three minutes" 三納 瑞穂


GM: 眠らされ、記憶も消されていた晶は
GM: 目が覚めるといつもの元気な晶だった
GM: 記憶がない事に首をかしげつつも
GM: 特に気にした様子も無い
GM: ただ
GM: 道場では晶と瑞穂が無断外泊したと言う謂れのない事実が出来上がっていた
GM/晶: 「俺は3日も何してたんだろうな」
GM: 二人きりになってそんな事を呟く晶
瑞穂: 「…んーと……えーと……………そっ、そうだ。異星人に連れ去られていたとか?」
瑞穂: そんなコトを何度も友人から聞いたことがあるし! と、まくしたてるような口調。
GM/晶: 「……瑞穂ってそう言うの信じる方だったか?」
GM: 意外そうな目で見つめてくる
瑞穂: 「いやぁ、そんなことナイナイ。まあ、無難な所で誘拐犯に連れ去られて〜って所かなあ?」
瑞穂: ふるふると頭を振る。
GM/晶: 「誘拐犯ねぇ…なんか恐ろしい目にでもあったのか…あぁいや頭でも打ったのかな?何か全身痛い気がするし」
GM: と言ってあちこちをさすってみる
瑞穂: 「え? どっか痛いの? どこどこ??」あきにーちゃんの背中辺りをさすってみる。
瑞穂: 実験前とはいえ、また変なモノでも付けられたりされてないかと不安になって。
GM/晶: 「何か知らない間に、何処か打ちつけたりしたのかな?筋肉痛もはいってる気がするんだけど」
GM: いつも厳しい鍛錬をしているはずなのにとブツブツと言いながら
瑞穂: 「ああ」 “やっぱり”と。少し安堵して。
瑞穂: 「あきにーちゃん、夢の中で大活躍してたのかもね」
瑞穂: にへ、と笑う。
GM/晶: 「夢ね…そういやなんか夢見てたきするなぁ…どんなんだったかな」
GM: 思いだそうと首をひねる
瑞穂: 「囚われのお姫様を助け出すとか、そんな感じ?」首を横に傾げて。
GM/晶: 「じゃあ瑞穂が捕らわれてたんだなきっと」
GM: と楽しそうに受け応える
瑞穂: 「じゃあ……あきにーちゃんが囚われちゃった時は、アタシが助けに行こうかな〜♪」快活に笑う。
瑞穂: 「なんてね」
GM/晶: 「ハハハ、瑞穂なら大人しく捕らわれてるよりも似合うかもな」
GM: とからかうように
瑞穂: 冗談めかして、そう言って。筋肉を揉みほぐしていた手を止めて、正面へと回る。
瑞穂: 「…………」少し低い位置から、じっと晶を見つめる。
GM/晶: 「ん?どうした?」
GM/晶: 「瑞穂?」
瑞穂: 「──うん。やっぱ、あきにーちゃんは凄いなと思って」屈託のない華が笑う。
GM/晶: 「???」
GM: 何を言っているのか理解できない様子
瑞穂: だって、オーヴァードじゃないのに、あきにーちゃんはやり遂げられたんだもん。──その言葉は口には出さないまま。ただ、笑って。
GM/晶: 「…ん〜まいっか」
GM: その笑顔につられて顔を綻ばせる
瑞穂: 「あ、でも。アタシが囚われた時には、やっぱりあきにーちゃんに助けに来てもらいたいんだから!」
GM/晶: 「バ〜カ、誰が他の奴に譲るかよそんな美味しい役」
GM: そう言って頭を撫でる
瑞穂: 「えへ。期待して待ってます」目を細めて、撫でられるがままに任せる。
GM/晶: 「ま、そんな事、夢以外じゃ無い方が良いんだけどな」
GM: と言って笑う
瑞穂: 「そうだね…」しみじみと呟いて、ふと思い出す。
瑞穂: 「……あー、一個だけ、例外」
GM/晶: 「例外?」
GM: 手を止めて聞き返す
瑞穂: 道場の端っこに置いた自分の荷物を引き寄せて、中を探る。
瑞穂: ごそごそと、取り出したモノは。可愛らしいラッピングが施された物。
瑞穂: 「…………」目を見て、そして、ちょっと照れながら。
GM/晶: 「?」
瑞穂: 「……んと…………あきにーちゃんだったら、囚われてもいいかなー……なんてね! 受け取ってくれると嬉しいな」
瑞穂: 両手に持ったそれを前に突き出して、お辞儀のように頭を下げる。
GM/晶: 「(顔を真っ赤にして)囚われって!………あ、ありがと……でも、俺誕生日じゃないぞ?」
GM: 渡された物が何か理解していない様子
瑞穂: 「今日は2月14日だから、誕生日じゃなくてもいいの!!」押しつけるように渡して。
瑞穂: 自分の言った台詞に今更ながら恥ずかしがって、脱兎。
GM/晶: 「………あ”…わ、悪い、日にち感覚が………」
GM/晶: 「って、待てよ」
GM: 思わず追いかけて手首を掴む
瑞穂: 「はわわっ!?」
GM/晶: 「わっわるい」
瑞穂: 手首を掴まれて、大人しく立ち止まる。
GM: 強く握りすぎた方慌てて手を放し
瑞穂: ううん、と。ふるふると頭を振って否定をして。
GM/晶: 「その………御免…俺、こう言うの疎いから」
GM: と頭を掻く
瑞穂: 「いや、その………アタシも、どうしたものかなー…と…」同じような仕草で頭を掻いて。
GM/晶: 「お互い、不器用だよな」
GM: と苦笑する
瑞穂: 「うん、まあ…………ぷっ」自分も苦笑……して。同じ仕草が何となく可笑しくって、つい吹き出してしまった。
瑞穂: 「…無意識に、一緒」くすくすと笑う。
GM/晶: 「(つられるようにして笑い)ハハハハハハ…………あ、これ有難う…」
瑞穂: 「受け取ってくれてありがとう」
瑞穂: 照れはまだあったけれども、大好きなあきにーちゃんの笑顔に、つられて笑って。
GM/晶: 「瑞穂からのもの断る事はないよ……あ、そうだ、一緒に食べないか?疲れたろ」
瑞穂: 「うん! 食べる食べる♪」
GM/晶: 「よし、食べようか」
GM: そう言って包みを開ける
瑞穂: #3r10
dice - 瑞穂:3r10=(6,9,2)=9
瑞穂: よっし、手作りチョコで!(何)
GM: 御意
瑞穂: 「生チョコ風〜みたいな感じで作ってみました」
GM/晶: 「凄いな自分で作ったのか…どれどれ」
GM: 一つを取っておもむろに口に入れる
瑞穂: 「……」その反応をじーーっと見つめる。
瑞穂: 「…ど、どうかな?」
GM/晶: 「へぇ、瑞穂にこんな才能があるんだ」
GM: 微妙に褒めていないようなセリフを吐く
瑞穂: 「いぇい、褒められた!」素直にそう受け取ってガッツポーズ。
GM/晶: 「素直に美味しいよ、ほら、瑞穂も食べろって」
GM: と自らも取りつつ差し出す
瑞穂: 「んじゃ、ワタクシめも」進められて、ひょい、ぱく。
瑞穂: 「ん、美味しい♪」幸せの笑顔。
瑞穂: あきにーちゃんが連れ去られた時に、“欺く光”から強要されたものとは比べものにならない笑顔。
瑞穂: もうあんなコトは起こりませんように──願いを込めて。
瑞穂: 「はい、もう一つどうぞ〜」
瑞穂: あきにーちゃんにチョコを勧めた

GM: 嬉しい様な恥ずかしい様な、そんな空気が辺りを包み
GM: “青春”な日常が戻ってくる
GM: それがたとえ束の間であったとしても
GM: 今この時は夢ではないと


GM: 『Time limit』閉幕





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