◇MasterScene / 欲望の赴くままに
ScenePlayer/− : 場所/? : 登場/不可
とある部屋。 一人の白衣を着込んだ女性がコンピューターと向かい合っている。 周りには様々な機械が設置され、一画では数体のジャームが拘束されている。 突然の闇。 光すらも覆い隠す現象に、女性は振り向く。 闇の奔流が収まった先にあるものは。 まるで切り伏せられたかの如く。 まるで食われたかの如く。 戦闘の痕を残して横たわるジャームの姿。 "壊された"のか、"壊れた"のか。 恐らく後者だろうと薄笑いを浮かべ。 「耐久性に問題有りかしら。 向こうの私も大したことは無いようね。」 あぁ、研究することがまた増えた。 だけど、それすらも楽しい。 これらの研究こそ生き甲斐であり、自らが存在する理由なのだから。 深まる笑みはそのままで。 横たわるジャームを押しつぶし。 再びコンピューターと向かい合った。 |