□TriggerPhase / OnStage
◇Trigger / 焦りの暴走  ScenePlayer/all : 場所/空地  : 登場/all
GM: 登場を。
遊月: #1d10+51 登場
dice - sinoyama: 1d10=(8)=8+51=59
遊月: なんかたかめだな
: 登場 #1d10+73
dice - ayumu: 1d10=(8)=8+73=81
: はっはっは(何
テクタイト: #1d10+51 登場です。
dice - tektite: 1d10=(8)=8+51=59
天狐: #1d10+55
dice - Kitune: 1d10=(5)=5+55=60
テクタイト: おお。3人目。

GM: 「――誰、だよ。オジサン。 僕はアンタに用事は無いんだけど。」

GM: 「貴様には無くとも、この私にはあるのだよ。 そう――」
GM: 「“完全なる人間”の実験体の一人であった貴様にな。」


GM: 手元にある機械の反応を元に現場へと向かってみれば。
GM: 其処には先ほどのエージェント――下土井と、“器用人”こと明の姿が。
GM: 下土井の手には、君達の持つ機械に良く似た装置が握られていた。

天狐: 「──アラアラ」
テクタイト: 「おやおや。またお会いしましたねぇ」
天狐: 愉しそうに。呟く。
遊月: 「さて、そこで何をしているのかな?」
GM: その声に、少年は振り返り驚いたような顔で。
: 「・・・・・鍋の材料が届くまであまり時間がありませんね。」懐中時計で時間を確認しつつ
天狐: 「傍観しますよ。其れはモウ」
GM/明: 「シノヤマ、何で此処に……!?」
SubM/下土井: 「――また貴様らか。 揃いも揃って私の邪魔ばかり……」
SubM: 言葉は一瞬止まり。 視線はテックさんの持っている機械へと。
SubM/下土井: 「……そうか、そう言う事か。所詮貴様らも奴らに踊らされていると言う事か。」
テクタイト: 「さて」眼に留められた機械を軽く示し。
: 「・・・・・それは違うと思いますよ。」
天狐: 「クスクス」
SubM/下土井: 「だが。 例えこれが、箱庭の中身であろうとも……今はその中での勝者となればそれだけで良い。 そう――」
SubM/下土井: 「この研究を終わらせ、“人間”である私の方が貴様ら“化け物”よりも上位に立つ存在であると言う事を知らしめてやる……!」
テクタイト: 「踊らされようが踊ろうが。私、自分が興味が沸いたものに近づければ何でも良いのですよ」
遊月: 「あまりに遅いのでね。春子さんも心配していたよ。さあ、帰ろう。」
: 「踊っているのを楽しんでいる我々と、踊らされている貴方では・・・・」
GM: 早口で言い終わると、その装置を弄り始め――直ぐに変化が現れる。
GM: 明は苦しそうに耳を押さえ、やがてふらふらと。 苦しげながらも下土井の方へと確実に近寄って行く。
GM: 自らの手が届くところまで歩かせれば、明の上半身の服を。 持っていたナイフで切り裂いて。
GM: ――肌蹴られたその胸には、異様な雰囲気を漂わせる漆黒の結晶がはめ込まれていた。
SubM/下土井: 「貴様が“吸血鬼”であり、血に残されたモノを読み取る力がある事は既に分かっている。」
SubM/下土井: 「そして、あの研究所の所属の実験体とくれば。 ……あの研究所で手に入れた“至上のサンプル”を使うに相応しい。」
SubM: 言いながら、懐より赤い液体の入ったアンプルを取り出し――結晶めがけ、力任せに投げつけ。
SubM/下土井: 「……化け物は化け物らしく、何もかも捨ててしまえ!」
SubM/下土井: 「貴様に求められているのは誰にでも操る事の出来る生体兵器としての役目、そして――」
GM: パリンと言う、あっけない音と共に。 その結晶は黒から赤へと彩られる。
SubM/下土井: 「優れた能力を持つ者の知識と経験を奪い取り、貴様を扱うものに恩恵を与える事のみだっ!!」
: 「(ため息)・・・・駄目ですねアレは。」下土井見て、眉間に片手を当て、やれやれと
天狐: 「”プロジェクト・アダムカドモン”──か」
天狐: 珍しく。憂いを含んだような吐息。
テクタイト: 「何とまぁ」様子をただ黙って眺めていたが。「──興醒めなことで」嘲笑とともに。
: 「・・・・・典型的な勘違いさんですね、困りました・・・あの手の輩には口車が通じない。」小首をかしげどうしよう?と考える仕草
テクタイト: 「誰の言うことでも聞く『機械』など面白くないですねぇ」やれやれ。と首を振り。
GM: 数瞬。 明は憎悪の籠った眼で下土井を見ていたが。
GM: やがて苦しげにその膝を折り、蹲り。 沈黙する。
SubM/下土井: 「兵器に心、記憶など必要ない。感情があったところで、反逆の素にしかならない。」
SubM/下土井: 「そう。ただ、使う者にとって都合が良い物――それでさえあれば良い。」
SubM/下土井: 「さて、本来の役目に戻ったところで早速働いて貰おうか。 迅速に、確実に。奴らを――」
テクタイト: 「意識のあるものである以上、自分の思考で動いていただきませんと。──意に沿わぬ事には逆らい、反抗する。」
テクタイト: 「それでこそ扱い甲斐があるというものですよ?」貴方解ってませんね的な目で見てやるね。
: 「・・・・言う事を聞くだけの”機械”、なるほど使う側はそれを求めるもの・・・しかし分かっていませんね・・・」
テクタイト: 「私は嘗て、そのような“モノ”にたくさん出会うことが出来た。……良い時代でしたねぇ。あの頃は」
テクタイト: 微かに昔を懐かしむ笑みを浮かべ。軽く首をかしげ。
天狐: 「────」
天狐: 「クスクス」
: 「”人”には・・・・”感情”と”心”がある・・・それを掌握し、進んで自分に奉仕させる・・その器が無いならば・・」
天狐: 「でもこういった方が居られるから」
: 「使う側には来ないで欲しいですね、僕は・・・・」
天狐: 「大好きですよ。エエ。この世界」
天狐: さ、て、と。
: そして、小物にも興味はありません、もう少し使えると思いましたが僕の勘違いのようですね、と呟き
: ”物”を見る目で下土井を見て、ため息をつく
GM/明: 「ホント、そう。だよね。 てか、うん。……あ、んたさぁ。 バカ、じゃないの。」
SubM/下土井: 「…なに?」苦しげに呟くその姿に、下土井は驚き。
GM/明: 「ああ。確かに僕、は。兵器として、生まれ変わ、らされたさ。」
GM/明: 「“決して、本体が暴走する事のない兵器”として。」
GM: けどね、思い違いしてるよと。 自らの頭を示しながら。
GM/明: 「今の僕の、場合。暴走しない、のは。此処だけ。 ――なの、に。『でりけぇと』な“其処”に、そんなのかけちゃ。」
GM/明: 「し、かも。なに、この尋常ない。憎悪の塊のような、残留思念。」
GM/明: 「アンタ、よくこんな、の持ってられたね。 ……半年、前から。ずっと?」
GM/明: 「――……あー、うん。 駄目だ、全然駄目だ。 アンタの実験、もうオワリだね。」
GM/明: 「サイアクなまでに。飲み込まれる。 ……アンタ、も。オワリ。」
GM: 何を言っているのか、と唖然としていたが。言葉が切れた事で正気に帰ったのか
GM: “黙れ、化け物!!” 激高した様子で。殴りかかろうと拳を下ろし――
天狐: 「それはいけない選択デスよ」
: 「緻密なシステムほど・・・・”潜在的”なバグが存在する・・・」眼鏡を直しつつ呟く
: 「それが”故意”か”偶然”かは置いておいて・・・・」
天狐: 歩の呟きに軽く微笑う。
GM: ……明は振り向き。 少しだけ、皆――いや、その中の一人をじっと見る。
GM: 声にはならなかったけど、確かにそれは『ごめんなさい』の言葉。

GM: 一陣の風が、ざぁっと吹いて。





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