Ending phase1 / Sp:東雲 主


GM  : あの後。
GM  : ピンクの宝石=レネゲイドの結晶は、結局UGNにて保管されると言う話を耳にしました。
GM  : そんなこんなでゴタゴタ騒ぎも一段落。 次の日にはまた何時も通り、仕事の日々が待っています。
  : 今はその翌日ですかな。
GM  : ですね。 昨日の投げ出した仕事の続きを続けていられたりとかしていらっしゃるんでしょうかな。
  : それでは相変わらず面倒そうにデスクについて端末捜査を。さっさとデスクワークは終わって外に出られないものかと模索しつつ。
GM  : 「精が出てますね、東雲さん。」 背後から呼びかけられる声。
  : ぱん。と少々乱暴に最後のキーを叩き。
  : 椅子の回転を利用して背後を振り返る。
  : 「デスクワークなど自分に向いてないのが解っているのでな。こういうことはさっさと終わらすに限る」
  : 決して好きで精進している訳ではない。と言いたげな口調で。
GM  : 「あはは。確かに、机にしがみついているよりも、外で走り回っている方が元気に見えますね。」
GM  : 立っていた上原さんが苦笑しつつ、近くの椅子に勝手に座り。
  : 「全くだ」頷き。
GM/上原: 「えっと、それで……あの、昨日は本当に有難うございました。 お陰で、私生活に置いては平穏な日々が戻ってきましたよ。」
  : 「そうか。あれは結局UGNに押し付け……もとい、保管となった。もう面倒な話は来ていないと思うが」
  : UGN、という単語には些か慎重そうに声を潜める。
  : 「巻き込まれとはいえ、厄介な話だったな」お疲れ様。とは言わずとも、労いのつもりで声を。
GM/上原: 「そうなんですか。けど、私の手元に置いておくよりはその方がきっと良いですよ。」苦笑をまた漏らし。
GM/上原: 「あはは……本当です。 えっと、それで……これ、お礼代わりって訳じゃないんですけど……。」
GM  : 小さな紙袋を取り出し、差し出して。
  : 「む?」受け取り、見る。
GM  : 某店のドーナッツが3つ入ってます。
  : これは何だ? と少々怪訝に目線での問いかけ。
GM/上原: 「ほら、昨日……比奈さんがドーナッツの事、言ってましたよね。 それ、思い出して。」
  : 「ああ」
  : 「となるとこれは、俺より比奈君に渡すべきではないのか」
  : 全く解ってませんよこの人(何)
GM/上原: 「いえ、比奈さんの分とUGN支部さんの分はもう買ってありますから。 昨日の事に対する、お礼って事で貰っていただけませんか?」
GM  : 少しはにかんだ様子に見えるのは気のせいです、えぇ。
  : 「ああ、そうか。なら」ごそ。とひとつを取り出し。上原に差し出す。
GM/上原: 「? ……え?あ、いえ、べ、別に私の事は気にしなくとも良いですよ!」
  : 「休憩としよう。君も付き合ってくれ。珈琲を淹れてくる。君は砂糖とかそういうものの好みはどうだ?」
  : 立ち上がり。手でその場に座っているよう指示しつつ。
GM/上原: 「え……あ、は、はい。そう言う事ならば、お付き合いします。 えっと、フレッシュと砂糖1個を貰えれば……。」
GM  : 立ち上がろうとした矢先に指示されれば、素直に座りなおし。
  : 「解った。待っていてくれ」軽く頷き。手を振って。給湯室へと歩き出す。
  : ああ。これで厄介な話もまとまったな。と。微かな違和感とともにぼんやり感じながら。




Ending phase2 / Sp:此代 詠魅


GM/天城: 「お疲れ様です、此代さん。 ご無事で何よりでした。」
GM  : 支部長室にて。 紅茶とドーナッツを差し出しながら。
詠魅 : では、ソファーでくつろぎつつ、ドーナツをほおばる。
詠魅 : はぐはぐ
GM/天城: 「それにしても……まさか、あのエージェントが此代さんの事も狙っていたなんて。本当にお疲れ様でしたね。」
GM  : 思わず苦笑が漏れた。
詠魅 : きょと、と視線を美鈴のほうへ向ける
詠魅 : 「……別に、いつもの任務と一緒……」
GM/天城: 「そのドーナッツは、上原さんが先ほど持ってきたものです。 昨日の件に関してのお詫びだそうで。」
詠魅 : おわびという言葉に、頭の上に「?」がうかぶ。
GM/天城: 「そう言って頂けると助かります……本当は、あんな変な因縁をつけられていたのであれば別の方に頼んだほうが良かったのではないかと心配していまして。」
詠魅 : 「……狙われてるなら、さっさと潰しておいたほうが……いい………」そして食事再開
GM/天城: 「貴女らしいですね。」 小さく微笑んで。
GM/天城: 「さてと、結構な数を買っていただいたので、私は他の方にも配ってきますね。」
詠魅 : ドーナツをほおばりながら、こくりとうなずく。
GM/天城: 「それでは、次回の際もお願いいたします。 ……失礼しますね。」 立ち上がり、ドアの向こうへと消えていった。
詠魅 : 最後の一つをほおりこみ、紅茶を飲む。
詠魅 : さて、お話も終ったようだし、プールへ行こう。
詠魅 : 今日は呼び出しがなければいいな、と、もやんと思いながら
詠魅 : 部屋を出た。




Ending phase3 / Sp:岾鶫 唯


GM  : さて、昨日のどたばた劇にて、すったもんだの末に狙いの宝石……もとい、結晶を手に入れる事が出来ました。
  : 「ん〜ふふふふふ…」
  : いろいろな角度から、写真をパシャパシャ撮る。
GM  : 今のところは暴走する事もない、ただただ綺麗な石です。
GM  : と、そこで鳴り響く一本の電話。
  : 「お持ち帰りは駄目ですからねぇ。ちゃんと記録を取っておかないと、せっかくのレア物」
  : 「えーと、縦横の幅と、重さ…せっかくだから、味も見ておこうかな♪」
  : 「…で、なに?」滅茶不機嫌そうに電話を取る。
GM/金本 : 「仕事の首尾はどうかしら?」 簡潔に、電話の向こうの主は告げる。
  : 「んー。取って来れたよ。さすがに秘密裏には行かなかったけどねー」コリコリと石をヤスリで削りながら(マテ)
GM/金本 : 「結構。やはり貴女に頼んで正解だったようね。」
  : 「UGN預かりってことになったみたいだから、そっちに持ってくのは問題ないと思うにゃあ」
  : 「それとも、そういう根回ししたのかにゃあ? どうでもいいけどねぇ」
GM/金本 : 「有難う、感謝するわ。」 くすりと小さく笑い声が聞こえた――気がした。
  : 削り落とした粉末を、ペレーに入れて真空保存。付箋を貼って、厳重に封印。
GM/金本 : 「それじゃあ、後で私の部下に引き取りに行かせるわ。 それまで丁重に扱って頂戴ね?」
  : 「了解了解。唯ちゃんそっちの部下はともかく、アイテムは大事に扱いますよー」
GM/金本 : 「なるべく部下も大事にしてあげて頂戴。戻る途中で、何処かのエージェントの如く落とされても困るしね。」
GM/金本 : 「それじゃあ、報酬はまたのちほど。今は失礼するわね。」
GM  : そして電話は切れる。
  : 「そんなバカ、唯ちゃんが抹殺ですよー。ではではではー」
  : 「ふぅ…唯ちゃん、今回の収穫これだけ。唯ちゃんぶれーども試し切りできなくて、不満不満」ペレーをクルクル回しながら。
GM  : ちなみに、そこの支部からここまで距離はそれなりにあるので、直ぐに部下を向かわせたとしても1時間はかかるだろう。
  : 「あーあ、つまんないにゃあ。…ん、こっちから行けばいいのか!」
  : そして、石を巡って隣町でまた一騒動起こるのだったが、それは別の話。
  : どんとはらい(マテ)




Ending phase3 / Sp:比奈みのり


GM  : さて、激しい戦いから一夜明け。
GM  : あなたは真っ白で清潔な部屋のベッドの上でねっころがってたりしています。
GM  : ――つまりは、病院送りとなったと言うことでありまして。
みのり: 「……あー……なんだか久しぶりの病院だ」
みのり: 手をあげ、顔の前へ。握り、開く。それを繰り返した。
みのり: 「前も似たようなことで、病院送りにされたことあったなあ」
GM  : そんな時、突如ドアからノック音が。
みのり: 苦笑しつつ、体を起こす。
みのり: 「あ、はーい」
GM  : 「お邪魔しますね。」 ドアを開けて。
GM/上原: さんが紙袋片手に入ってきました。
みのり: 「あ、どうもすいません」
みのり: 「……事件は、どうなりました?」
GM/上原: 「支部長さんから、此処に居るって聞いて……御免ね、いきなり押しかけちゃって。」
GM/上原: 「えっとね、聞いた話によると……あの宝石、じゃなかった。結晶は、UGNによって保管されるって事になったんだって。」
みのり: 「いいえ、あ、どうぞ」 とベッド脇の椅子を勧める。
みのり: 「そうですか。それがいいかもしれませんね」
GM  : 失礼します、と椅子に座り。
みのり: 「……ところで、東雲さんはどうしてます?」 さりげなく問いつつ、微笑。
GM/上原: 「ええ、私が持ってるよりも安全になるには……え? あ、東雲さんなら、デスクワークを今一生懸命にこなしているところ。」
GM/上原: 「さっさと終わらせるために、だって。」 軽く笑い。
みのり: 「飛び出していく気、満々ですね」 苦笑
GM/上原: 「けど確かに、机の上で格闘している東雲さんよりは、外で飛び回ってる東雲さんの方が生き生きしてるしね。」
みのり: 「ついていくのは大変そうです」
GM/上原: 「本当にね……って待って待って。別に私もついていくって訳じゃないよ。」
GM/上原: 「そ、それはともかくとして! えっと……はい、これ。」 持ってた紙袋を差し出し。
みのり: 「ついていかないんですか?」 不思議そうに首を傾げる。からかう色とともに。
みのり: 「あ、ありがとうございます。なんですか?」 紙袋を受け取る。
GM/上原: 「ど、同僚は同僚だけど、だからと言ってパートナーって訳じゃないからね? ……それより、大人はからかわないの。」ちょっと困ったように。
GM  : 中にはドーナッツと、某ライオンのぬいぐるみが。
みのり: 「わぁ!」
みのり: 喜びと驚きに、声を上げる。
みのり: 「本当にくれるんですか!?」
GM/上原: 「巻き込んじゃったお詫び……としてはちょっと不釣合いかもしれないけどね。」
GM/上原: 「ともかく、私生活の平穏を取り戻してくれたお礼として。 貰って欲しいの。」にっこりと、良い笑顔で。
みのり: 「これでもイリーガルなんですよ。気にしなくってもよかったのに……でも、ありがとうございます。嬉しい」
みのり: こちらも笑顔で答える。両手でライオンのぬいぐるみを抱き上げ、もてあそんだ。
GM  : 少女の笑顔に、此方も笑顔で答えて。
GM  : もう暫くの間、病室からは元気な声が途切れる事が無かったらしい。
GM  : 今日もまた、平穏で暖かな日々が続く――




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