□+ Scene 04 _"分岐路" +  ScenePlayer/水無月 燎

GM:目を開けたとき。
GM:見知らぬ天井だった。
:侵蝕率は上げますか?>GM
GM:ああ。まだあげなくていいです。
GM:8畳位のリビングルーム。自分はソファの上に毛布をかけて寝かされていると気づく。
:了解
:「…………」
:奇妙に落ち着いた思考の中で最初にしたのは、自分の体の機能を確認することだった。
GM:ああ。
GM:身体が妙に熱い。それは自分でもわかる。風邪引いた時の様な状態。
:体温。……高い。動けなくなるほどではないが。
:神経。……自分の感覚では異常なし
:四肢と指先。……軽く動かしたところでは異常なし。
:「(あとは実際に見てみないとわからんが)」
:「……しかし、ここはどこだ」
:うっすらと目を開けて部屋の様子を見渡してみます
GM:漫画雑誌やコンビニ弁当、オーディオ、テレビなどが設置された如何にも大学生ぐらいが住んでそうなフローリングの部屋です。
GM:奥に扉もあって人気がする。
:上半身起こして、と。服装は変わってないままかな
GM:変わりないですね。あと鞄や所持品などは篭に入れて近くにあります。
:「…………」
:ごそごそと起きだし
:携帯電話に姉からのメールが数十件履歴に入っていることを確認し。
:#1d10+39
dice/Ipos:1d10=(9)=9+39=48
:「いかん。あとで死んだな俺」
:と、息をつき……
:起き上がるとおもむろに部屋の掃除をはじめます
:ドカンと扉を蹴り開けながら入って来る。
:雑誌まとめまとめ。
:弁当容器まとめまとめ。
:「起きたか! さっきから何度か蹴っているのだが…なんでこの物音で目が覚めない…」
:かかっていた毛布を畳み、他にも手を出そうとしたところで空いた扉に振りかえり
:「………」
:「…………」
:「起きているではないか…!?」
:「とりあえず、週刊雑誌は定期的に捨てた方がいいぞ」
:「起きているなら、なぜ起き出して起きたと言わんのだ!」
:「いや、待て。少し寝てるのだ」グイグイとベッドの方へ押す
:「ふむ」
:腕を組んで継の顔を見返し
:「…相変わらず重すぎるのだ、おまえは!」グイグイ
:「誘拐魔にも低年齢化の波が押し寄せてきたとは知らなかった」
:真顔で押されるままにベッドへ
:「うむ。では、いくつか質問するぞ。まず、気分はどうだ?」
:「頭痛や吐き気、目眩、その他自覚症状はあるか?」
:「…………」じっと顔を見返します>継
:「ふむ…知覚に障害でも出てるのだろうか…」
:「いや、本当に心配してくれている顔だ、と思ってな。俺はどうやら君に助けられたのか?」
:「『耳が遠くなっている様子』っと…」メモメモ
:「話を聞け。まあすっとぼけた俺が言えることでもないが」
:「聞こえてるではないか!? なら、質問に答えるのだ! 重要なことなのだぞ、おまえの為に!」
:「自覚症状としては体温が高い。風邪に似た程度だが。頭痛はあるが、重くはない。めまいや吐き気はないな」
:「身体に変調が無いのなら、意識はどうなのだ? ここに来るまでのこと、どのくらい思い出せる?」
GM:占師と話していて身体が重くなって動けなくなった、が覚えている範囲ですね。
:「帰宅途中に妙な占い師に遭遇した。それで……む」
:「すまない、今日は何年の何日だ?」
GM:時計を見ると丸一日ぐらい経過してます。
:軽く頭を振って
:「そこにカレンダーが…去年のではないか! ずぼら過ぎるのだ、この部屋の主は!」
:「……そうか」少しほっとしたような表情
:「それでだな」
GM:燎の手は傷は在るけれど皺はありませんね。
:「…とにかく、今は某年某月某日なのだ」
GM:記憶と一致させると。『丸一日』寝ていた、となる。
GM:いや。事実をあわせると、だ。
:「……考えるのは後回しか」
:「とりあえず、体調は概ね良好。意識明瞭で記憶に障害もみられない、と」
:「正直状況は飲み込めていないのだが、まずは礼を言わせてくれ。どうやら助かったみたいだ」>継
:「うむうむ…最悪なのだ」
GM:ああ。ここで。
:「ああ、礼には及ばないのだ。私は本当に大したことはしてないから。」
:「それに、多分この後の話を聞けば、礼を取り消したくなると思うのだ」
GM:燎は衝動判定をしておくれ。目標値5で。終了後侵食率を通常通り上げてください。
:#2r10+1〈意志1〉
dice/Ryou_k:2r10=(1,5)=5+1=6
:おお、ギリギリだな
:#2d10+34
dice/Ryou_k:2d10=(5+8)=13+34=47
:47に上がりました
:「…………!?」
GM:失敗すると継がこんがり焼けましたが。成功したので『衝動』を押さえました。
GM:急に眼前の人物の力を試したい、と考え手を振り上げて…
:どくん、と血が瞬時に気化するような衝撃
GM:思いとどまりました。
:容赦なく焼き返すぞ、このお子様は(マテ)
:――強さが存在の絶対基準。
:――ならばはたしてこの人間は、生きる価値ありや?
:そんな衝動を感じて思いとどまります
GM:空気が焼けるような匂いが一瞬漂って──消える。
:「……くっ……離れろ」>継
:焼けつくように体が熱い。いや、本当に燃えているのかもしれない
:「何を言っているのだ、おまえは。やはり、体調が万全ではないのではないか?」
:じゃあ
:「不安なのはわからないでもないが、体調は万全に整えておくべきなのだぞ。無理せず休め」
:「だから離れろと……!」
:と、どん継の肩を押して、床に組み伏せかけたところで正気に戻る、って感じで演出をしてみてもいいですかな(笑)?
GM:いいですよ。GMは・・・(何
GM:まー。継には馴染みは無いだろうが。覚醒したてのレネゲイドコントロールの不備ですな。
GM:サラマンダーシンドロームの発現。
:「何をするのだ、貴様はーーーっ!? ロ●コンは、ベ●ード様に叱られるのだぞ!!」(マテ)
:#1d10+42 こう言う時に出るべきだよねって爺っちゃが囁いてたと思うんだ俺!(何
dice/mio:1d10=(2)=2+42=44
:「…………」
:「…………」こめかみを抑える
:「――お邪魔するわね。 水無月君は此方で…………」 ノックを一度。 まぁ、既に許可貰ったしね!とさっさとドア開けて。
:「…………」
:「ふむ」
:「おお、刑事!? ロ●コン、ロ●コンがここにいるのだ!」
:「……そういえば、お前小学生か?」
:「……外に出てた方が良いかしら? 私。」 そうか、この子ロ●コンだったんだ……と微妙に生暖かい視線でですね……(何
:「逮捕なのだ! 社会的に抹殺するのだ!」
:じゃあ取りあえず逮捕られとく・・・?(何
:「そして、誰が小学生かなのだーーーっ!!」ピリッと来るくらいに電気走らせるね
:「がはっ…………!」
:そのままうしろにひっくり返りますな、それは
:「はぁ…はぁ…。た、確かに私は、去年までは小学校に通う歳だったのだが!」
GM:燎の目には何かの冗談みたいに『雷』が見えたね。
:「小学生と中学生の間には、天と地の開きがあると心得るのだ!」
:何と言うかこー、何このカオス空間・・・(何
:「…………とりあえず、罪状に異議申し立てと、現状の説明を求めていいか? どこかで見たような気がする人」>前原
:倒れたまま顔だけ向けて尋ねます
:「ええい! もう、私は何に怒ってるかわからなくなったのだ!」
:「そして、これだけ騒いでも、何故誰も出て来ないのだ、この支部は!」
:「私としては、押し倒すまでに至った経緯の方を聞いた方が良い気がするわ。」
:「……ま、どうせ事故でしょうとは思うけど。」 はふーとため息。
:「ともあれ、久しぶりね水無月君。 あのいざこざ以来。」
:「……で、説明をする前に何処までこの子から話を聞いているのか、教えてもらっても良いかしら?」
:栖條院さん見つつ。
:「体調と記憶を心配されただけだな、現状は」>前原
:むくりと起き上がる。スタンガンのようなものを食らったにしては妙に回復が早い、という自覚はない
:「心配なのは、私の貞操なのだ…(ブツブツ)」
:「栖條院さんのお話は後で聞くわ、お望みならね。 ……となると、事件に関しての事はまだ話を聞いていないと?」
GM:まぁいい加減、と言う感じでジュースを載せた盆を持った青年が入ってくる。
:「道端で倒れた記憶があるぐらいだ。そもそも、何故病院ではなく普通の部屋なんだ?」
:「……もとい、部屋なんですか。だな。この場にそろっている面子にも統一性がない」>前原
:「事件以前に、覚醒の心配があるのだ…。確率は、99.9%くらいと思われるのだ」
:「……誰かに襲われた、と言う記憶も一切無いかしら? 普通の部屋なのは、そうね……」 ちらりと入ってきた青年見つつ。
:それは殆どそうだと言ってるに等しいじゃない、と苦笑しつつ。
青年:「ドタバタしてたからもう起きてると思ったけれど。具合はどうだい。えーと…水無月君だったかな」
GM:ジュースを渡しつつ。
:「襲われた自覚はない。怪しげな占い師には会ったが」と、かくしか記憶の限り。>前原
青年:「ここが超越者(オーヴァード)の保護を考えるユニバーサル・ガーディアン・ネットワークの支部…事務所だからだよ。」
青年:「一種の福祉事務所だね」
:「そう、なのね。 ……怪しげな占い師か。」 ちょっぴり残念がりながらも、心の中でメモをとりつつ。
青年:「僕らはそのオーヴァード、と言う奴でね。特殊な能力を持っている。君もその能力を得た、と彼女等は言ってるんだよ」
GM:名刺差し出しつつ。名前には『樫村 描』と書かれている。肩書きはあまり聞いたことの無いコンビニの店長。
:「いや…すまん…。まだ、言ってなかったのだ…」(マテ)
GM:そーなのかい、樫村は肩落としつつ。
:「改めて、水無月燎です。……さっきは悪かった」継に頭を下げつつ、挨拶。>樫村、継
:「とにかく、おまえは今、普通の人間にあらざる能力を得たのだ。『押しつけられた』と言った方が、正しいかもしれぬのだが」
GM:樫村は紙と灰皿持ってくる。
:「漫画に例えるなら、悪●の実を食べたといった感じなのだ。勿論、それに伴うリスクが付くのも同じなのだ」(マテ)
樫村:「水無月君。これ持って『燃えろ』とか考えてみてくれないか」灰皿の上に紙を置いて。
:「その辺は、追々説明するとして…一つはっきり言っておくことがあるのだ。」
:「その力は、生きたまま手放す方法は、今のところ無いのだ」
:「新興宗教には興味がないんだが……」
:では紙持ってやってみますが>GM
GM:身体が熱くなって掌から実際に『炎』出て紙が燃え尽きます。
GM:灰がパラパラ。
GM:同時に自分の中で先ほどのような衝動が駆け巡り。そして消えます。
:「おお、一目でサラマンダーと見抜くとは、さすが樫村なのだ!」
樫村:「ああ。継──君が襲われていたのを少し観察していた。場に出にくかったので」しれっという樫村。
:「あとで覚えておくのだ…」(ボソッ)
:「……ああ。 通りでさっき、呼びかける前に扉の前に貼りついてると思ったら。」 知ってたなら入る前に言えよー(何
:「ふむ」
:「話は分かった。実感は沸かないが」
樫村:「うん。まぁ上々。別に新興宗教の話じゃないからね」継と澪の視線は黙殺。
:「今はそれでいいのだ。実感は、ジワジワとやって来るものなのだ…」
GM:というか笑って誤魔化す。
:「俺がここに連れてこられたのは、“保護”ということに?」>前原
:「そう言う事ね。 とは言え、他の理由もあるのだけど。」 私が来たのは後者の理由の為、と付け加え。
:「ただ、一つだけ…真面目にい聞いて、覚えておいて欲しいことがあるのだ。」
:「おまえにとって大切な者が、おまえを人間たらしめるということを…」
:「まあ、あとのケアは樫村達に任せるとして…そういえば、刑事は何しに来たのだ? 気になることを言っていた気がするのだが」
樫村:「──カッサンドラの件だろう?」何かの資料を澪に渡しつつ。
:「小が……中学生の言う台詞にしては重みがあるな」<人間たらしめる
GM:樫村は又言ったよ、この人ー的な視線を向けて。消す(何)<小…中学生
:「年齢ともかく、人生経験はおまえより積んでいるのだ。」
:「それより、カツサンドラーとはなんなのだ? 悪の帝国の怪人みたいな名前なのだが」(マテ)
:「流石に耳は早いわね。 ……その通りよ。“カッサンドラ”――大河原さんが殺された事件に関係する事でね。」
:視線を少し落とし。 資料を受け取る。
:「“カッサンドラ”ね。 ……つい先日まで、同じ署内の仲間だった人よ。」 はふーとため息。 で、資料ぱらぱら。
:もそもそと身の周りの整理を開始
:「ふむ…。まあ、樫村が心得ているなら、“こちら側”の件なのであろう。私にも見せるのだ」
樫村:「カッサンドラ。まぁ水無月君にもわかりやすく言うとコードネームだね。」
樫村:「僕らはやはり特殊能力をもっているという事で個人個人を特定しないように綽名で呼び合っているんだよ」
:「それと…樫村。小春のことは、なにかわかったのか?」
:じゃあざっと見たら栖條院さんにも資料渡し。
樫村:「ああ。繁華街で背の高い女性に連れそって消えた、と。買い物袋など所持品などがそのまま見つかった」
:「その人が亡くなった事件で、水無月君も関係者になってしまったと言う連絡を受けたのよ。 ……事件の被害者の一人としてね。」
:「やはり、あの女が関わっている公算が高いのだな…。福引に気を取られ、よく観察していなかったのが悔やまれるのだ…!」(マテ)
GM:まぁ。資料にはこれまでの警察の調べた資料に注釈がついてる。犠牲者は大河原以外は全員OVではない。
:「小春というのは、友達か何かか?」>継
:犠牲者の共通点も今のところは特に無しっすかの。
:鞄の整理を終えて振りかえりつつ尋ねる
:「友達なのだ。別れてから電話も繋がらず、家にも帰っていない。学校にも来ていなくて、誰も姿を見てすらいないのだ…」
GM:共通点として。一人目は留学予定だった 二人目の男はマイホームを建築予定など。
GM:何らかの形で『変化』を間近に迫っていた者が犠牲になっていた。
GM:大河原は近々結婚予定だった。
:「せめて、じい様がいれば、表側での情報は入って来るのだが、当分留守だし…」
:あの恋人さんと、か・・・(ほろり
GM:あと殺害現場は繁華街を中心とした圏内ですね。比較的に本来なら『人目につきやすい場所』。
:「……そうか」>継
:「私は、捜索向きではないので、今は樫村に頼るしかないのだ…」
:「――ねぇ、水無月君。 近々、大きな身の回りの変化があるとかそう言うのは無いかしら?」
:「例えば引っ越しが決まっていたとか、そう言うような大きな変化が。」
樫村:「まぁ。そうなんだけれど。この支部もそう規模は大きくないからね」
:「ときに刑事、資料は読んだが、やはり“こちら側”の件だと思っているのであろう? それならば、私が手を貸すぞ」
GM:水無月は同僚のプロデビューに合わせてテスト受けてみるか、という話も持ち上がっていた。
GM:あと継だけが知っている事だけれど。
:「樫村達には捜索を担当してもらっている分、それ以外の件は私が受け持つ。ギブ&テイクというものなのだ」
GM:小春の母親が妊娠しているのがわかり妹が生まれるという話はちょこっと小春から聞いている。
:「大きな変化といえば、前原さんが知っている事件ぐらいだな。最近は細々としたものぐらいだが」
樫村:「こればっかりはしょうがないさ。まぁ。また調査はしておくから」こんな感じでいいかい、と澪に。
:「……そうして貰えると助かるわ。 何せこの街ではRV事件は殆ど起こらなかった。」
:「そのお陰で、余りRV関係の人間が此方まで回ってこないのよ。」
:お願いと栖條院さんに。
:「変化? 変化と行方不明に、関係があるのか? それは、どの程度の関連性なのだ?」
:「……ところで、すまないが俺は一度家に戻っても?」
:「成る程、ね。 プロテストか……確かにそれは人生の転機とも言えるものになるわね。」 ふむりと腕組み。
樫村:「かまわないよ。すまないね。時間取らせて」立ち上がって。ドアを開ける。
GM:>水無月に
:「はっきりとした関連性は不明よ。」
:「ただ、被害者は全員、何かしら大きな転機を迎えるところだったと言う報告があるから一応ね。」
:「あまり気は進まないんですけどね」その理由は自分でもよくわからない。<プロテスト
:「変化と行方不明…大きな転機…。ちょっと聞いて欲しいのだ、刑事」と、カクカクシカジカで小春のことを話します
:「一人暮らしなもんで、自由は効くんですが。近くに住んでいる姉貴がうるさいもので」>樫村
樫村:「いいや。話を聞いて取り乱さなかっただけ安心したよ。さっきも継がいってたけれど──」
:「……妹が生まれる、か。それも確かに家族が増えると言う事で大きな変化ね。」
:加え、行方不明と言うのであれば……その子も今回の件に関わりがある可能性があるものとして捜査した方がよさそうね。」
樫村:「『力を手放す事は出来ない』。これは覚えておいてくれないかな」
GM:何かあれば連絡して、と。
:「では、樫村、今後は小春の行方は、事件に関連させて探ってみてくれなのだ。私は、刑事と行動を合わせるのだ」
:「よくはわからんが、心配してくれているのは伝わった。はじめのあいつもそう見えたが」継をちらりと見て>樫村
:「それじゃあ、これでお暇させてもらう。……お世話になりました」頭を下げて出ていこう>all
:「……ああ、そうだ。 ついでに私も連絡先渡しておくわ。 貴方には事件の関係者としても、お話を聞きたいから。」
:暇な時に連絡して、と出て行く間際にメモで連絡先押し付けて。 そのまま見送り。
:「――さてと。 それじゃ、私たちも行きましょうか。」
:「うむ。チャッチャと片付けるのだ」
:凸凹コンビだな(身長的に)とは胸中のみ。 連れ添ってまた外へと。

:次にシーンに入る前に、ロイス取っていいですか?
GM:どうぞー。
:同じくロイスを取得しておきます
:では、水無月に■同情/□憤懣で。
:未来の自分:■無関心/□不安 
:継には……■誠意/□隔意 あたりはどうかなあ
:わたしゃなんでもいいですよ。■リコン/□リコンでも(マテ)
:ネガ自重(何
:まあ待とう(笑)
:心配していた目が印象的だったということで誠意にしておきますね
:未来の自分:■無関心/□恐怖 継;■誠意/□不安で。 
:異常です
:以上(笑)
:私も今はこれ以上取りませんよ。ボスに取ってタイタス化しないといけないから(マテ)
GM:りょうかーい。



□+ Scene 05 _"消せぬ夢" +  ScenePlayer/前原 澪

:#1d10+44
dice/mio:1d10=(4)=4+44=48

GM:捜査を開始してまもなくして。
GM:小雨が降り始めた。まずは支部を出て現場に近しい繁華街に移動。
GM:人通りは多い此処も夜になると急に人気がなくなる所も出てくる。
GM:が。今回の連続した事件は本来は人気が多い場所で行なわれた犯行。
GM:だから。人気を払うような何らかの事象が起こっている。
:「……全く、嫌な天気。 本振りにならなければ良いのだけど。」
:夜闇は雨のせいで余計深いものに感じられる。はふ、とため息漏らし。
GM:オーヴァードの自分ならわかる。──《ワーディング》だ。
GM:《ワーディング》を展開し、人のいない状態を作り上げてから犯行に及んだ。襲う人物は無差別か。それとも狙った人物か。
:「通常の事件では不可解でこそあれども。“此方側”の事件とさえ分かれば、ある程度は絞れると言う事、か……。」
:「危うく迷宮入りになりそうな事件を掬えると言う意味では、有り難い力かもしれないけど。」
GM:ただ。狙った獲物には特定の条件がある、と考えてもいい。それは良くも悪くも転機を持つもの。
:腕組み、思考を回しながらぼやく。 何となしに空見上げつつ。
GM:”犯人”の《ワーディング》にはそれか、そうでないかで篩いをかけるものがあるのかもしれない。
GM:どさり。この近くで。大きな何かが倒れる音がした。
:思考は物音で中断。 慌てて振り返り、音のした方へと急いで駆け寄り。
:一応事態が事態だし、直ぐに拳銃は抜けるように手を伸ばしつつ。 てかどの辺りから音したのか分かるのかなそう言えば(何
GM:路地裏。
GM:其れを曲がると。
GM:一人の女子が泣き顔でナイフを持って震えていた。倒れているのは中年のサラリーマンの男。脇腹から赤いものが。
GM:更に奥には長身の女性。
:「現行犯、かしらね。 ――警察よ、そこから動かないで!」 
女性:「ほら。簡単でしょう。──小春」
:拳銃を抜き出して。 状況を確認しながらもゆっくり其方の方に近付こうと。
GM:ふと。それの声を聞くと。女性は一歩さがり。建物の影に。
GM:ひっ、と小春と呼ばれた女子はナイフを持ったまま。立ちすくむ。
:「待ちな――……あぁ、もう!」 ちょっと栖條院さん何処行ったんとか心の中で叫びつつ。
:流石にナイフ持って立ち尽くす少女を放っておけずに影へと消える女性は見送り。
GM:女性は再び一歩前に。澪の前に顔を見せる。
:「ちょっとそこの貴女、お話――!?」 あ、れ。 下がったと思われた女性が、今は何故か自分の前に居る。一瞬思考が止まり。
GM:『大河原 なつみ』だ。
GM:唇の端をニヤリと上げて。笑う。
:「…………何の悪い夢、それとも冗談? 私、笑えない冗談とか好きじゃないのだけども。」
:表情が流石に強張る。 笑みを作ろうとするが、どうせそれも硬いものだろう。
”なつみ”:「現実よ。前原さん」
GM:ゆっくりと懐から拳銃を取り出して。澪に構える。
:#1d10+48
dice/Ipos:1d10=(7)=7+48=55
:「何をボーッとしてるのだ、刑事!」
”なつみ”:「いまいいところなんだから邪魔しないでもらえるかしら。私達の仲間が一人増えるかどうか──大事なところなのだから」
:威嚇で電撃を光らせる。距離があるうえに、小雨が降っている状況では、本気では撃てない。
:「……そう言われて、邪魔をしないと言う選択肢を取る警察官がいると思う? 大河原さん。」
”なつみ”:「そうかしら」
GM:軽く引き金を弾く。
GM:澪の前。立ち尽くしていた小春が一瞬強く痙攣し。倒れる。
:「――栖條院さん、彼女を!」 それだけ叫び、大河原さんにタックルかまそうと。
:「少し距離があるから―――なんで」
:距離があるから、気付かなかった。なんで、彼女がここにいる?
”なつみ”:「あなたは────『届かない』」
:「…今は、考える時ではないのだ!」
GM:その言葉が大河原から紡がれると。澪の足が蔦に巻かれたように。石になったように。重くなる。
:とは言っても、自分には傷を治す能力も、道具も持ち合わせていない。
:「――……何時から言葉使いになったのかしら?大河原さん。 それとも、それも何時も未来予測かしらね。」
:UGNで習った応急手当も、銃創相手にどれほど意味があるのか。
GM:ずるり、と小春の背中から何かが這い出て。大河原の背後に。
:急激に重くなった足。 ……それでも、止まる事は出来ないと。 引き摺ってでも、這ってでも。彼女に一歩でも近づこうと。
GM:それらは白いスーツの神経質そうな男にまとまる。眼鏡を指で上げて嘆息する。
”なつみ”:「────カッサンドラ」
:「くぬぅ―――」小雨の中では、小春を巻き込む可能性がるので、電撃が使えない。なんて無力だ。
”なつみ”:「悲劇を予知しそれを避けようと懸命に忠告し足掻き石を投げられる占師。──馬鹿馬鹿しいと思わないかしら」
”なつみ”:「だから”終わらせて”あげた。一時の幸せを胸に抱かせてね。今頃彼氏も…ね」ごくろうさま。ディアボロス、と呟く。
:「……そうかしらね。 確かに、例え予知したところで他者には受け入れがたいでしょう。それが突拍子もない事なら直更に。」
:それでも、と歩きながらも拳銃の狙い定め。
:「私なら、決して諦めない。 どれだけ嘲笑われようが、石を投げられようがね。」
:「……私の、いや。私たちの力は、その為にあるものだから!」
”なつみ”:「そう言って」
:大河原さんの背後に現れた“ディアボロス”、其方に狙いを絞って引き金を引く。
”なつみ”:「『大河原 なつみ』は死んだわ。──今はもうわたしが──悲劇を喚ぶ魔女カッサンドラ」
GM:白スーツに間違いなく突き刺さる銃弾。
GM:その傷も見る見る間に消える。呆れたように銃弾を傷から抉り出し投げ捨てるディアボロス。
ディアボロス:「カッサンドラ。此処を離れるか。もう一人の選別者の様子も気になる」
”なつみ”:「仕事熱心よね。ディアボロス」振り返り。
GM:大河原の”仮面”を投げ捨てる。
:「――悪趣味にも程があるわね、本当に。 死者の姿を借りて、そんなに楽しいかしら?」
カッサンドラ:「ええ。とても」
:ダメージが通った様子は全く見受けられない。 舌打ち洩らしながら、今度は銃弾に歪みを加え。
カッサンドラ:「彼女の『未来』はとても美味しかったわ」
GM:きひひ、と嗤う。
:「そう。 だったら私からは――こう言った“未来”をプレゼントするわ!」
:魔弾を込めた銃弾を、カッサンドラの足元に狙いを定めてもう一度放ち。
GM:白いスーツがカッサンドラを庇うように。立ち塞がり。
GM:ぱぁんと弾けた。
GM:晴れた先には何者もいない。
GM:きひ。
GM:きひひ。
カッサンドラ:「無駄よ。無駄よ。“未来の代弁者”!貴方の足掻きは徒労に終わる」
カッサンドラ:「迷い、石を投げられ、呻き、地に這い蹲るがいい」
カッサンドラ:「それがお前の『未来』だ!」
GM:きひひ!
GM:残ったのは静寂。
GM:そして傷ついた小春とサラリーマン。
:「刑事、いつまでも呆けている場合ではないのだ! 怪我人が―――」
:まあ、PLとしては、傷口確認しておきましょう。
:「――……分かっている、分かっているわ。」
:ぎりっと歯軋り。 そして持っている携帯でUGNに連絡、救急車を回して貰うようにと。
GM:小春は拳銃で撃たれた痕。手には血に染まったナイフ。サラリーマンの方は脇腹から結構な出血。
GM:原因は小春の持っているナイフですね。
:いや、急激に治ったリしてないかなー、って思ったのですが。
GM:小春の撃たれた所は右肩やや胸。
GM:リザレクトの兆候はないよ。
:PCは遅れて来たから、事情知らないんで(笑)
:了解です。
GM:というかほおっておけば死ぬ。
:じゃあ今のうちにカクシカ説明しとくね・・・(何
GM:死んだら生き返るかな、は試してみないと・・・(何
:その選択肢はやめようぜ(何
GM:まぁカッサンドラの言い方からすれば小春は死にトライすれば覚醒するんじゃないかな、とは思うが(何
:じゃあ、《ワーディング》内で動いてたのは、《生体侵入》の影響で良さそうですな。
GM:です。
GM:あとは融合ですね。もっともこれは継的UGN知識ですが。
:了解。あとで事情聞かされたら、そう判断する方向で。
:・・・・・・あ、れ。 そう言えば今回、ワーディングしてたっけ・・・(何
GM:してないよ(何
GM:暫くしたら「警察」と救急車がやってくる。
:あ、雨の日の人通り少ない時で助かったな!(何 <拳銃使用
GM:火が出せない大佐乙。
:無能じゃないもん・・・(何
GM:で。間も無く警察来るけれど。事情聴取受ける?澪さん(何
:受ける側なん(何
GM:受ける方だが。怪我人でてるし(何
GM:犯人いないし(何
:じゃあ話が通りやすいように自分の上司にお願いしても良いのなら・・・(何
:<RV関係なんです!とか一般の刑事さん達に言えねぇよ・・・(何
GM:いいんじゃないか・・・(何
:じゃあそう言う事にしといてくれ・・・(何

GM:小雨が少し強くなった。



+ Scene 06 _"分岐" +  ScenePlayer/水無月 燎

GM:無断外泊して何か未知の話聞かされて
GM:帰ってきた所で
GM:出迎えたのは
GM:姉のふりかぶっての拳だった。
:#1d10+47 侵蝕率
dice/Ryou_k:1d10=(5)=5+47=52
沙耶:「何処ほっつき歩いてた」
:空手、日本拳法、その他諸々合わせて……何段だったか、この女性は
:……と、殴られるまでに考える余裕があったのは何故だろう。
GM:こう告げたのはもう二発ほど頭に受けてからだった。
:「的確に前頭部を狙ってから言う台詞か、それは」
:頭蓋骨の一番硬い部分ゆえ、被害が出ないところなのはお互い分かっているのだが
沙耶:「父さんがいない間は私が代わりにやる。それが姉の務めだ」
:「どうも帰りのランニング途中に倒れたらしい」
GM:ふぅんと。ぐびりとビールを一口。昼勤明けらしい。
:「それで拾われた結果、今日の夕方まで寝ていたらしい」
:「当人が警察官だったのが逆に幸いしたが」
:「……で、何故一人暮らしの弟の家の冷蔵庫にエビスビールが半ダース冷えているんだ。自宅に帰れ不良医師」
沙耶:「で。具合は。なんなら見てやろうか」
沙耶:「自宅にはワインが詰めてある」
GM:もうエビスビールを一口。
:一筆書いてもらってきた、ということにしてもいいだろうか?<前原さん
GM:いいんじゃないかな。
:じゃあ刑事さんのお墨付き置いとくね・・・(何
:「いや、軽い脱水症状だったらしいし、特に頭を打ったりした様子もないようだ。心配かけた、すまん」
:前原刑事書の書類を一枚手渡し
GM:沙耶はざらっと見て。肩を落として大仰に溜息をつく。心配していたらしい。
:「ところで、少し拳速落ちたか? 避けようと思えば避けられるタイミングだったぞ」
GM:近くを見ればビールの空き缶が二つ三つ。
沙耶:「…いや?…少し酔ったかな」
:先ほどの、“妙にスローモーションに見えた”一撃……もとい三撃の後をしめして
GM:彼女がこれぐらいで酔うのは全くもってありえない。
:「そうか……休んでいくならベッドかソファを使ってくれ」
沙耶:「いや。…そうだな。そうする。しかしお前も妙に頑丈になったよな。もう少し仕置きにも力入れた方が良かったかもしれないね」
GM:ソファに毛布を引きつつ。
:本音を言えばとっとと帰って欲しいが、と軽口をたたき合い、着替えたりしてお茶を淹れ、テーブルで一息つく。
:「……健康なのは医者のお墨付きだからな」
:ちら、と先ほどのUGN支部でかけられた言葉が脳裏をよぎる。
:自分の体の変調は自覚しているが、実感が湧かない感じです。
沙耶:「昔は父さんや私の後をちょこちょこくっついて可愛らしかったのが…今では可愛げの欠片も無い健康男か。ふん。詰まらん」
GM:理不尽な言いがかり。
:#1d10+55
dice/Ipos:1d10=(3)=3+55=58
:「十年以上前の時代を引き合いに出されてもな……姉貴こそ、親父が気にしてたぞ。まだ結婚はしないのかって」
:「失礼しまーすなのだ…」コンコンとノック
:過去と未来。それからは誰も逃れることができない……わけだが
沙耶:「う。まぁその話は…おっと客だ」
GM:まぁ誤魔化すようにしてドアを開ける。
:「珍しいな。インターホン、壊れてたか?」
:「すいません、水無月さんはおられ…」
:「…おぉー…ボンっ、キュッ、ボンっ…」(ボソッ)
沙耶:「さぁ?……はて」出迎えて。見知らぬ人がいたので。
沙耶:「知り合いか。お前の」目線で。
:「……む」
:玄関に出てきて軽く眼を剥く
:「え、えーと、知り合いというか、そういえば名前聞き忘れたというか…」
沙耶:「部屋の逢引で邪魔になるなら私は帰るが」素。マジ素。
:「そ、その…そう! 助けて、ベッドに寝かせて、押し倒されて…!」半ば混乱中
GM:ギギ。何か空間が凍った。
:「とても、重くって…ちょっと、痛かったりしたのだが…」
:「……お前は何を言っているんだ」
:「え? え? 起こったことを、ありのままに…」(マテ)
沙耶:「燎」
GM:あれ。なんで自分の目線高くなってるのー、的に吊り上げられる。
:「……案外腕力あるな、外科医」
GM: 沙耶「責任問題とか知ってるか?これ小学生っぽいんだが」
:「殴られてみるのも手だと思うが、少し待ってくれ。どうもこいつの様子、何か急用の様だ」
:一瞬色々あきらめようかなーと思ったが思い直す(笑)
:「誰が小学生なのだ!」
:「…コホン。…えーと…状況はわからないのだが、一応話があって来たのだ」
沙耶:「お前が冷静すぎるのはどうかと思うぞ。燎」
:「さっき離した前原さんの知り合いだ。妹みたいなものらしい」と、説明しておくです>姉
GM:なんか襟元が引きちぎれてそうな力が篭っていたが離す。
:「目の前に混乱した人間が居ると、逆に落ち着くこともあるだろう……」こめかみを抑える
:「急用か。……助けが居るのか」>継
:「どちらかというと、おまえが助けられる側になりそうなのだが…とりあえず、忘れ物なのだ」生徒手帳渡して
:「ん、そうだったか」受取
:では、近付いた時そっと耳打ち「(おまえは、監視されている可能性があるのだ)」
GM:姉こと沙耶もこめかみ押さえて。黙る。
:「(……電話じゃなかったのはそれが原因か)」
:「……どうも前原さんが何かトラブったらしい。少し出てくる」>姉
沙耶:「……………………………あ?ああ。気をつけてな」
GM:何を気をつけるのか良くわかってないが。まぁ上の空で。
:「(場所を変えよう)」とささやき>継
:コクンと頷く。
:「ああ、先に休んでいてくれ」>姉
:で、外行き&動きやすい服装にささっと着替えて外へと
GM:どこかから見張っているような気配がしたが。視界からはずれた。
:「……で、実際のところ前原さんはどうしたんだ。お前が直接来るってのは尋常じゃないように思えるぞ」歩きつつ>継
:では、ある程度離れたところで、続きを切りだします。
:「とりあえず、詳しい状況は、メモを生徒手帳に挟んだのだ。樫村と私の連絡先も、一緒に載っているのだ」
:「刑事は…お縄になってしまったのだ…」(違)
:「とにかく、何か異変を感じたら、支部…おまえと会った方へ逃げて来るのだ。特に、《ワーディング》…」
:「……惜しい人を亡くしたな」沈痛な顔
:とか言いつつ、メモを見て状況を読んでおくですよ
:「これは、直接見せた方がいいのだ…」言いつつ、《ワーディング》を展開
:「この状態になると、オーヴァード以外は動けなくなるのだ。逆を言えば、こうなったら、近くにオーヴァードがいる可能性が高いのだ」
:「……何か、妙な感覚だな」
:「もしこうなったら、すぐに逃げるか、私達に連絡を入れるのだ」
:《ワーディング》を解除。
:「世界から自分が切り離されるというか、逆に感覚が鋭敏になるというか……」
:「それは分かったが……」
:じっと眼を見返す
:「うむ。感染すると、衝動に引き摺られやすくなる…あまりいことは無いのだ…」
:「…な、なんなのだ、ジッと見つめたりして…?」
:「いや、お前こそ大丈夫か?」
:「俺の気のせいならいいんだが、元気がないように見える」
:「…私は、慣れているのだ…。戦うための訓練は、受けているのだから…」
:「…まあ、ともかく! 確かに私は私で心配事はあるのだ。」
:「だから、本当もっとしっかり、おまえをケアするべきなのだが、手短に済ますのだ!」
:「……確かに俺から見ても、歩き方にもぶれがないし、姿勢や動きも悪くないんだが」
:「おまえはまだ、おまえ自身の心配をすべきなのだ。オーヴァードの戦いは、常識外…想像を超えているのだ」
:「……そうか」とだけ返して
:「とりあえず、先程見せた《ワーディング》なのだが、今回の相手は、意図的巻き込むことを狙っている節があるのだ」
:「いきなり例外的でなんなのだが、なるべく身辺に注意するのだぞ」
:「正直実感は湧かないが、気をつけるよ」
:「帰り道は送らんで大丈夫か?」
:「心配いらないのだ。私は、おまえより実戦慣れしてるのだからな!」
:チラと携帯を覗いて、小さく溜息。
:「ふむ」
:「それでは、私はそろそろ行くのだ。身辺もそうだが、身体には気を付けるのだぞ!」
:「なら、途中のコンビニまで行くか。どのみち買いものはしなきゃならん」
:てくてくと歩きだし
:「…まあ、それくらいなら構わないのだ…」
:「それとだな」
:「?」
:「比較にならんかもしれないが」
:「俺や姉貴や、その師匠やら道場主やら、街で喧嘩やストリートファイトしてる連中。色々知ってるが」
:「慣れてても、痛いものは痛いし怖いものはこわいものだと思うぞ」
:てくてくてく、と月明かりを歩いていく



□+ Scene 07 _"袋小路" +  ScenePlayer/栖條院 継

:#1d10+58
dice/Ipos:1d10=(7)=7+58=65

GM:四之宮 小春が傷ついてUGN管轄の病院に搬送・収容されて一夜明けて。
GM:自分も手が開き暫くの面会を許されたのはつい先ほどの事だった。
:「小春!」ドバーンと扉を蹴り開ける
:「…しまった、ついいつもの癖でやってしまったのだ…」(マテ)
GM:ベッドの上で生気無く天井を見つめている。
:扉を戻して…。
:「小春、気がついたのか! ………小春?」
GM:入ってきた君を見て暫く見るも。また天井に視線をもどす。
:「ど、どうしたのだ、小春!?」
:手を伸ばす。が、触れられない。
:嫌な予感が、その手を押しとどめる。
小春:「かは、は…はっ……」
GM:苦しそうに咳き込み。右手を押さえて。
GM:荒い息を吐いてから、落ち着いたように上半身をゆっくり起こす。
:「―――小春―――」
小春:「……継、か」
小春:「人を……刺しちゃったんだよね。……わたし」
:「な、何を言っているのだ、小春は。わ、悪い夢でも、見たのではないのか?」
小春:「……嘘」
GM:小春はじっと手を見て
小春:「だって……感覚を。覚えているもの」
:「なななにを根拠にそのような事を言ってるのだ…」
:「いい印象深い夢を見たから、そんな風に感じてるだけなのだ…」
:腹が立つ―――。自分は、こんなに嘘が下手だっただろうか。
小春:「『声』が」
小春:「まだ残っているんだ」
:「声?」
小春:「『妹が生まれて来るから家の中また大変だ』と自分が愚痴を言うと」
小春:「『そう──』」
小春:「『だったら。貴方の為に。消してしまえばいいじゃない』と誰かが言った声が」
小春:「『出来ないの?なら貴方の未来はお仕舞ね』と誰かが言った声が」
小春:「────消えない」
GM:ぽたり、と涙を流す。
小春:「ほんの少し。ほんの少し。頷いてしまった自分がいて──だから」
小春:「継。貴方がついたのは優しい嘘なの」
小春:「ごめん…ね」
:届かない。こんなに遠くては、私の声など届かない。
:だったら―――踏む込むしかないではないか―――。
:「小春!」
:傍まで近付き、その身体を抱き締める。
GM:小春は呆気にとられたように受け止める。
:「聞くのだ! 私は、嘘を付かない! …いや、やっぱり付く!」
:「というか、どっちかというと、嘘付きだ! 気に入らなければ、物を投げたり蹴り付けたりする!」
:「そんな私が言うことだが…聞いて欲しい―――。小春は悪くない!」
GM:小春はそうかな、と呟く。
:「嫌な事を、嫌いなことを我慢して、我慢を重ねて…」
:「それが、ほんの少し我慢できなくなったからって、なんでそれだけのことで、何もかもを背負わなくてはいけないのだ!」
:「小春…私は、さっきも言ったが、酷い嘘付きだ。隠してることも、いっぱいある。」
:「それでも、これから言うことは、本当のことなのだ」
小春:「本当の、こと」
GM:ただの反芻。
:「小春がしてしまったことは、その声とやらに釣られ、自分の隠し事を少し曝け出してしまった…それだけなのだ…」
:「だから…なにも悪いことなどない…。例え、誰が、何処で、何を言おうと、私は何度でも言うのだ…。」
:「小春は、自分を責めねばならないような、自分傷つけねばならないような、そんな悪いことなどしていない!」
小春:「そうなら…いいな」
GM:小春は背中に手を回し。
:「小春…。小春ではないのだ…人を刺したのは…。わからないと思うし、信じられもしないと思う…。でも、本当のことなのだ…」
小春:「妹が生まれたらさ。こうして抱きしめてあげられるように。なりたいと思ってた」
小春:「それが出来るかな。──ベッドの上で考えてた」
:「そうしてやればいいのだ…。誰に遠慮がいるのだ、そんなこと…」
:「こうしていれば伝わるではないか…小春の想いが…優しいことが…」
GM:それは──
GM:私達が──
GM:困るのよ──
:「…! 何者なのだ!」
GM:小春の手には小さなナイフ。
GM:左手でとんと継を突き飛ばし。
GM:苦しそうに口で「逃 げて」、と告げる。
:んー…《ワーディング》を張ってみよう。
GM:では小春は前のめりに崩れ落ちる。ナイフも力無くなって床に落ちる。
:こういう状態にする方法に、心当たりはありますか?
GM:《ワーディング》の領域の中で色あるものが一つ。カーテンに隠れ、窓の端にとまっている鴉。
:では、範囲を極小に絞って、穿つ!
GM:ソラリスエフェクトの《人形使い》かな。
:じゃあ、鴉倒せばこのシーンは凌げそうだな…。
GM:命令として「誰がレネゲイド関連事件について関与してきたら刺せ」ぐらいで。
:ということで、改めて撃とう。
GM:まー。演出で判定して。
GM:焼ける匂いがして四散しましたよ。
GM:『折角仕込みをしたのに。戻ってもらうと困るのよ』とだけ言い残して鴉は消えました。
:《ワーディング》で動けないなら、最悪の事態ではない。それに、僅かに安堵する。
GM:まぁ、気絶しているのだけれど。君が入ってくる前よりは苦しそうな感じではない。
:身だしなみを整え、ベッドに戻す。さらに、病室内を探して刃物やその代わりになりそうなものを探して、見つかったら処分。
:ちなみに、《ワーディング》はまだ念のために継続中です。
GM:あるのは果物ナイフぐらいかな。正直。
GM:小春自身のゆさぶり、が主な目的なので殺害までは考慮してない。
:果物ナイフだろうが、瀬戸物の花瓶だろうが、刃物代わりに使えるものは全部処分します。
GM:了解。
GM:ふと継の携帯が振動する。確認すると水無月の姉周辺にどこぞのエージェントの監視らしきものが出たらしい。
GM:護衛のエージェントが撃退したが、そちら(小春)の方にも人員を配置するか…との確認。
:「やはり、来たのだな…。うむ…」
:「あーあー、樫村か。頼みたいことがるのだ…」
:「人員の手配を頼む。そう、《人形遣い》だと思うのだ」
:「それを踏まえた上で、人を寄こして欲しいのだ。それと…」
:「………記憶処理の手配も、頼むのだ」
:小春は、人が良過ぎる。それに、頭もいい。自分のやったことを理解し、誤魔化せないほどに。
:「“オーヴァード”…“人を超えし者”か…」
:「何が…。こんなもの、ただの外道―――“人の道を外れた者”でしかないのだ」
:だったら、いいだろう。ここからは、“人外”の時間だ。

GM:きひ。
GM:きひひ。
GM:鴉の肉片が集いて──人となり。嗤い。そして──。消えた。



□+ Scene 08 _"鍵" +  ScenePlayer/前原 澪

:#1d10+48
dice/mio:1d10=(6)=6+48=54

GM:上司に話を通して。解放された今。署を出た所。
GM:スクーターに乗っかってぼけーっと君を待っている男一人。
:ようやく出れた……と、何故か疲れた顔をして外へ出た。 ところで、男性に気付き。
GM:まぁ。UGN奈々市支部のとりあえずの責任者の樫村ですが。
樫村:「おつかれー。いい話と悪い話と余談があるけれど」
:「う、動きが何かあったの? 貴方が此処に来ていると言う事は。」 はふーと抜け出そうな魂押し込みつつ。
:「……慣例的には、良い話から聞くべきかしらね。」 話してみて?と。
樫村:「ああ。継が端末を破壊したお陰で奴さんらの居場所がわかった事。この廃ビル群のひとつだね。まだ動いてない」
GM:ぐでーっとだらけつつ。
:「誘っていると見た方が良いものかもしれないわね、それは。 ……で、悪い方は?」
樫村:「ああ。水無月君のおねーさんが襲われかけた事。うちのものが対処したから未然に防げた、というが。」
樫村:「猶予なんかもなくなりかけてるね。これで」
GM:缶珈琲差し出しつつ。飲む?と。
:「成る程。 となると、此処はもう罠覚悟して乗り込むのも一つの選択肢に入れておきましょうか。」
:珈琲は受け取って。 最後の余談話の方はと。
樫村:「二つ。一つは言伝。一つは選択」指を二つ上げて。
:「聞きましょ。」 ごくりと珈琲一口。
樫村:「一つ目。これは──まぁ見ればわかるだろう」”犯人の遺留品”であったナイフの柄の紙をべりべりと。
GM:丸めてくしゃくしゃ。
GM:そのままぽいっと君に投げる。
GM:手にあるのは指輪。
:「……やっぱあの時、素直に鑑識に渡さないで自分の懐に入れるべきだったかしらね。」
樫村:「通例どおり三か月分らしいよ」
:「ちなみに渡す前、それとも後のものかしら。」
:はぁ、と溜息。 あーチクショウ今更ながら先越されようとしてたんだなーとは場違いに思う。
樫村:「ん。受け取った後、みたいだね。モルフェウス的には犯人の顔とか読み取れたらしいんだが。今更いうのも野暮かな、と思う」
樫村:「そして渡した方も今はいない。黙って処理して」
GM:ぐてーっ足を伸ばす。
樫村:「二つ目。まぁ。これは本人抜きにして考えてもいいのかな、とは思うけれど」
樫村:「水無月君に奴さん達の事。知らせる必要あるかな、とね」
:「だったら最初から二つあると言わなければ良いのよ。 ……奴、と言うのは“カッサンドラ”の事かしら?」
樫村:「そ」樫村の借りて来た猫のように穏やかだった目が鋭く。
:指輪をハンカチに包んでそっとポケットにしまいつつ。
樫村:「受け取り拒否したら自分が海に投げてたよ。だから二つ」
:「そう。 ……確か、“カッサンドラ”はもう一人の選別者がどうこうと言ってたわね。 それが水無月君と。」
樫村:「水無月君は確かにカッサンドラによって覚醒させられたさ。でもその『先』まで戦う理由までは無い」
樫村:「引き返せるならここで、と言う話さ。継や僕、そして君ならもう無理な話だが」
GM:樫村はぶらーっとナイフを弄んでいたが何処かへと消す。
:「確かにね。 今回の事をこれ以上言わなければ、またこれまで通りの暮らしに戻れるでしょうね。」
:「……ただ、懸念材料としては。 FHが既に彼に目を付けてしまった事。 しかも、あの悪名名高い“ディアボロス”にも、よ。」
樫村:「そうだねぇ。だから余談なんだ」
:「――今回の事を言わなかったとして。今後、彼がまた狙わると言う可能性は正直低くないと思う。」
:「……私の感情としては『これ以上は伝えたくない』だけどもね。」
樫村:「自衛の為に。其の為だけに真実を告げて非日常の世界に踏み入れさせるのはそれなりに僕だって心痛むからね」
樫村:「だからどうするのかの判断を君に丸投げしようと思ってね」
:「卑怯な大人ね、相変わらず。」 はーぁ、と深い深いため息。
:登場いいですかな?
樫村:「それが大人ってものだよ」
:電話でだけど
GM:どうぞー。
:#1d10+52 侵蝕率
dice/Rroy_k:1d10=(3)=3+52=55
樫村:「ま。答えはわかってるから」
:別に電話じゃなくて直接来ても良いじゃない!(何
GM:ぐたーっとしつつ。携帯を操作。
GM:ぽいっと投げる。
:じゃあ、前原さんの携帯に着信があるでござるよ
:おおっと。 携帯受取。
:「はい、もしもし。 前原ですが。」 しまった、誰の番豪か見忘れたなーと、
:「水無月です」
:硬い声
:「――あ、あ。 水無月君。 お話、聞かせてくれるのかしら?」
:ちょっと本人じゃん、と樫村さんをですね・・・(何
:「いや、逆です。確認したいことが」
:「姉貴が襲われたってのは本当ですか」
GM:樫村は缶紅茶飲んでスルー・・・(何
:「…………」 はふー。 事実も知ってるんじゃんともう一度視線をですね・・・(何
:「……此処で隠したところで、警察への信頼感が揺らぐわね。 ええ、その通りらしいわね。」
:私も詳細までは知らないけど、と付け加え。
:「すいません。俺も今の質問はカマかけでした」
GM:何してるの、この人、とのほほんとした目で見ておくね・・・(何)
:「あらら、カマかけでそう言う事聞いちゃうの? ……まぁ、言っちゃった事は今更訂正はしないわよ。」
:「姉貴から、仕事中の出来事を聞いて、もしかしたらと思って。あいつから状況を少し聞いてなけりゃわからなかったでしょうけど」
:詳細知らないんだもん、仕方無いでしょう・・・と言うアイコンタクトで(ry(何
:「……そういえば名前を聞いてなかったか」ぼそ<継
:「あいつ……栖條院 継さんの事かしら。」 聞いておきなさいよ、と苦笑しつつ。
:「あの子とこれ以上関わることはないと思ってましたからね」嘆息
:「その栖條院からも、自分と身内の身を守ることに専念してろ、としつこく言われましたけど」
:「……事件の方は解決しそうなんですか?」
:「成る度ね。 ……それを聞いて、如何するつもりかしら?」
:解決するかどうか。 問われれば、そう返し。
:「これが警察の捜査だというのなら、当然放っておきますよ」
:「だけど、前原さんは刑事ですが、樫村さんは違うように思えるし、栖條院にしてみれば問題外」
:「何より、あんな小さなナリをした奴が“戦うのは私の仕事”だとまで言い切っている。……一体何なんだ、“あなたたち”は」
:純粋に疑問をぶつけてくる。そんな口調で
GM:僕が答えてもいいけれどね、とだらっとして。
:「……あの場で言った筈よ。」
:「樫村さんと栖條院さんは、貴方のようになり行きで“超人”の力に目覚めてしまった人たちを保護する団体に所属している人。」
:そうとしか答えられないでしょ、と。 つーか代わってくれるのなら代わってよ(何
:「……今のところは、そうとしか言えないわよ。 私としては。」
:これ以上行ってしまえば、関わらせる事はもう確定になってしまうだろうから。 溜息をまた漏らし。
:「なら、もう1つだけいいですか」
:「聞くだけは聞くわ。 答えられるかどうかは、その後から考えるけど。」 それでも良いのならと。
:「超人……貴方達曰く“オーヴァード”に関わる事件は、表沙汰にされない。ということですよね」
:「……どうしてそう思うのかしら?」 まだ答えは言わず。
:「一般での認知度、俺が保護されたのが警察署ではなかったこと、栖條院の態度と、あいつが闘わなければならない理由……」
:「それに……“ワーディング”の存在。ただの推論と言ってしまえばそれまでですが」>澪
:さて、如何するか。 ――あぁ、頭が痛い問題だな。何時だって、これは。
:「……その返答をする前に、もう一度聞くわ。 “それを聞いて、貴方は如何するつもり?”」
:「軽率な真似はしないつもりです。あの時、前原さんに絞られましたからね」
:「ですが……心配してもらっている自覚もあります。すみません」
:#1d10+65
dice/Ipos:1d10=(5)=5+65=70
:「我儘を言いました。……樫村さんに代わってもらえますか?」>澪
:「樫村、ここにいたのか! お、なんだ、刑事もいたのか?」
:「なんだ、話し中だったのか、すまんな」
:「――良いわ、ちょっと待って。」 ご指名よ、と携帯を樫村さんの方へ放り投げて。
GM:樫村はいい加減警察署の前でだらっとしてるのどうかなーと思いつつ。受け取って。継の方を見て。
樫村:「で。水無月君」
:「後ほど連絡します」>樫村
:「……その時はお願いします」
:「むぅ…敵の居場所がわかったと聞いたから、探していたのだが…」
:「……ああ、栖條院さん。 そりゃ此処は私の拠点よ?」 居て当たり前ーと、現れた少女に。
樫村:「ああ」
:「そうか、拠点ということは、逮捕されるが日常だったのだな、刑事は…」(違)
:んで、電話切るでござるよ
:ちょ、継の浸食返せ!(笑)
GM:樫村も悲痛な顔をしておくね・・・(何)<逮捕される
:侵食は返さない代わりに全部のミドルに出たで賞をあげるからこれで我慢して下さいよ・・・(何
:すまぬ……(笑)<継
:まぁ待て落ち着こう。 ちゃんと警察手帳所持の刑事だからな!と言う目で二人をさ・・・(何
:(でもクライマックスへの繋がりは自然になると思うの)
:うわーん! 刑事なんて、三食カツ丼食べてればいいんだー!(笑)
:太りたくないから勘弁してくださいよ!(何
樫村:「で。ファルスハーツのエージェントの居場所わかったけれど行く、でいいんだよね。今更だけれど」
GM:携帯を閉じて。
:「うむ。ところで、刑事」
:「一つ、言っておくことがあるのだ」
:「良いわよ……って何かしら?」 言っておくこと?と視線向け。
:「今回、私は“逮捕には”協力できそうにないのだ」
:その口調は、いつになく重く、その瞳は、いつになく冥い。
:「…………せめて、私の時で何とかできた場合は勘弁して欲しいとは願わせて貰うわ。 それ以外なら、正当防衛に入れておくけども。」
:刑事としてはそれだけしか言えないから、と。 ――それ以上の言葉を、自分から言う訳にはいかない。
:「ここから先は、“外道(オーヴァード)”の戦いなのだ…」
GM:樫村は暫く継を見て、澪を見て。”携帯を見て”。仕舞う。
:「樫村は…まあ、変についてこられても足手纏いだから、周りのフォローと裏工作をお願いするのだ」(マテ)
樫村:「ひどいなぁ。まぁそうなんだけれどねー。言い方ってあるよね……」(何)
:「良い大人ならそれくらいでめげないの。 まぁ、何時のも通り頼りにはしているわ。」
:今一度、ポケットに突っ込んだハンカチ――と婚約指輪を握りしめる。
樫村:「そう言ってもらえてたすかるなぁ」ぐったりーして携帯を操作。前原の所にデータ転送。
:何か携帯がぴろーんって鳴ったんだけどー(何
樫村:「居場所のデータは送っておいたから。僕少し行く所あるから」
GM:エンジン掛け直し。
:「了解、後の事は任せて。」
:空いている片方の手でひらりと手を振る。
:――自分は決して、仇討ちなんて望まない。 死者――彼女も、それを望んでい無い筈だ。
樫村:「彼の選択を責めてはいけないよ」
GM:言い残して走り去る。
:ただ、“未来は変えられる”。
:どれだけ、その先を見通していようが。意志さえあれば、それはどうとでもなるものだと信じているし、彼女もそう信じていた。
:だから――
:「……聞かせたくない、知らせたくないと言う事を選択したのは私の我が儘よ。」
:「だから、彼が次に何を選ぼうが、我が儘を貫き通した私に何かを言う権利なんて何も無いわ。」
:分かってるでしょ、と走り去る様子を静かに見つめ。
:――さあ、行こうか。 教える為に。

GM:雨は未だ上がらず。
GM:暗雲は晴れず。
GM:星すらも彼方にて。
GM:夜の闇は──もうすぐ其処に。